田植え機に乗った元サラリーマン

車中泊旅や探石などを楽しみながら生活の中で感じたこと思ったことなどを気まぐれに書き込んでいます

常陸秋そばフェスティバル(2015年)

2015-11-17 | イベント
「山吹運動公園」
11月7日(土)曇り
新そばフェスティバルに行ってきました。
正式名称は「常陸秋そばフェスティバル里山フェア
日 時 平成27年11月7日~8日 午前10時~午後3時
会 場 山吹運動公園(茨城県常陸太田市新宿町1)
メインイベントは「新そば食べ歩きコーナー」でそれ以外にも観光物産市や地酒試飲会などが催されるようですが、興味があるのは「新そば」です。


「常陸秋そばフェスティバル」1
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以前は確か旧金砂郷町の「宮の郷工業団地」や「交流センターふじ」で開催されていたんですが昨年あたりから常陸太田市の「山吹運動公園」で開催されているようです。「そば」は大好きなんで前から行ってみようとは思っていたんですが相当の混雑が目に見えていましたんで、今までは行くのを控えていました。今回はたまたま車を停められる場所を確保しましたので覗いてみようと昼ごろのこのこと出かけてきました。


「常陸秋そばフェスティバル」2
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水戸と常陸太田を結ぶ太田線の終点常陸太田駅から歩いて会場の「山吹運動公園」まで約1.5kmもそんなに遠くありません、ちょうど手頃の散歩コースっていう感じですかね。この角を曲がると会場が見えます。


「常陸秋そばフェスティバル」3
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確かこの会場の奥側の山裾に水戸八景「山寺の晩鐘」の碑が、そして北側に徳川家ゆかりの寺「久昌寺」、その上に「西山公園」、公園の向こう側にあの有名な水戸黄門(水戸藩2代藩主徳川光圀)の隠居所「西山荘」があります。
そんな名所旧跡に囲まれたなかで「新そばフェステバル」が行われていましたが、なんですかこの人出は


「常陸秋そばフェスティバル」4
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混むとは思っていましたが、でも一杯ぐらいは食べられるんじゃないかなぁと思ってちょうど昼時に来たんですが‥‥‥。
考えが少し甘かったようです!
でも折角来たんですので一番短そうな列に並ぼうとしましたが周りの人の話に耳をそばだててみると、どうやらこの列は「食券」を購入する列らしく食券を入手後再度別の列に並ぶようなことを言っています。
この話を聞いて、即諦めましたぁ


「常陸秋そばフェスティバル」5
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でも折角来たんですから「雰囲気」だけでも味わおうと場内をウロウロしてみました。


「常陸秋そばフェスティバル」6
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「常陸秋そばフェスティバル」7

有名どころのお店が出店していますが、どこも長蛇の列です。
スゴイですねぇ!

常陸秋そば
40年近く前20代のころ常陸太田市で仕事をしていましたが、その頃は「常陸秋そば」なんて聞いたことありませんでした。旧水府村、旧金砂郷村で美味しい「そば」が採れることは知っていましたが、いわゆる中山間地で採れる「雑穀」扱いだったように記憶しています。まぁ、美味しいとういう話でしたが「ブランド」力はなく、取扱い業者が信州の方に持っていっているうんぬんの話も風のうわさに耳にしました。(当時から「信州そば」のブランドは絶大でした。)
そんな中、昭和53年に茨城県農業試験場が新品種の育成に乗り出しました。でこの時に採用されたのが選抜育成法、まぁいい種だけを残して栽培を繰り返す手法ですね、でその時に選ばれた種子が旧金砂郷町赤土地区で江戸時代から栽培されていた在来種、そして昭和60年に県の奨励品種となり今日の盛況に至っているようです。
常陸秋そば」っていう新品種を作った訳ではないんですよねぇ、でも「そば」って交雑が起こりやすく品種を維持するのが難しいようです、いまでも厳格な品種管理が行われているそうです。
どうやらポイントは、旧金砂郷町赤土地区に「そば」のいい種子が絶えずに残って栽培されていたということですかねぇ。
以前に西金砂神社近くの赤土地区をトレッキングした時のレポがありますので、興味のある方はポチると見られます。
雷鳴と絶景と西金砂神社(トレッキング9‐5) (クリックすると見られます)


「常陸秋そばフェスティバル」8
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「常陸秋そばフェスティバル」9

茨城県県北地区の常陸太田市(含む旧水府村、旧金砂郷町、旧里美村)、常陸大宮市(含む旧山形町、旧美和村、旧緒川村、旧御前山村)、大子町は「そば」の産地としてつとに有名でもちろん美味しい「そば」屋さんもありますが、意外に「そば」屋さんの数が少ないような気がします。まぁ、県北部の山間地として人口が少ないのが大きな要因なんでしょうが、ある人がこんなことを言っていました。
「地元の人はあまりそば屋さんに行かないよ、そばを食べたい時には自分達でそば打っちゃうからね


「常陸秋そばフェスティバル」10
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以前に県北地区で仕事をしている時に「そば会」なるものに誘われました。会費が2,000円ぐらいだったと記憶していますが、12月に入ったころ参加者の有志が地元や近郷他県の「新そば粉」を持ち寄りその方たちがそれぞれ思い思いにそばを打ち、参加者が味わうという催しです。温かいそば、冷たいそば、細いそば、太いそば、白いそば、黒いそばなどいろいろと食べ比べることが出来ました。そして「そば」のお土産つきでした。不定期でしたので今でもやっているのかなぁ。


「常陸秋そばフェスティバル」11
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そんな「そば」文化が色濃く残っている茨城県北部で開催された「常陸秋そばフェスティバル」、「新そば」是非とも一杯口にしたかったんですが、私はどうも並ぶことが苦手のようで今回は残念ながら新そばを口にすることは出来ませんでした
まぁ幸せなことにこういうところに住んでいますので、近いうちにどこかで「新そば」食べられる機会があると思いま~す。


「常陸秋そばフェスティバル」12
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それにしても今回は「Japanese Soul Food SOBA」の威力をまざまざとみせつけられてしまいました。「そば」にはそれぞれの「一番」があるそうで、そしてそれは人によって違うそうです。で、これだけ人が集まっちゃうんですよねぇ!
奥が深いですねぇ

次回は情報入手を含め事前の準備を周到にして、再トライしたいと思います。
撤退、残念


次回に、つづく。


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1 コメント

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初めまして♪ (kuri)
2015-11-17 15:48:07
暫く前に読者登録させて頂きまして、楽しみに読ませて頂いております

いつも沢山の素敵な写真と
自然豊かな景色やお話が楽しみです。
近くで催されていたら きっと全力で臨んだ気がする新蕎麦フェス!
残念でしたね… でも並ぶのが苦手なので、お気持ちが良くわかります。
ディズニーランド等の行列も苦行です(笑)
並んででも食べたい店と紹介されていても
ブームが去るまでは 絶対にいきません!
お近くの蕎麦屋さんで美味しい新蕎麦が食べられますように~
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