植木の剪定
梅雨時の雨の止み間は田舎の農家にとって貴重な時間です。我が家ではこのタイミングで庭木の剪定を行うことにしています。........
梅の木-伐採前
ランキング参加中
庭に少し伸びすぎた樹木が何本かありまして今年はこれをカットするため、昨年近くの農家ショップで購入したSTIHLのチェーンソーを準備します。それまでは電気チェーンソーを使っていたんですが幹の大きさが10㎝ぐらいになるとパワーが厳しくエンジン式のチェーンソーを購入しました。エンジン式チェーンソーはあまり大きいヤツだと取り回しが大変ですので、これぐらいがちょうどです。小さい分パワーは落ちますが庭の植木ぐらいは楽々切断OK、いろいろと種類があったんですが専門メーカーであるこのドイツ製の入門機にとしました。そして安いネットでなくわざわざ近くのショップで購入しました。というのもエンジン式の機械って故障が比較的多くある程度までは自己対応できるもののそれ以上は修理を依頼する必要がありますので、そんな時は近くのショップが一番便利なんです。
STIHLチェーンソー
続いて燃料作りです。ガソリンと2サイクルオイルを50:1の比率で混ぜ、混合油を作ります。一般的に刈払い機などの混合油は25:1なんですがドイツ製のコイツは何故か50:1、ほんの少しだけしか使いませんので500㏄ほど作りましたが、たぶん余ると思います。
混合油
燃料とチェーンオイルをチェーンソーに注入これでエンジン始動なんですが、ここであらかじめエンジン始動の手順を記載したメモをチェックします。一般的にエンジン式の機械は、⓵プライマリーポンプをプッシュし燃料を送る、⓶チョークレバーを引く、⓷スターターコイルを引くとこんな感じなんですが、コイツはドイツ製ちょっと違うんです。まぁ大体は覚えているんですが年に1~2回しか使いませんので……。ということで正確を期してメモを見ながらエンジン始動、たぶんメモの⓹が燃料送りとチョークの役割のような気がするんですが詳しいことは判りません。メモの手順どおりにやるとスムースにエンジン始動、軽快なエンジン音があたりに鳴り響いています。
メモ
早速作業開始先ずは梅の木、梅の木って毎年枝が結構伸びるんです。「桜切るバカ、梅切らぬバカ」ということわざどおり梅は枝を剪定する方がいいということで、毎年伸びた枝をちょこちょこと剪定していました。でも梅の実を利用する訳でもなく最近は木がかなり大きくなって場所を塞いでいましたので、今年は思い切って切断してしまうことにしました。エンジン式のチェーンソーにかかるとこのぐらいの梅の木はものの5分もかからず切断終了、さすがの威力です。
梅の木-伐採後
次はその奥にある「ゆづの木」、ゆづの木も毎年枝が1mぐらい伸びるんです。写真の右上にちょこっと写っているのが見えると思いますが、上の方に電線と電話線が通っていて放っておくとこれに枝が触ってしまいます。台風の時なんかはヤバイ感じなのでいつも夏前にハサミで剪定しているんですが、これがまた大変なんです。ご存知だと思いますがゆづの木には大きな鋭いトゲがあり、皮の手袋なんかは簡単に貫通してしまい下手をすると手が血だらけになってしまいます。毎年そんな思いをしながら剪定しています。
ゆづの木-剪定前
「桃栗三年柿八年、ゆづの大馬鹿18年」って言葉がありますが、我が家のゆづもお陰さまで18年以上経過して毎年実をつけてくれるんですが、枝の選定などの管理がすごく大変です。ということで梅の木と同じように根元からバッサリとも考えたんですが、今回は1/3ほどカットして様子を見ることにしました。
枝を落として幹を露出するまでに案の定何カ所かトゲの餌食になってしまいましたが、無事上部をカット出来ました。
ゆづの木-剪定後
3番目はゆづの隣の名前の分からない木、これスゴイ成長が早い木で1年間で枝が50㎝以上は伸びてしまいます。どうやら西日を防ぐために植えたらしいんですが、これも毎年剪定しています。
名前の分からない木-剪定前
これも思い切って上の方を大胆にカットしました。
名前の分からない木-剪定後
最後は糸ひばともちの木、これらは以前にすでに上部をカットしたんですが少し足りなかった感じでしたので、今回再カットです。
糸ひばともちの木-剪定前
糸ヒバは大きな幹を1mほどカット、もちの木は上の枝を3本ほどカットしました。
糸ひばともちの木-剪定後
今回は「剪定」というよりは「切断」、「伐採」になってしまいました、ハハハ。なんでこんなことをしたのかといえば、今は何とかハシゴに登れますが10年後にはハシゴを登るのもかなりおぼつかない感じになっていると思われます。植木が1年間で10㎝伸びると仮定すると10年間で1m、1mって結構高いんですよね。そしてチェーンソーを使えるのもそう長くはありませんので、10年後のその時の植木の姿を想定して今回思い切って切断しました。
でももう少し切っておいた方が良かったかも、でもなかなか思いきれないものです。また来年考えることにしましょう。
次回に続く
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梅雨時の雨の止み間は田舎の農家にとって貴重な時間です。我が家ではこのタイミングで庭木の剪定を行うことにしています。........
