くまがいそう(2016年）

「恥ずかしがり屋さん」
「クマガイソウ」　撮影日４月２９日（金）晴れ
昨年、本当に偶然この花に出会うことが出来ました。


「くまがいそう」1

(バナーをポッチンとクリックして頂くとブログランキングが表示されます。現在「茨城」5位、「生き方」4位あたりで～す。緑と青のバナーを１日１回クリックして頂くと順位に反映されますので、宜しくお願いしま～す。)

昨年はＧＷの半ばに写真を撮ったんですが、少しピークを過ぎていたようです。（昨年の記事⇒「くまがいそう(2015年）」）


「くまがいそう」2


ということで今年は満を持してＧＷの初日に先日採った「こしあぶら」を手土産にお隣を訪問しました。ちょうどご主人が庭の手入れをされていて、撮影の許可を申し出ると「どうぞ、どうぞ」とのこと、「こしあぶら」の効果抜群（ここのご主人コシアブラ大好き）です。
クマガイソウ、咲きだしてちょうどピークとのことでしたが、今年は残念ながら色付きがいまいちとのことでした。


「くまがいそう」3


クマガイソウ　ラン科　アツモリソウ亜科　アツモリソウ属 （詳細は昨年書きましたんで省略）
高さ約３０ｃｍ、花の大きさ１０ｃｍ、日本最大級のランの花のひとつだそうです。この花との経緯は昨年の記事で書いた通りなんですが、やはりいつか山野で咲いている「クマガイソウ」を見てみたいですねぇ。何か所か「群生地」があるようですが機会があれば是非見てみたいです。


「くまがいそう」4


これだけの大ぶりのきれいな花が山野に自生していたら、誰でも「ちょっとだけなら」という気持ちが起きても不思議ではありません。この花の不幸なことは、綺麗なこと、大きくて目立つこと、そして群生することです。茨城県の里山にも群生していたらしいんですが、未だに山野では出会えていません。


「くまがいそう」5


「絶滅危惧ⅠＡ類」茨城県レッドデータブック（2012年）には「県内各地で見られたが最近急速に減少している」との記載が。（環境省レッドデータブックでは「絶滅危惧Ⅱ類」）


「くまがいそう」8


　　
この花に限らず日本の蘭の花は「恥ずかしがり屋さん」が多くなかなか顔を写させてくれなくていい写真が撮れないんですが、あと何年かは「こしあぶら」を手土産にこの時期の「クマガイソウ」の撮影、近場で楽しめそうです。

次回に、つづく。

(バナーをポッチンとクリックして頂くとブログランキングが表示されます。現在「茨城」5位、「生き方」4位あたりで～す。緑と赤のバナーを１日１回クリックして頂くと順位に反映されますので、宜しくお願いしま～す。)