わしの行きよった保育園には大きいヤマモモの木があった。ぎりぎり登れるばぁの木で、よう登って太い枝に寝そべり、そこに生っちゅうヤマモモを夢中で食べよった。甘酸っぱい木の実で服を汚したけど、お母は怒らんかった。
小学4年の時にお父が家を建てた。そん時にヤマモモの木を植えた。
それから30年。ヤマモモの木は立派に育って太い実をどっさりつけるようになった。
子どもの頃みたいに夢中で食うことはなくなったけど、やっぱりしみじみ美味いもんや。
小学4年の時にお父が家を建てた。そん時にヤマモモの木を植えた。
それから30年。ヤマモモの木は立派に育って太い実をどっさりつけるようになった。
子どもの頃みたいに夢中で食うことはなくなったけど、やっぱりしみじみ美味いもんや。