常滑市議会議員 竹内嘉彦 です 

次世代、子どもたちが活躍するシーン、わくわくするような出来事を見たまま、感じたままにお伝えします。

LIXIL、INAX伊奈製陶の創業者、初代常滑市長 伊奈 長三郎 氏の命日でした。

2013-10-10 23:01:28 | 文化

今日、10月10日は常滑市の初代市長「伊奈長三郎さん」の命日です。

昭和55年、享年90歳の生涯でした。

常滑の市民にとって、忘れてはならない人として、後の世代にも、伝えることを忘れてはならぬ人です。

 

今年も市内の幅広い世代の制作参加で作られたランプシェードで飾られたINAXライブミュージアムでの催しでした。

 

開催実行委員長 杉江 省一郎 氏の挨拶から始まり、本市市長、議会議長、県議会議員、LIXIL名誉会長から言葉をいただき

 

点灯されました。

 

地元を愛した故人を尊び、大好きであった地元のお囃子の演奏が行われます。

本年は「北条区」が参加しました。常滑地区6区が毎年持ち回りで演奏します。

  

 

伊奈家の先祖は『長三』の号で、常滑焼で知られる『朱泥急須』を中国の文人「金 士恒」より習い広めた一人です。

となりの、現半田市板山(鴉根地区)から産出された白泥土を用い『藻掛け技法』も完成させました。

 

そして、強さの象徴、獅子を摘みにした急須、これも長三の特徴でした。

 

板山土は先日ブログで紹介した「榊原弱者救済所」のエリア内で算出していました。

鴉根児童公園に写真パネルで紹介しています。

 

伊奈家は近代になり、大倉グループ、大倉 和親 氏の支援を受け『土管』の研究開発もしました。

多くの製作機械を開発し、業界に無償使用させました。

そのおかげで常滑焼業界は充実した時代をすごす事ができました。

伊奈製陶はタイル、衛生陶器のメーカーとしても有名です。

大正12年創業の帝国ホテルに使われたテラコッタタイルを始め

 

 

全国のその時代の建物を飾りました。

  

  

   

常滑、INAXタイルミュージアム テラコッタパークに展示されています。

建物に装飾を入れたその時代、誇り高い時代であったと思います。

 

今の時代に最も必要な感性なのかも、、、、