小説を検索しやすくするためインデックスを作りました
インデックス 茶倉譲二ルート…茶倉譲二の小説の検索用インデックス。
インデックス ハルルートの譲二…ハルくんルートの茶倉譲二の小説の検索のためのインデックス。
手書きイラスト インデックス…自分で描いた乙女ゲームキャラのイラスト記事
他にも順次インデックスを作ってます。インデックスで探してみてね。
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手抜き(>_<)昨年の記事の再掲です。
(▼∀▼)(▲ω▲)†(▼皿▼) †(▲∀▲)(▼ω▼)
吉恋本家の番外編、『クロフネハロウィン』には譲二編がない。
だから、譲二編を自分で作ってみた。
高校時代で、付き合い始めて間がない頃。
この設定は他のルートと同じ。
(▼∀▼)(▲ω▲)†(▼皿▼) †(▲∀▲)(▼ω▼)
クロフネハロウィン~譲二の場合~その4
カラカラーン~♪
理人「マスター、衣装もらって来たよ」
譲二「あ、ご苦労様」
理人「当日まで、みんなに見られないところに隠しておいてね」
譲二「OK!」
理人「じゃ、今日はもう帰るね」
譲二「え、すぐカフェオレ淹れるから飲んでってよ」
理人「カフェオレか~。じゃあもらおうかな」
譲二さんがカフェオレを作りに厨房に入った。
百花「ねぇ、りっちゃん、私の衣装もあの中にあるんだよね?」
理人「そうだよ。百花ちゃんのは、マスターのたっての望みの…」
百花「え?何?」
理人「エヘン…。それは当日のお楽しみ」
りっちゃんは結局、私が何の仮装をするのか教えてくれなかった。
(▼∀▼)(▲ω▲)†(▼皿▼) †(▲∀▲)(▼ω▼)
その夜。
譲二「ねえ、百花ちゃん…。ちょっとハロウィンの衣裳を着てみてくれるかな?」
譲二さんが持ってきたのは…。
百花「これって、メイド服ですか?」
譲二「うん。百花ちゃんにはメイド服が絶対似合うだろうな~って思って、りっちゃんにリクエストしてたんだ」
百花「でも、りっちゃんは当日のお楽しみだって…」
譲二「そうなんだけどさ…。当日まで、なんだか待てなくて…。いい?」
百花「私は構わないですけど…」
(▼∀▼)(▲ω▲)†(▼皿▼) †(▲∀▲)(▼ω▼)
二階で着替えて降りてきた。
百花「譲二さん、似合いますか?」
譲二「……」
百花「どこか変ですか?」
譲二「…あ…いや、すごく可愛いよ…」
百花「そんなに見つめられると、ちょっと恥ずかしいです…」
譲二「ねえ、百花ちゃん。…『ご主人様』って言ってみて?」
百花「ご、ご主人様…」
譲二「……」
譲二さんは私を抱き寄せるとぎゅっと抱きしめた。
百花「…譲二さん」
譲二「参ったな…。すごく可愛いんだけど…。こんなに可愛い姿を他の男たちには見せたくないよ…」
譲二さんは腕を緩めて私の顔を覗き込むと呟いた。
譲二「それに…そんな顔しちゃダメだよ…」
百花「そ、そんな顔って?」
譲二「こんなことをしたくなっちゃう…」
百花「え……んっ…ん」
譲二「メイド姿で、こんな色っぽい顔、俺以外の男の前じゃ絶対にしないでね」
(わたし…どんな顔してるの?)
