小学校の先生は国語，算数，理科，社会…
と指導しなくてはならなくて教材研究が
大変です。特に困っているのが道徳のようです。
そこで､子供が前のめりになる道徳を
研究してきた私の出番です。
こんな道徳の授業はどうでしょう、と
授業を見せる機会がありました。
5年生「くずれ落ちた段ボール箱」（出典:東京書籍）という教材です。
話の内容は
休みの日に私と友子はショッピングセンターに行く。
そこで孫を連れたおばあさんを見かける。
孫は店内に高く積み上げられた段ボール箱に触れて崩してしまう。
それを直そうとするおばあさん。
孫はおもちゃ売り場に行こうと先に行ってしまう。困っているおばあさんに､
「おばあさん､段ボール箱は私たちが直しますので､迷子にならないように男の子の方に行ってください。」と声をかける。
おばあさんはお礼を言い､孫を追いかける。
私たちが､崩れ落ちた段ボール箱を直していると､事情がわからない店員が来て叱られてしまう。
店員と一緒に段ボール箱を直した後、
こんなところで遊ばないように注意して店員は去っていく。
その後､孫を連れておばあさんが戻って来て
お礼を言われる…
まだ､話の続きはありますが､ここで子供に
「あなたが私たちの立場だっら､
もやもや？ すっきり？」と問いかけて､
ワークシートを配ります。
自分の心の位置がどこになるか数直線上に⭕️で示します。
次になぜ、その位置につけたのか理由を書きます。
黒板でこのように⭕️をつけることを
説明して､ワークシートに書く活動をします。
みなさんは､どこに⭕️がつきますか？
そこにつけた理由は何でしょう？
続きは次のブログに書きます。