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配信されてたので速水誠一郎本編やって来ました(*^-^)b
やり始めたらどんどん先が気になって一挙に最後まで読んじゃった。
だけどね、一話目の好感度の針がピタッと止まったまま動かないので、三回くらいやり直した(^▽^;)。
途中から好感度の変更は効かないから、後はそのまま行ったけどね。
時々ピタッと止まるものの何とかスパハピで終わりました。
でもハピエン読むためには好感度低めで最初からやり直さないといけないのよね(^_^;)
さて、速水さんは前社長に選ばれた社長候補ではない。
ので、このルートでは二ヶ月も婚約者候補を選ぶことができなかったヒロインが6人からのラブラブコールに根を上げて速水さんに泣きつくところから進んでいく。
何しろ家の周りにリムジンは止まる(花京院さん)わ、もんじゃ焼き屋の叔父さんのところに赤薔薇もった博人くんが現れるわで、近所迷惑だからということで、速水さんちに一緒に住むようになる。
速水さんはサイボーグと呼ばれるくらい何もかも完璧で一見冷たい。
メガネかけてるところといい、まるでナイトメアハーレムのカイムさんww
ヒロインには砕けた姿を見せず朝食も完璧、お弁当まで自分で作ってる。
かと思えばリビングのソファーで眠り込んだヒロインに風呂あがりの裸で迫るのかと思えば、単にメガネを取るためだけだったり…。
ストレスからお昼を大食いしてると「未来の社長夫人が見た目が悪いといけないから」という理由で、速水さんちまで歩いて帰らされたり…。
近所の商店街で一緒に食材を買ってて、新婚さんに間違われても全然動じないし。
だけど、実はヒロインのことはすごく観察してて、よく知ってる(ストーカーちっくなわけではないよ)
それはヒロインの祖父と共に10年間ずっとヒロインのことを見守ってきたから。
さて、サイボーグな速水さんも熱を出すことがあって、でも仕事を止めようとはしない。
それに気づいたヒロインは速水さんをソファーに寝かせ、その指示を受けながら速水さんの仕事をしていく。
ヒロインは事務能力の高い人らしく、この出来事で速水さんのヒロインに対する評価はぐっと上がったらしい。
そして、ヒロインの誕生日。
親友2人との女子会を楽しみにしてたのに、急に2人の都合がつかなくなって落ち込むヒロイン。
家に帰って1人でいたら花京院さんから急な仕事の呼び出し。
行ってみると6人の特例重役たちが待っていてサプライズの誕生パーティーを開いてくれた。
しかし、速水さんは仕事で来てくれない。
しかも、このパーティーをお膳立てして、みんなを招集したのは速水さんだという。
さて、一番ぐっとくるのは、家に帰って速水さんに誕生日のプレゼントを渡された時。
なんとヒロインの祖父に命じられて用意してきた(渡せなかったけど)10年分のプレゼント。
祖父が亡くなってからも習慣でヒロインのための誕生日プレゼントを用意してきたという。
それがすべてヒロインの好みにあったもの。
そして、今年のプレゼントはヒロインのイニシャルのペンダント。
2人が接近するポイントはいくつかあるけど、6人の特例重役たちと次々デートした日に最後に速水さんが「私が練習台になりましょう」と言って、ドライブに連れて行ってくれたこと。
6人とのデートで疲れ果て、うまく行かなかったというヒロインに「相手にしてもらうだけでなく、自分からもいい雰囲気にしようとする努力が大切です」と言ってくれる。
そして、速水さんのは練習デートだって言うんだけど…。
最後にとてもいい雰囲気になるんだよね。
もう一つの大きな接近ポイントは2人でエレベーターに閉じ込められて、暗闇の中でヒロインを抱きしめ慰めてくれたこと。
でもあまりにも2人の気持ちが接近してしまったことで、速水さんは急に冷たくなってヒロインに距離を置くようになってしまう。
ヒロインは速水さんのことが好きな気持ちに気づいたのに、速水さんからは家を出て行くように言われ、さらに花京院さんを選ぶように勧められる。
ヒロインは速水さんの立場を思い花京院さんのところへ行くのだけど、速水さんからはさらにベッドも共にするように命令されて…。
花京院さんのお屋敷が見られたのは眼福だった。
花京院さんのルートはやってないので…^^;
執事がいて、メイドが居て、譲二さんの実家みたいだったよ。ううん、それよりもっと華やかなかんじ。
速水さんが吊るしあげられる株主総会で、ヒロインは自分が前社長の孫娘だと宣言して、速水さんのヒロインを妻にして自分が社長になる決心を促すことになる。
速水さんはナイトメアのカイムと同じで、厳しい人のようでありながら、ヒロインが恋人になればとても甘やかす人になりそう。
ハル君ルート本編をハル君目線から妄想してみた。
o(〃^▽^〃)o
ハルくんの独り言(本編6話)その1へ
☆☆☆☆☆
種村春樹
身長:177cm 体重:60kg 血液型:A型 特技:勉強・空手 性格:明るいしっかりもの。 優しくて明るい爽やか少年。小さなころからしっかりもので泣いているとお花をくれた思い出がある。
4月25日生まれ
☆☆☆☆☆
ハルくんの独り言(本編6話)その2
女の子の準備には時間がかかる。
着替えた佐々木にくっついて俺達も洗面所で待っている。
一護「おい、いつまで歯磨いてんだよ」
百花「あ、いちごふん。もうひょっとらっへ」
一護「…はあ? 何言ってんのかわかんねーよ」
そうか? 『一護くん。もうちょっとだって』って言ってるよね?
