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欧州退屈日記 その20(買い物)

2025-03-05 07:54:59 | 日記
一般的に言って、欧州での買い物は安くありません。
但し、セール期間中は別です。クリスマス明けの1月や7月にセールが始まります。ケチ臭い日本では2-3割引きが通例ですが、欧州ではブランド品でも5割引きが当たり前に出てきます。以前ドイツでフェラガモのネクタイを5割引き以上で5本まとめ買いをしたこともあります。特に靴はクオリティーが高いので、おススメです。(ただし、基本は幅がEなので、足幅の細めの人向きです。日本はEEE、アメリカはCからEEEまで何でもあります。)
また、閉店間際は要注意です。
前に書いたように労働は悪で、基本的に残業は一切しないのが欧州のルールなので、5時閉店の場合は30分前くらいから帰宅準備を始めます。特に労働者の権利保護がしっかりしている北欧や西欧では20分前から購入を受付してもらえません。私の場合はドイツのスーパーで4時45分にレジに並んだらアウト、まだ閉店になってないやないかとかいくら主張しても、もう帰るモードに入ってるから無理、5時は自分らが帰る時間だからと言われます。
M商事の友人とスウェーデンで邦人経営の店に閉店20分前に行き、その友人が何かを買おうとしたら、日本人店主がドイツ人と同じことを言って、売ってもらえませんでした。友人は店主にお前は日本人なのに・・・と文句を言いましたが、労働者保護は完璧にいきわたっているようです。
ところで、ドイツの店員は通例無愛想でまず近づいてきませんが、ラテン系の国では愛想がいいので、つい無用のものまで買わされそうになります。パリでBossの店に入り、分厚い革のコートをやっぱり高いなあと眺めていたら、店員が寄ってきてお似合いですよと言うので、いや袖が長すぎて合わないと返したら、袖は調整しますよ、いつまでパリに滞在で?と聞かれ、いや高いからと言ったら、値引きしますよと言われ、20%引き(それでも高いが)で買わされてしまいました。イタリアではFurlaでベルトを見ていたら長かったのでやめようとしたら、調整できますよといわれ、その場でFurlaのネームが入っている部分をジョッキン、ぴったり合わせてくれましたが、Furla製品だという証拠は消えてしまいました。
一般的に言えば、ブランド品は売れ行きが芳しくないドイツの方が安いし、変な売り込みもないので、安心して購入はできます。ただ、シャツの袖直しなどサービスは一切ありません。(お金を払うと言ってもやってませんの一言です。)どちらを選ぶかは皆さん次第。


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