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マイペースな娘と21トリソミーの息子を育てる母のブログ

息子の誕生の記憶。

2014-09-01 | kids
2012年7月、35週でいきなり陣痛。

前回帝王切開だった為、下から産みたかったけど

子供が小さいとの事で緊急帝王切開に。

2000gの小さな男の子を出産。

小さくて、土色の子供を見た時一瞬…

えっ⁈

…何か違う…

頭はナスビみたいに長い

まるでエイリアン…

宇宙人⁈

娘もラードの様な脂まみれで気持ち悪かったけど、

この子は、何か違う…

小さくて震えてる身体はとても冷たい。

はじめまして。

早く温めてもらいな。

そう言って息子は保育器へ。

前回の傷が癒着していて、縫合に時間が掛かる。

感動も何もない出産。


手術が終わり、嘔吐と喉の渇きで苦しむ。

麻酔が効いているので痛みはなかった。

早朝、疲れ果てた娘を連れて旦那は家に帰って行った。

徐々に麻酔もきれて、痛みがでる。


その日の夕方、小児科医が来た。

お話がありますので、ご主人を呼んで下さい。

嫌な予感がしたが、主人とまだ報告していない父を呼んだ。


医師は、私と主人に

息子さんにダウン症の疑いがありますので

検査しますが、よろしいですか?


私は、内心やっぱり…


主人はその場で椅子にガックリと倒れ込むように

座り、頭を抱えてしまった。


無言の夫…


私は、よろしくお願いしますと言いながら涙が溢れた。

何か質問ありますか?

すみません、今頭が真っ白でわかりません。

父が病室に入り、報告すると

仕方ないね…

検査結果を待とう。


今日はゆっくり休みなさい。


そう言って、終始無言の主人を連れて帰って行った。


それから、痛みに耐えながら不安な夜を過ごした。