梅の木-伐採前
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STIHLチェーンソー
続いて燃料作りです。ガソリンと2サイクルオイルを50:1の比率で混ぜ、混合油を作ります。一般的に刈払い機などの混合油は25:1なんですがドイツ製のコイツは何故か50:1、ほんの少しだけしか使いませんので500㏄ほど作りましたが、たぶん余ると思います。
混合油
燃料とチェーンオイルをチェーンソーに注入これでエンジン始動なんですが、ここであらかじめエンジン始動の手順を記載したメモをチェックします。一般的にエンジン式の機械は、⓵プライマリーポンプをプッシュし燃料を送る、⓶チョークレバーを引く、⓷スターターコイルを引くとこんな感じなんですが、コイツはドイツ製ちょっと違うんです。まぁ大体は覚えているんですが年に1~2回しか使いませんので……。ということで正確を期してメモを見ながらエンジン始動、たぶんメモの⓹が燃料送りとチョークの役割のような気がするんですが詳しいことは判りません。メモの手順どおりにやるとスムースにエンジン始動、軽快なエンジン音があたりに鳴り響いています。
メモ
早速作業開始先ずは梅の木、梅の木って毎年枝が結構伸びるんです。「桜切るバカ、梅切らぬバカ」ということわざどおり梅は枝を剪定する方がいいということで、毎年伸びた枝をちょこちょこと剪定していました。でも梅の実を利用する訳でもなく最近は木がかなり大きくなって場所を塞いでいましたので、今年は思い切って切断してしまうことにしました。エンジン式のチェーンソーにかかるとこのぐらいの梅の木はものの5分もかからず切断終了、さすがの威力です。
梅の木-伐採後
次はその奥にある「ゆづの木」、ゆづの木も毎年枝が1mぐらい伸びるんです。写真の右上にちょこっと写っているのが見えると思いますが、上の方に電線と電話線が通っていて放っておくとこれに枝が触ってしまいます。台風の時なんかはヤバイ感じなのでいつも夏前にハサミで剪定しているんですが、これがまた大変なんです。ご存知だと思いますがゆづの木には大きな鋭いトゲがあり、皮の手袋なんかは簡単に貫通してしまい下手をすると手が血だらけになってしまいます。毎年そんな思いをしながら剪定しています。
ゆづの木-剪定前
「桃栗三年柿八年、ゆづの大馬鹿18年」って言葉がありますが、我が家のゆづもお陰さまで18年以上経過して毎年実をつけてくれるんですが、枝の選定などの管理がすごく大変です。ということで梅の木と同じように根元からバッサリとも考えたんですが、今回は1/3ほどカットして様子を見ることにしました。
枝を落として幹を露出するまでに案の定何カ所かトゲの餌食になってしまいましたが、無事上部をカット出来ました。
ゆづの木-剪定後
3番目はゆづの隣の名前の分からない木、これスゴイ成長が早い木で1年間で枝が50㎝以上は伸びてしまいます。どうやら西日を防ぐために植えたらしいんですが、これも毎年剪定しています。
名前の分からない木-剪定前
これも思い切って上の方を大胆にカットしました。
名前の分からない木-剪定後
最後は糸ひばともちの木、これらは以前にすでに上部をカットしたんですが少し足りなかった感じでしたので、今回再カットです。
糸ひばともちの木-剪定前
糸ヒバは大きな幹を1mほどカット、もちの木は上の枝を3本ほどカットしました。
糸ひばともちの木-剪定後
今回は「剪定」というよりは「切断」、「伐採」になってしまいました、ハハハ。なんでこんなことをしたのかといえば、今は何とかハシゴに登れますが10年後にはハシゴを登るのもかなりおぼつかない感じになっていると思われます。植木が1年間で10㎝伸びると仮定すると10年間で1m、1mって結構高いんですよね。そしてチェーンソーを使えるのもそう長くはありませんので、10年後のその時の植木の姿を想定して今回思い切って切断しました。
でももう少し切っておいた方が良かったかも、でもなかなか思いきれないものです。また来年考えることにしましょう。
次回に続く
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