京都の闇に魅せられて(新館)

がんばるな日本共産党

 日本共産党。
 日本の左翼政党のひとつ。「反新自由主義」「反小泉・反安倍」の急先鋒……のはずなのだが……?
 どうも、この政党が頑張れば頑張るほど、「反小泉・反安倍」勢力は足を引っ張られ、結果的に政権与党が有利になってしまうという珍現象が起きているようだ。
 これには、自他共に認める「反新自由主義」「反小泉・反安倍」の筆者ですら、疑問を抱かざるを得ない。


2ちゃんねる から子供たちを守ろう!

 22日に大阪・神奈川で行われた衆院補選は、2つとも安倍自民党(及びそれを支えた某宗教団体)の勝利という、「反新自由主義」「反小泉・反安倍」の立場をとる筆者のような人々にとっては残念な結果に終わった。
 だが、しょげてばかりもいられない。まずは総括し、何が問題だったのかを見極めなければならない。
 その中で、私が注目したのは、以下2つの記事であった。


*『民主党が10.22衆院補選の敗北から学ぶべき教訓』
2006.10.23(その1)森田実の言わねばならぬ[443]
http://www.pluto.dti.ne.jp/%7Emor97512/C02994.HTML

*『衆議院補選の敗北から何を学ぶか』(「反戦な家づくり」2006/10/22記事)
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-216.html


2つの分析記事には、衆院補選の敗北を受けて、「民主党はどうすべきか」の他、「マスゴミ(もといマスコミ)は我々の敵である」という認識が示されている。
 さらに注目すべきは、今回の選挙……いや、これまでの多くの選挙において、日本共産党が果たしてきたマイナスの役割についても言及している点である。
 以下、前者記事から、一部を引用させてもらう(赤字部分は、筆者による色分け)。


>第五は、民主党は共産党批判を強めるべきである。自公対民主の対決において、共産党は、結果的にではあるが、自公連立勢力に味方している。共産党は、自民も民主も同じだといって民主党を攻撃しているが、結果的には自公連立勢力の勝利を助けている。共産党が自公連立政権を支えているのだ。民主党は共産党への批判を強めるべきである。


 もうひとつ、後者記事からも一部を引用(赤字部分は、筆者による色分け)。


>二つ目に,共産党は何を考えているのか,ということ。常に言えることだが,負けて当然と言う意識に染まりすぎている。本当に勝つ気があるのならば,民主が出ようが社民が出ようが別候補をたてるのは,政党として当然だろう。

しかし,選挙のプロならば,そもそも勝ち目があるのかないのかは分かるだろう。そして,勝ち目のない選挙区で,自民と民主が接戦していれば,共産党が別候補をたてることでどちらを利することになるか,子どもでも分かる理屈だ。

この歴史の交差点とも言える重大な選挙で,分かっていながら安倍晋三にエールを送った共産党は,自分のしたことをよくよく自覚せよ。
そんなつもりはなくとも,分かってやったことには責任がある。


 以上、引用終わり。
 全くそのとおりである。
 日本共産党がどういうつもりなのかは、私にはわからないし、それを確かめるすべもない。しかし、共産党が(どう考えても勝ち目のない選挙区にまで)候補者を立てることによって、反自民(反小泉・反安倍)の票が分散してしまい、結果的に小泉・安倍自民党の勝利につながってしまうというのは、確かにあるようだ。
 22日の選挙結果を見ても、そういう側面はあるのではないか?
 神奈川16区では、自民党候補者の得票数が、民主党候補と共産党候補の合計得票数を上回っていた。だが、大阪9区では、実に惜しいところまで迫っている。

  原田憲治 自新   111,226
  大谷信盛 民新    92,424
  藤木邦顕 共新    17,774

 民主・共産の両候補の得票数を足してみると、当選した自民党候補にわずかな差しかないことがわかる。つまり、自民批判票を一本化さえすれば、対抗できる可能性は十分にあったのだ。少なくとも大阪9区に限って言えば。
 さらに、同日行われた滋賀県栗東市長選の結果に注目したい。この選挙は、東海道新幹線の「南びわこ駅(仮称)」建設の是非など、争点も明確、市民の関心も高かったようだ。投票率も63.93%と、最近の選挙にしてはわりと高めだった。建設推進派の自民党推薦・国松正一氏と、反対派の民主党推薦・田村隆光氏と共産党推薦・杉田聡司氏とが争っていた。結果は以下の通り。