譲二「それにしても弱ったな…。あいつらにはとても見せられないよ…」
譲二さんは何度も『弱ったな』『弱ったな』と呟きながら、その合間に優しくキスをしてくれた。
(▼∀▼)†その5へつづく
手抜き(>_<)昨年の記事の再掲です。
(▼∀▼)(▲ω▲)†(▼皿▼) †(▲∀▲)(▼ω▼)
吉恋本家の番外編、『クロフネハロウィン』には譲二編がない。
だから、譲二編を自分で作ってみた。
高校時代で、付き合い始めて間がない頃。
この設定は他のルートと同じ。
(▼∀▼)(▲ω▲)†(▼皿▼) †(▲∀▲)(▼ω▼)
クロフネハロウィン~譲二の場合~その3
譲二の話『ジャック・オ・ランタン』
昔、怠け者でずる賢いジャックという男がいた。
あるハロウィンの夜、酒場でジャックが酒を飲んでいると地獄から来た悪魔に出会った。
悪魔はジャックの魂を取りに来たのだ。
ちょうど飲み過ぎて、酒代を払えなかったジャックは悪魔に言った。
「俺の魂をお前にやろう。だから、この世の別れにあと一杯酒を飲ませてくれ」
悪魔はそのジャックの最後の望みを聞き入れ、約束を交わした。
そしてジャックが酒を一杯飲むと、悪魔は、ちょうど酒代を払えるだけの6ペンスコインに化けた。
しかし、ずる賢いジャックは悪魔が化けたコインを銀の十字架で押さえつけ、悪魔が元に戻れないように自分の財布に閉じ込めてしまった。
元の姿に戻れず困った悪魔へ、ジャックは再び取引をもちかける。
「おい! ここから出して欲しいなら、これから10年間、俺の魂を取りに来ないと約束をしろよ」
その条件を飲んだ悪魔は、ようやく財布の中から解放された。
(▼∀▼)(▲ω▲)†(▼皿▼) †(▲∀▲)(▼ω▼)
それから10年の月日が経った。
ジャックが田舎道を歩いていると再び、あの悪魔と出会った。
約束の刻限が切れたので、悪魔は今度こそジャックの魂をいただこうとやってきたのだ。
しかし、ジャックもむざむざ魂を取られたくはないので、一計を案じた。
「わかった。俺も覚悟を決めた。ただし、死ぬ前にリンゴが食べたい。俺の魂をやるから、この木の上に登ってリンゴを取ってきてくれないか」
そうジャックは言った。
悪魔の方は「どうせこれで魂は俺のものなのだから」と思い、木に登ってジャックにリンゴを渡してやった。
ところが、悪魔が木に登ったスキを付いて、ジャックは持っていたナイフで木の幹に十字架を刻んでしまった。
悪魔は十字架が怖いあまり木を降りる事ができず、ジャックにまた取引を持ちかけられてしまった。
ジャックの願いは「今後二度と、自分の魂を取りに来ないこと」。
その約束を取り付けたジャックは、悪魔をようやく木の上から降ろしてやった。
その後、悪魔は約束通りジャックの前に二度と現れることはなかった。
(▼∀▼)(▲ω▲)†(▼皿▼) †(▲∀▲)(▼ω▼)
さて、そののち、色々と悪行を重ねたジャックも天寿を全うし、この世と別れることになった。
しかし、ジャックは悪い行いしかしなかったため、天国へは入れてもらえなかった。
そこで仕方なくジャックは地獄へ行く事にした。
地獄の入り口にたどり着いたジャックは、そこで三たびあの悪魔と出会った。
地獄へ入れてくれと頼むジャックに悪魔は
「お前が生きていた時に交わした約束がある。だから、お前の魂を取るわけにはいかない」
と地獄に迎える事を断った。
天国へも地獄へも行けず困り果てたジャックは訊ねた。
「ああ…どこに?俺は、どこへ行けばいいんだ…?」
悪魔は首をすくめると答えた。
「さあね。『元いた所』へでも帰るんだね。でも、お前に安住の地なんて無いだろうよ」
仕方なくジャックは来た道をとぼとぼと引き返した。
しかし、道はとても暗いうえ強い風が吹いていた。
「これはたまらん」
そう思ったジャックは悪魔に「灯りをくれ」と頼んだ。
