田植え機に乗った元サラリーマン

車中泊旅や探石などを楽しみながら生活の中で感じたこと思ったことなどを気まぐれに書き込んでいます

アカシヤ

2016-05-12 | 四季
レクイエム

例によって昼休み雨上がりの散歩道を歩いていると高速道路の法面に真っ白い花が咲き乱れていました。
真っ白い「アカシヤ」の花です。


「アカシヤ」1
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本名「ニセアカシヤ(マメ科 ハリエンジュ属)」 別称「針槐(ハリエンジュ)」 英名「False acacia」 通称「アカシヤ」
詳細は判りませんが明治時代に日本に最初に入ってきたのがニセアカシヤで当初単にアカシヤと呼ばれていたそうですが、その後本来のアカシヤ(フサアカシヤ、ギンヨウアカシア)が入ってきたことから区別するためにニセアカシヤとなったそうです。
(フサアカシア⇒マメ科アカシア属 常緑高木 花期:2~4月 花色:黄色 原産地:オーストラリア、ギンヨウアカシア⇒マメ科ネムノキ亜科アカシア属 常緑小高木 花期:2~4月 花色:黄色 原産地:オーストラリア南東部、いずれも通称はミモザと呼ばれる)


「アカシヤ」2
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まぁ、そんな経緯はあるようですが日本で通常一般に「アカシヤ」と呼ばれるのはこの「ニセアカシヤ」のことです。


「アカシヤ」3
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あの60年安保の鎮魂歌(レクイエム)といわれている「アカシヤの雨のやむとき」のアカシヤも「赤いハンカチ」で歌われているアカシヤもこのニセアカシヤです。そして有名なアカシヤ蜂蜜のアカシヤもニセアカシヤです。
まぁややっこしいですね。


「アカシヤ」4
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「アカシヤの雨がやむとき」 作詞:水木かおる 作曲:藤原秀行 唄:西田佐知子
アカシヤの雨にうたれて このまま死んでしまいたい
夜が明ける 日がのぼる 朝の光のその中で
……… ……… ……… ………

アカシヤの雨に泣いてる 切ない胸はわかるまい
思い出のペンダント 白い真珠のこの肌で
……… ……… ……… ………


「つつじ」5
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60年安保の時は小学生、70年安保の時は高校生いずれも遠くから眺めていただけでしたが、当時ラジオから流れて来る哀愁のあるこのメロディーだけは記憶に残っています。
ずうーっと後になってこの歌の絶望的な挫折感、アンニュイで投げやりな詩の雰囲気、西田佐知子の乾いた歌い方が、60年安保の若者たちの挫折感に妙にオーバーラップして共感を呼んだことを知りました。当時巷にはたくさんの歌が流れていたはずですが、この歌の雰囲気がもっとも当時の若者たちや時代背景を代弁していたようで、それが60年安保の「レクイエム」と言われる所以のようです。


「アカシヤ」6

昨日から降っていた夜来の雨、その「アカシヤの雨」が朝方やみました。
どんよりとした雲が垂れ込める中、アカシヤの花を見ていてほろ苦い思い出しかなかった学生時代の事をほんのちょっとだけ思い出しました、今となっては遠い遠い過去のこと………。

次回に、つづく


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2 コメント

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アカシアの雨 ()
2016-05-13 17:02:30
今日は五月晴れとなりましたが、アカシアの雨をじっくり拝見いたしました。
60、70年安保の時は国会前でデモっていた学生です。
今思い出すと確かにこの絶望的な歌が耳に残っています。

当時を知らないアカシヤが綺麗に咲き誇ってますね。
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そうですかぁ! (サラリーマン)
2016-05-13 17:43:36

 デモってましたかぁ、あの頃はみんな若くてエネルギーだけは溢れていましたねぇ…。
時には勝てなくても戦うことは必要なのかもしれませんね、私は田舎者の傍観者でしたが。あの頃はいろいろありましたが、でもそれも遠い遠いセピア色の過去になってしまいました。
紅さんたびたび訪問、コメ頂きありがとうございま~す。ではでは。
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