  国松正一  12,082
  田村隆光  11,053
  杉田聡司   5,992

 さて、読者の皆さんはもうおわかりだろう。
 選挙後、嘉田由紀子・滋賀県知事が述べたように、「新幹線新駅建設反対派の得票率が6割近くあった」にも関わらず敗北、結果的に少数派だったはずの新駅建設推進派が勝利した。
 それは同時に、反自民が本来多数派だったにも関わらず、自民党に敗北したということでもある。そんなバカなことになってしまった原因は、各候補者の得票数を見れば明らかだ。共産党が、勝ち目がないにも関わらず候補者を立てたため、結果的に反自民票が分散されたからである。
 今回の栗東市長選だけではない。今までにも、このようにして自民党が勝利してしまった選挙を、私は今までにいくつも見てきた。
 『反戦な家づくり』さんご指摘の通りだ。つまり、反自民票が共産党によって分散されてしまったせいで、反自民側が本来勝っていたはずの選挙でさえ、自民党に負けているのだ。
 共産党及び、その支持者は一体、どういうつもりなのか。小泉・安倍自民党政権の「新自由主義(=市場原理主義)路線」が推進されてきたことにより、所得格差や勤労者の権利侵害などが深刻なレベルにまで進行しているというのに。政治・経済・軍事など様々な面における対米売国も深刻なレベルにまで進行しつつあるというのに。
 この政党及びその支持者には、国民に対する責任倫理がないのか? 主義主張を大事にしたい、こだわりたいという気持ちもあるかもしれないが、ここまで来るともう「単なる自己満足でやっている」としか思えない。
 あるいは、「実は、自民党と共産党指導部は裏でグルなのではないか?」という妄想さえ抱きたくなってくる。

 私個人の考えを述べると、小選挙区制には大反対である。
 しかしながら、現行制度は小選挙区制になっているのだから、その制度に合わせた方法・戦略でやるしかないではないか。それを、いつまでも中選挙区時代のやり方を続けていても意味があるのか?
 ここは、(京都の一部の選挙区のように)かなりの確率で勝ちを見込める選挙区を除いて候補者を立てることを見合わせ、あとは比例区で票を増やすことに集中する。地方の首長選挙では、前々回の長野知事選みたいに、「反自民候補者を勝たせるためにあえて独自候補者を立てない」という判断も、場合によって行う。共産党にはそれくらいのことをしてもらわないと、「反自民」は足を引っ張られるばかりだし、それに共産党自身にとってもマイナスではないか。

 共産党さんには、どうか考え直してもらいたい。
 何が今、国民全体にとって大事かを。その上で、大胆な方針転換をしてもらいたいものだ。政治とは正論さえ吐いていればいいというものではない……そんなこと私よりもよくおわかりのはずだろう。
 それすらできなければ、私が共産党に期待することはもう何もない。
 いや、それどころか共産党を「我々の敵」として認識させてもらう。


2ちゃんねる から子供たちを守ろう!

 実を言うと、昔は共産党に投票していた時期もあったのだが……今では私は、そのことを非常に恥ずかしく、そして情けなく思っている。昔の、一時期のこととはいえ、我が甘ちゃんぶりに腹が立つ!
 

※ここのアニメGIFバーナーは、『雑談日記』のSOBAさんが作成されたものです。

コメント一覧

ネット素浪人@栗東市民
遅レスで、すみません。
 確かに、共産党立候補者が存在する事で、反自民票に影響がある事は否定しません。しかし、栗東市長選挙の例は不適切ですので、誤解無きよう、お願いします。
 立候補の表明順(届け出順ではありません)は、杉田氏、国松氏、田村氏の順番であって、後追いで共産党が候補者を擁立した訳ではありません。有権者の意を汲む努力が無かったのは、むしろ民主党です。後から出てきて、選挙戦を混迷させた責任は、この栗東市長選挙に限って言えば民主党にあります。
 貴殿の共産党に対する考え方を否定するつもりは毛頭なく、選挙権の無い選挙を傍観していると、貴殿のような心情になる事は多々ありますが、ここで掲載していただいている栗東市長選挙は例として不適切ですので、ご一考いただきたいと思います。
Mk
私は全く共感を持てませんでした。
勝ち目があろうがなかろうが、立候補することには関係無いように思います。
「自民党と共産党指導部は裏でグル」
あなたは学生時代に、一体、何を見てきたんですか?
komichi@管理人
>rさん
http://moon.ap.teacup.com/komichi/
 ありそうなことですね。
 それにしても、今回の履修単位不足問題と、いじめ問題は、教育に競争原理を取り入れすぎたことから起こったと思うのですが……。
 この考えが正しければ、学校選択制、教員免許制度などを取り入れても、悪くなりこそすれ、良くなることはないでしょう……。


