田植え機に乗った元サラリーマン

車中泊旅や探石などを楽しみながら生活の中で感じたこと思ったことなどを気まぐれに書き込んでいます

軽トラ北海道旅行記-準備編

2015-08-29 | 
サラリーマン的5万円キャンピングカー
日常から非日常へ」まさにこれが私の旅のテーマなんですが、従ってある意味どこへも出かけなくてもこれが感じられればそれで「旅」は成立したということになります。(「脳内旅」とでも申しましょうか)
しかし残念ながらまだまだそんな悟り?の境地には辿り着けていませんので(たぶん今後も辿り着けないと思っています)、必然的にたま~にのこのこと出かけていくことになります。でも、出かけたからといって必ずしも「非日常」を感じられるという訳ではありませんので、その時は「旅」ではなく単なる「移動」で終わってしまうことも少なからずあります。
そして今回も懲りずにのこのこと出かけることに、まぁ行く先は私の場合「北海道」と決まっているんですが………。

私の「旅」は頭の中で妄想が始まった時が「旅の始まり」となります。
今回は7月初旬に新聞で豪華で高価な「キャンピングカー」が売れているという記事を見てしまったのが始まりでした。
「キャンピングカー」いいなぁ! いつも宿泊場所で苦労していますのでたまには泊る場所を気にしなくていい「キャンピンカーの旅」をしてみたくなっちゃいました。
普通の人は「豪華で高価」というところで「ムリ」と諦めるんですが、ここから何とかならないかと考えてしまうところがサラリーマンのバカなところです。
まぁサラリーマンですので新聞に掲載されていた最低でも500万円はする豪華キャビン付の大型キャンピングカーという訳にはいきません。サラリーマン的に何とかなる予算は5万円ぐらいですから、この前後で何とかしなければなりません。

「サラリーマン的5万円キャンピングカー」
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まずはベース車両ですが、我が家にあるのは私のセダンと奥様の軽、そして親父が使っていた農業用軽トラです。この中で寝床になりそうなのはセダンか軽トラの荷台ですが、セダンはシートをリクライニングして一度車中泊をやったことがありますがとても窮屈で寝られたものではありません。ということで軽トラの荷台を使って何とかならないかと考えました。

ネットで調べてみると軽トラの荷台に特注キャビンを載せてキャンピングカーに改造するキットが売られていましたが、お値段も高く100万円以上かかります。5万円前後の予算しかありませんので当然却下です。さらに調べていくと軽トラの荷台にアルミなどのパイプの柱で囲い幌を被せるキットが5万円~10万円で販売されていました。「」をつければその中で寝袋で寝られるかも? これはgood idea! でここでさらに「閃きました」幌のかわりに荷台にテントを張れば寝床OKでは?

「Quechua(ケシュア) 2 SECONDS EASY AIR II ポップアップテント 」1

ところがところがうまくいかないものでサイズがピッタリ合うものがありません。そんな中でもギリギリ合うんじゃないかというテントを、コスパと耐水性を考え合わせてピックアップしてみました。(これ以外にサイズOKのテントがありましたが値段が高価でしたし、ヘビーユーザーではありませんので……。)
① DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ワンタッチテント T2-29
 幅2110 × 奥行き1480 × 高さ1110mm 7,066円 耐水圧:1500mm
② North Eagle(ノースイーグル) テント イーグルツーリングドームII
 220×210×120cm 7,083円 フライ耐水圧1500mm フロア/210Dポリエステルオックス(耐水圧3000mm)、
③ Quechua(ケシュア) 2 SECONDS EASY AIR II ポップアップテント
 230cm×幅140mm×高さ98cm 10,584円 防水性 200L/㎡/h
軽トラの荷台のサイズは190㎝×140㎝ですので、①②③ともギリギリ入りそうです。しかしながら①と②は入口が横についていまして荷台後部から乗り降りが出来ません。
ということで③という選択になりました。
こんな感じで無謀にも7月中旬アマゾンでポチッちゃいましたぁ~、あ~あ。

品物は直ぐに来たんですが出発1週間前まで倉庫に放置しておきました。
でも、さすがに心配になり一度はテストしておこうと1週間前の日曜日に公園にテストに行きました。

「Quechua(ケシュア) 2 SECONDS EASY AIR II ポップアップテント 」2

2 SECONDS EASY」 2秒で設営出来るというのが「売り」の仏製ポップアップテント、まぁ2秒はさすがに厳しいですが20秒ぐらいなら余裕で設営完了です。さらにペグと張り綱をしてテントの中に厚さ1.5㎝の銀マットを敷き寝てみましたが、寝るだけなら余裕でOK、ノープロブレムです。そして撤収は「イージー折り畳み機能」付の簡単収納ということで、収納袋に書いてあった「取扱い図」を見ながら見よう見まねでやってみました。こちらは若干手こずり最初は10分ほどかかりましたが、3回ほど設営と撤収を繰り返すと、1分ほどでテントを畳めるようになりました。ポイントは赤と黄色のアタッチメント器具ですね、これを取り敢えず嵌めこんでやれば何とかなりま~す。