悪魔はその最後の頼みを聞き入れ、地獄の業火の炎をジャックに分けてやった。
ジャックは道端に転がっていたカブをくり抜いた。
そして、その中に炎を入れて、ランタン(提灯)を作ると、ジャックはその灯りを頼りに旅に出た。
ジャックは今も、地獄の炎のランタンを手に、この世とあの世を、行く宛てもなく永遠に彷徨い続けているという…。
(▼∀▼)(▲ω▲)†(▼皿▼) †(▲∀▲)(▼ω▼)
理人「え? かぼちゃじゃないの?」
譲二「うん、元はカブだったらしいね。元々この祭りはアイルランドの土着の祭りだったんだ。
そして、キリスト教が入って来た時に、キリスト教の万聖節(11月1日)の前夜祭として今の姿になったらしい」
剛史「ハロウィンはアメリカ発祥かと思ってたけど、アイルランドだったのか」
竜蔵「アイルランドってどこだ?」
春樹「イギリスの西隣りにある島…というか国だよ」
譲二「それで、アイルランド人がアメリカに移住した時にハロウィンもアメリカに広まったんだけど、ジャック・オ・ランタンを作るためのカブが栽培されてなかったために代用品としてたくさんあったかぼちゃで作ったらしいよ」
一護「でも、カブよりもかぼちゃのほうがそれらしいな」
譲二「そうだよね。カブよりも大きいし、色もオレンジで鮮やかだし、それでかぼちゃはハロウィンに欠かせないものになったんだろうな」
(ジャックさん、なかなか大変な目に会ってたのね)
私は大きなオレンジ色のかぼちゃをそっと撫でた。
(▼∀▼)†その4へつづく
手抜き(>_<)昨年の記事の再掲です。
(▼∀▼)(▲ω▲)†(▼皿▼) †(▲∀▲)(▼ω▼)
吉恋本家の番外編、『クロフネハロウィン』には譲二編がない。
だから、譲二編を自分で作ってみた。
高校時代で、付き合い始めて間がない頃。
この設定は他のルートと同じ。
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クロフネハロウィン~譲二の場合~その2
クロフネでハロウィンのイベントをすることになった。
そこで、みんなで担当を分けてみた。
チラシとポスター…春樹
メニュー…竜蔵
衣裳係…理人
土産のスイーツ係…一護
飾り付け…剛史
え~と…。
若干色々と心配な人はいるけど、そこは私と譲二さんがフォローに入ることになった。
(▼∀▼)(▲ω▲)†(▼皿▼) †(▲∀▲)(▼ω▼)
春樹「出来た! 下書きだけど、こんな感じでどうかな?」
ハルくんの声に、そのポスターを覗き込んだ。
(…なんか、とってもおどろおどろししい。みんなが言ってたようにハルくんの美的センスが破壊的ってこういうことなんだ)
百花「この丸いのは…もしかしてかぼちゃなの?」
春樹「そうだけど…。分からなかった?」
(まあ、オレンジ色に色付けすれば大丈夫だよね)
百花「ううん。…あ、でも、この『お土産もあるよ』とか『ハロウィン限定メニューあり』とか、分かりやすくていいよね?」
春樹「そうなんだ。この部分、手書きの文字でポップみたいにしたいんだけど、佐々木が書いてくれる?」
百花「私? でも字はハルくんの方が綺麗じゃない?」
春樹「でも佐々木の方が女の子らしく可愛いく書けると思うから…」
百花「分かった。任せといて」
(▼∀▼)(▲ω▲)†(▼皿▼) †(▲∀▲)(▼ω▼)
ハロウィンを数日後に控えて、八田青果店からかぼちゃが届いた。
竜蔵「ほい! これは食べられない種類のかぼちゃだからな」
百花「うわぁ、すごい。大きいね」
竜蔵「こんなにでかいのに食べられないとはな…」
譲二「やあ、リュウ、ありがとう」
竜蔵「ジョージ、保管場所に気をつけろよ。食べられないとはいっても生の野菜だからな」
譲二「涼しくて薄暗くて、風通しのいいところ、だっけ?」
竜蔵「それと湿気にも気をつけろよ」
譲二「分かった」
春樹「さすがリュウ兄だね」