>デルタさん

 どうも、お久しぶりです。
 そしてコメントありがとうございます。

 私は栗東市民ではないので、そんな事情があったとは思ってもみなかったのですが……。
 いやはや、教えてくださってありがとうございました。

 ただ私は、それでも「日本共産党が反自民の足を引っ張っているのではないか?」という疑いを拭いきれないのですね。
 それともうひとつ。だとしたら、何故反自民(民主も共産も)は、無党派層の支持を得ることが出来ないのか、という問題が出てくると思いますね。
 本文中、栗東市長選挙は「最近にしては高い投票率」と言いましたが、見方を変えればおよそ4割もの有権者が棄権しているわけですね。
 今後は、その点も考えたらいいと思います。

 ところで余談。
 本文中で、私が昔共産党に投票していた時期があったことを述べましたね。
 さらに言えば、学生時代はその活動にも関わったことがあります。
 でも……現在の共産党に対する私の強烈な反感・不信感は、実は当時の体験から生じたものなんですよ。皮肉な話ですが(苦笑)。
 何故私が、共産党をここまでこき下ろすくらいに嫌いになったのか……その理由と体験は、また別の機会にでも話しましょうか。

 なお、この度サイトを移転することになりました。
 貴サイトは、幣サイトにリンクしておられますが、もしよろしければ修正して、今後ともリンクをお願いします。
デルタ
間違いました。
http://hosiakari.blog34.fc2.com/
国松、田村、安田
と書きましたが、
国松、田村、杉田
の三氏でした。訂正いたします。
デルタ
どうもお久しぶりです。
http://hosiakari.blog34.fc2.com/
栗東市の市長選については、世間に相当誤解があるみたいなので、元滋賀県住民の身から、解説させてください。
立候補した三氏とも、主張が全然違ったのです。
・国松氏。新幹線の駅が必要、公費支出も必要
・田村氏。新幹線の駅は必要、公費支出に反対
・杉田氏。新幹線の駅の必要性については明言を避け(というか、最初は誘致する側にいたが、去年の夏あたりから選挙の戦略として不必要と言い始めた)公費支出に反対。

という立場でした。
たしかに選挙終盤で田村氏が前言を翻して、建設自体に反対といいだしましたが、ホンネでないのは明かです。
その結果として、国松、田村、安田、の順になったということは、「新幹線の新駅自体はぜひ欲しい」という意思が明かになった、とみるべきでしょう。
この問題については、大阪・東京にあるマスコミがかなりねじ曲げて世論を報じてますので(例えば、公費支出差し止めの署名が、新駅建設反対の署名と報じられたりしている)、十分注意を持って見て頂きたく思います。
r
同意です。
ところで今後の注視すべき点を列挙します。

①前原の今後の動向
>対米売国推進勢力の保険である前原一派がどのような行動を取るか牽制すべきです。
旧自民党の岸系列と現民主党の前原系列は同じニュアンスと考えるべきでしょう。
沖縄県知事選は米国と小泉安倍にとって負けるわけにはいかない選挙。
必ず何か仕掛けてきます。
そして来年の参院選。
小泉と前原は必ず何かを仕掛けてきます。