「Quechua(ケシュア) 2 SECONDS EASY AIR II ポップアップテント 」3
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で、いよいよ荷台にセット、幅は140㎝でぴったりのはずなんですが少しオーバー気味、どうやらテントの下のスカート部分?がいくらか膨らみ気味ではみ出し状態、強引に手で押し込んでやると何とか荷台に収まりました。(このテント直線的な四角ではなく少し丸みがありますので、その部分がはみ出す感じですかね)そして縦の方なんですが、これはやはり230㎝ですので少しオーバー、でも荷台のアオリをチェーンで止めてやると何とか収まりますがそれでも少し出張っちゃいます。まぁ、これは紐で括り付けましょう。

「Quechua(ケシュア) 2 SECONDS EASY AIR II ポップアップテント 」4

後は強度と耐久性ですがこれは使ってみないと、ということで何とか「サラリーマン的5万円キャンピングカー」の目途が立ちました。
まぁ余計な備品は一切付いていませんが、豪華な?寝床は確保出来ました。

と、これでOKなら5万円でお釣りが来ちゃうんですが、そうそううまく行かないのが世の中です。
軽トラックが古いのは判っていましたがあらためて車検証を見てみると
「スズキ キャリィ 650cc キャブオーバー 初年度登録 平成13年○月
10年ぐらいかなと思っていたんですが、14年も経過しています。

現在何事もなく走っているんですがさすがにこれはちょこっと心配、というかヤバイです。知り合いの車屋さんに見てもらうことにしました。結果、タイヤ4本がダメで入替、バッテリーもダメで交換、オイル交換、ブレーキチェックなどなど結構修理、点検代がかさんでしまいました。タイヤ、バッテリー代は2か月後に車検が来ますので先払いと考えましょう。
で、これまでの経費を計算してみると
軽トラ修理、点検代    35,000円
ケシュアテント代     11,124円(送料込)
JAF入会金        6,000円(旅先で心配なので)
銀マット代         2,427円
ツーリングマップル     1,275円(ヤフオク) 
   計         55,826円
まぁそれでも何とか50,000円台に落ち着きました。実際はこのほかにもナビ(セダンのを転用)などのその他の諸費用を考慮するとだいぶオーバーなんですが、支出ベースで取り敢えずは予算通りということで。

「大洗フェリーターミナル」1

そして、北海道までどうやっていくかを検討しました。
① 青森まで自走、函館までフェリー
② 八戸まで自走、苫小牧までフェリー
③ 大洗から   苫小牧までフェリー
これは年齢を考えまして即決、③の大洗からフェリーの選択をしました。
そして速やかにフェリーの予約、どちらも深夜便にしましたが帰りのフェリーが例の火災を起こした「だいせつ」、でもすぐに「さっぽろ」に予約変更OKでした。
(フェリーに軽トラという運賃枠はなく「4m未満のボンネット・キャブオーバー・ピックアップ、ダンプは乗用車扱い」ということで3.39mの軽トラは乗用車枠扱い、従って車1台+運転者1名の大洗~苫小牧の往復運賃(カジュアルルーム)は約60,000円となりました。)

「大洗フェリーターミナル」2
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「テント泊」は20数年前に1回だけやりましたがそれ以来やっていません。今回はその時の寝袋を引っ張り出してきました。(使えるのかなぁ!)まぁ、すべて「テント泊」するつもりは全くありませんが。
(1回も使わないかもしれませんが、取り敢えず目標は2泊、ビジネスホテル1泊5,000円×2=10,000円、これでテント代償却。)

「大洗フェリーターミナル」3

で本日準備万端整い今から大洗フェリー乗り場に行くんですが、行く途中に車屋さんに頼んでいたものを取りに寄りました。その時、車屋さんに「向こうでレンタカー借りた方が安くねぇ?」と言われちゃいました。(車、テント関連とフェリー代で100,000円オーバーです)
??? !!! ??? 
そうかぁ、そういえばそうかもしれませんね!
スタートからガッカリ、落ち込んじゃいましたが、まぁ安い旅をしに行く訳ではありません、「非日常」を感じるために行くんですから………。(そうはいっても安いことに越したことはありませんが。)
でも、今回は妙にウキウキ、「軽トラにテント」、もうこの発想自体が非日常ですから。
そして、安心感もあります。いつも今晩の宿が一杯だったらどうしようという心配していましたが、今回は最悪な状態になった場合でも「寝床」が確保されていますので。
例によって私の旅は「ノープラン」、行き当たりばったりの「旅」です。(事前に綿密に調べて出ますが旅先のことはあらかじめ決めないで旅先で決めていくというスタイルの旅です。ちなみにスマホは持っていません。)

まぁ、ゴチャゴチャ書きましたが要は少しでもドキドキ感が感じられればOKで~す。
さてさてどうなりますか、今から本日の深夜便フェリー「しれとこ」(大洗⇒苫小牧)で出発しま~す!

次回に、つづく。


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1 コメント

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Unknown (かめはめは)
2015-09-03 17:51:31
初めまして。読者登録ありがとうございます。
訪問して驚きました。
Kトラにテント!
私も非日常が楽しいと感じながら日々ツーリングやアウトドアにいそしんでいますが、
確かにこれは非日常旅ですね。
楽しそう!
続編すごく楽しみにしております!
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