理人「それでいつジャック・オ・ランタンをつくるの?」
竜蔵「切り込みを入れると腐りやすくなるからな…」
百花「前日にやった方が良さそうだね」
一護「当日に腐ってたら、意味ねーからな」
剛史「だけど、ハロウィンにはなんでこのかぼちゃお化けを飾るんだろうな?」
理人「タケ兄、かぼちゃお化けじゃなくジャック・オ・ランタンだよ」
譲二「そのジャック・オ・ランタンにはこんな伝説があるんだ」
譲二さんはジャック・オ・ランタンにまつわる伝説を話し始めた。
(▼∀▼)†その3へつづく
手抜き(>_<)昨年の記事の再掲です。
でも、私の大好きな話なの。
(▼∀▼)(▲ω▲)†(▼皿▼) †(▲∀▲)(▼ω▼)
吉恋本家の番外編、『クロフネハロウィン』には譲二編がない。
だから、譲二編を自分で作ってみた。
高校時代で、付き合い始めて間がない頃。
この設定は他のルートと同じ。
(▼∀▼)(▲ω▲)†(▼皿▼) †(▲∀▲)(▼ω▼)
クロフネハロウィン~譲二の場合~その1
百花「マスター、テーブルの片づけ終わりました」
譲二「あ、ありがとう。ケーキの試食があるから、百花ちゃんもこっちへ来て」
百花「わぁ、すごいですね。こんなに種類があるんだ」
一護「オヤジがなんか張り切ってんだよ。それで、秋らしいケーキを作ってみたんだとよ」
百花「アップルパイにかぼちゃのタルト、モンブランも美味しそう、こっちの紫色のは…」
竜蔵「紫芋だ。その芋もかぼちゃもりんごもウチが卸してるからな。新鮮だぞ」
春樹「素材がいい上に倫護おじさんが腕によりをかけたんだから、どれも旨いよね」
剛史「このショコラマロンての、貰った」
理人「あ! それ僕が狙ってたのに…」
竜蔵「早い者勝ち、だからな」
理人「リュウ兄、しっかり紫芋のモンブランを確保してるし」
竜蔵「うちから納めた紫芋がしっかり働いているか見届けないとな」
理人「変な理屈…」
譲二「百花ちゃんも早く選ばないとみんなに取られちゃうよ?」
百花「はい…」
(でも、どれも美味しそうでなかなか決められないよ)
(▼∀▼)(▲ω▲)†(▼皿▼) †(▲∀▲)(▼ω▼)
一護「うへぇ、やっぱり甘い! このかぼちゃのタルトは甘みを抑えてみた、なんて言ってたくせに…オヤジのヤツ」
剛史「ケーキなんだから、甘くて当たり前だろう」
一護「くそっ、思いっきり食っちまったぜ! 」
百花「フフッ」
ポカッ!
百花「痛い! 一護くん、やめて」
春樹「一護! 気に入らないからって、佐々木に当たるのはやめろよ」
一護「んだよ!」
譲二「はいはい、そこまで。一護も気やすく百花ちゃんを叩かないでね」
剛史「マスター、目が笑ってない」
理人「あ~あ、またマスターが、百花は俺のものオーラ出してる」
春樹「え~と、かぼちゃと言えば、来週末はハロウィンだね」
竜蔵「かぼちゃと言えば、冬至だろう?」
理人「リュウ兄それは一ヶ月以上先の話だよ」
春樹「せっかくだから、クロフネをハロウィン仕様にしてみない?」
剛史「ハロウィン仕様?」
百花「ハロウィンの飾り付けをするってこと?」
春樹「うん。それだけじゃなくて、メニューにも何かハロウィンのものを取り入れるとかさ」
一護「ハロウィンのメニューと言えばかぼちゃを使ったレシピを考えないとな」
剛史「そこまでするなら、チラシとかも作った方がいいんじゃないか?」
百花「そうだね。お客さんもたくさん来てもらえるかもね」
竜蔵「つーか、ハロウィンっつったら、やっぱ変身だろ!」
百花「アハハ、リュウ兄、子供の頃も変身って言ってたよね!」
竜蔵「お前、そんなのよく覚えてんな」
理人「ていうか、変身じゃなくてコスプレって言うんだよ、リュウ兄」
竜蔵「コスプレ…なんか、楽しそうな響きだな」
譲二「みんな…、俺のためにそんなに一生懸命考えてくれて…」
(えっ! 譲二さん、もしかして泣いてる!?)