百花「ひゃひゃひかけるはられしょ!」
剛史「…全くわかんねぇ」
剛史にも分かんないのか…。
春樹「ははっ! 話しかけるからでしょ、って言ってるんじゃん?」
百花「ほう!」
理人「ハルくんよくわかるね~」
春樹「まともに話せない頃から一緒にいるんだから、わかるだろ!っていうか、何でみんなわかんないの」
竜蔵「一文字もわかんねえんだけど…」
百花「よし、終わった! あとは、ちょっと化粧して…」
春樹「え? 佐々木、化粧すんの?」
俺は驚いて佐々木の顔を見つめた。
化粧なんかしてなくても可愛いのに…。
百花「そりゃ、外に出るんだもん」
春樹「佐々木は化粧する必要なんてないじゃん。そのままでも十分、可愛いのに」
目を丸くしてる佐々木の後ろの時計が目に入った。
春樹「あ、やべ! 俺もう行くから。また後でな」
竜蔵「おー」
百花「え? ハルくん一緒に行かないの?」
春樹「これから部活なんだ。午後には合流するから」
百花「そっか…」
心なしか佐々木がしょんぼりしてるように見えた。
後ろ髪を引かれながら部活に向かう。
寝起きの佐々木、いつもとちょっと違ってて…でもそれも可愛かったな…。
って、何考えてんだろう、俺。
☆☆☆☆☆
いつもは楽しい練習も今日は早く終わりたくて気が焦ってしまう。
部活の練習が終わると急いで着替えてフリマに向かう。
フリマの店番をしている佐々木の姿が目に入った。
春樹「ごめん、遅くなった! どう? 繁盛してる?」
俺に気付いた佐々木は顔いっぱいの笑顔を見せた。
百花「あっ、ハルくん! お疲れ様。結構お客さん来てくれてるよ」
春樹「そっか。じゃあ、俺も並べようっと」
百花「…ハルくんの商品ってそれ?」
春樹「うん、可愛いだろ。動物型した花のオブジェ」
百花「う、うん…」
春樹「これ、何の動物だと思う?」
佐々木が少し自信なさそうに言う。
百花「もしかしてウサギ?」
春樹「当たり! 可愛いだろ? この耳のあたりとか頑張ったんだけど」
百花「うん…そうだね、可愛い耳だね」
春樹「佐々木ならわかってくれると思った」
百花「あはは…」
春樹「結構自信作なんだよな。睡眠時間削って作ったから」
昨夜はいつもの勉強が終わってから、オブジェの仕上げを始めたから2時過ぎまでかかっちゃったんだよね。
百花「…ふふっ…ハルくんらしくって、私は好きだよ」
佐々木にそう言ってもらえると、頑張ったかいがあったなって思う。
春樹「ハハッ! ありがとう」
百花「だんだん、混んできたね」
隣の店に来たお客さんが奥の物を覗きこもうとした。
そのカバンが当りそうになって佐々木は身体を縮こませた。
春樹「そうだね・・・もう少しこっちにおいでよ」
俺は少し腰を浮かせて、自分の横にスペースを作った。
百花「う、うん」
☆☆☆☆☆
うちの店によく来る子供たちが声をかけてくれる。
2、3会話をしてたら佐々木がぽつりと言う。
百花「ハルくんは、小さい子にも人気だよね」
春樹「そんなんじゃないよ、よく店にくるだけで…」
百花「そうなんだ…」
佐々木は俺のこと人気者とか思ってるんだろうか?
店番とかするから、確かに普通の高校生よりは顔が広いけど…。
でも、単にそれだけなんだけどね。