竜蔵「ジョージのためならこのくらいお安い御用だぜ!」
理人「まあ、クロフネでイベントすれば僕らも楽しいからね」
というわけで、クロフネでハロウィンのイベントをすることが決まった。
(▼∀▼)†その2へつづく
久々にハマった〜という漫画を見つけまして。
絵柄が気になったのと、1話無料というのに惹かれて読んでみたら、11巻まで完走しました。
このブログではお馴染みの年の差恋愛ですが、この「これは恋のはなし」では何と年の差21歳!!!
初出の時のヒロインは10歳で小学生。
下手すると犯罪でござる(^◇^;)
最終話に行く前の話の段階ですら高校生で、手を出したらやっぱり犯罪ですけどね。
一途なヒロインが好きになるのはスランプ中の小説家。
主人公である真一が住む古くて広い日本家屋に、拾った子猫をここで育てさせて欲しいと遥(ヒロインです)が現れるところから、話は始まる。
「出てけ」と言われても「お願いします」と食い下がる遥の大人の女性のような瞳に引き込まれて、真一は思わず「猫をここに置いてもいい」と許可してしまう。
もうこの時から真一は遥に魂を奪われたといえるのかもしれません。
猫を置いてもらっているからと遥は真一の身の回りの世話を始める。
そして、家族の愛に飢えている遥は真一のことを好きになり慕い続ける。
この遥の「好きな人のそばで変わらず一緒にいたい」という気持ちは健気で応援したくなります。
真一の親友で編集者の大垣がスランプ中の真一に「彼女をモデルにした恋愛小説を書いてみろ」とそそのかし、真一も次第に遥のことを意識していく。
大垣は真一の子供の頃からの友人ですが、彼らにはもう一人サトミという友人がいる。
サトミは見た目美しい女性だけど、実は男性。
で、昔は真一のことが好きだった。
この大人3人に遥の同級生で遥のことが好きな杉田、同じく同級生で杉田のことが好きで遥の友人になる詩子の3人が子供チーム。
この6人が絡んで物語は進んでいきます。
大人たちの見た目は変わらないけど、子供たちが小学生→中学生→高校生と成長していき、時の流れを感じます。
一応真一はロリコンではないので、遥への恋心を自覚するのは遥が中学生の頃です。
21歳の年の差恋愛というとちょっと気持ち悪いと思われる方もいると思います。
実際犯罪まがいのストーリーのエロ漫画なんかもありますしね。
でも二人の間はプラトニックなままで話が続いていくんです。
子供たち3人が悩んだ時、大人がそれぞれそっとフォローするのがいいですね。
そして大人たちも子供たちから学んでいく…と。
ヒロインの遥は複雑な家庭環境です。
会社経営のためほとんど外国暮らしで家に帰ってこない父。
遥の兄を溺愛し、その兄が事故で死んだために心を病んで入院している母。
だから遥は週三回くる家政婦さんに世話されながら広い家に一人で住んでいる。
一方真一の方も子供の頃に母に一家心中の道連れにされかかり、なんとか生き残ったという壮絶な過去を持っている。
最初は一方的に遥を保護しているつもりだった真一も、心の傷を遥に慰めてもらい二人の関係は少しずつ変化していきます。
真一は譲二さんとビジュアルも性格も全く違うのですが、遥への思いに気づいた後、こんなおじさんでは何もしてやれない、と悩んだり、保護者になろうとして苦しんだり、遥に手を出してしまうかも、と悩んだり、その気持にはかぶるところがあって、キュンキュンしました。
どうしてこんなにも年の違う女性を好きになってしまったのか…。
そう悩む真一の夢の中で遥が
『真一さんは運命って言葉信じませんか?』
と問いかける場面があります。
生涯で唯一人の運命の人が21歳も年下のひとだったとしたら…。
タイムスリップもののお話なんかでは、その運命の人が100歳違いで実は主人公が生まれた時には死んでいたなんてものもありますからね^_^;)
現実離れしているかも、だけどこういう恋もありかも…と思わせてくれる漫画です。