②郵政造反組復党報道
>全国紙とその配下のテレビキー局は米国とその傀儡小泉安倍の味方です。
必ず何かを仕掛けてきます。

③高校履修単位問題とイジメ報道。
>教育基本法改正に引っ掛けて報道しているのは間違いありません。
国鉄民営化の時に国労を弾劾し続けたのと同じように日教組と官公労をマスゴミは攻撃するでしょう。
私は日教組と官公労が好きではありませんが、少なくとも今の自民党よりは「遥かに国民に近い存在」です。
komichi@管理人
>ブラジル大統領選挙
http://moon.ap.teacup.com/komichi/
 エクアドルの大統領選挙は来月に決選投票ですか、微妙な展開ですね。
 ブラジルの大統領選挙は、今頃もう結果が出ているのでしょうか? また、仕事から帰って見ますね。
komichi@管理人
>『奪われる日本』
http://moon.ap.teacup.com/komichi/
 城内氏や関岡氏の主張の全てに賛成というわけではありませんが、『拒否できない日本』と『奪われる日本』の2冊には、今や全ての日本人が知っておくべきことが書かれている、と私は思います。
 より多くの人に読んでもらいですね。
 それにしても、相変わらず大手マスゴミは、この著作についても、または年次改革要望書についても、大々的にとりあげようという気が見られませんね。
 やはりネットで、このことを広めるしかないのでしょうかねえ。
komichi@管理人
>引き続き、rさんへ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/
 白兎さんは、削除&アクセス禁止にするつもりはありません。
 最初、「馬鹿なサヨク野郎」と仰った時は、「これじゃあ、他ブログで削除&アクセス禁止になってもおかしくないよなあ(苦笑)」とか正直思いました。が、よくよく白兎さんの書いた文、及び言動を見ると、私が今まで無視・排除してきた悪質な荒らし連中とは違うのではないか、という気がしてきました。
 いわゆるネットウヨの連中の多くは、どうも特定の人物や集団を(彼らの主張と明らかに矛盾するような言動をとっても)擁護したり、あるいは批判しなかったりするように、私には思えてくるのです。便宜上、「いわゆるネットウヨ」という呼び方をしておりますが、彼らは本当に「愛国者」でるかどうか、本当に「ウヨ(右翼)」でるのかどうかすらも、怪しい。むしろ「○○信者」とか、どこかの回し者であるか、それらに付和雷同して流されている奴らか、あるいは「何か口実をもうけては他人をいたぶって喜んでいる厨房・チンピラなどの類」ではないか? そう私は見ています。
 白兎さんは、どうもそういう連中とは違うのではないか。そういう気がしたので、削除も書き込み禁止にもしませんでした。また、志を持ちつつも「借金がある」など、自らの苦しい状況、失礼ながらあまり格好の良くない状況のことも、ここ(しかも本来対極の立場にある相手の領域!)で正直に話して下さいました。そのことも、信用する理由になりました。悪質行為全く誠意のない人には、それはなかなか出来ないことだと、私は考えましたので(悪質行為を行うような連中は、やたらと強がり、虚勢を張ります)。

 ただし白兎さんが、私のように自他共に認める左寄り人間(笑)のところにまた来てくださるかどうかは、わかりませんが(笑)。
komichi@管理人
>rさん
http://moon.ap.teacup.com/komichi/
 どうも、大演説をありがとうございました(笑)。
 そうですね。私が今回、このエントリー本文で共産党批判をやった理由も、ひとつにはそれがあります。
 「新自由主義(=市場原理主義)路線による国民生活の破壊と対米売国が深刻な段階まで進行している。それに対抗するには“反新自由主義”の大同団結が必要である。しかしそんな時に、共産党は一体何をやっているのだ!?」
 そういう思いがあったからです。
 今後も「反新自由主義による団結・左右共闘」について考えたいと思いますが、なかなか考えがまとまらないっすねえ。
 まだまだ私は勉強不足ですかな?
r 秀逸なのでどうぞ。
城内実氏のブログより転載
秀逸な文章です。

『奪われる日本』を読んで
http://www.kiuchiminoru.com/blog/2006/10/post_112.html

この城内実のブログの読者から毎日のように『奪われる日本』(関岡英之著、講談社現代新書、¥735)についてメールが来る。以下で代表的なものを一つ紹介したい。

 『奪われる日本』を読んで。
 「年次改革要望書」を多くの国民に知らしめた事は国民にとり有意義なことだと思います。先の「郵政民営化法案」に反対されました多くの先生方は「国家国民のために行動されたのだ」と伝わる内容だと思います。
 内容は、この国をアメリカ合衆国の州にしようとしているアメリカ合衆国政府の野望を明らかにしています。アメリカ合衆国政府は特定の団体・企業の代表者でありアメリカ合衆国の数%の人が多くの国民を支配していることでも解ると思います。
 この様な国に国民の社会的インフラを解放し牛耳られてはこの国の形・ありようが根本から崩れてしまうことを痛切に教えてくれる本だと思います。
 自分の妻・子供・孫や日本のあるべき姿と平和のためにもご購読され「真っ当な国」を国民の手で創る第一歩として多くの方々が読まれることをお勧めします。

 城内コメント:よくアメリカ合衆国は日本を51番目の州にしようとしているという見方がありますが、私はそんなことは決してないと思う。仮に日本が51番目の州になれば、アメリカを支配しているアングロ・サクソンやユダヤ系の人たちが人口1億以上もある「内部」の日本人の意向を無視できなくなる。
 日本がアメリカの州としてよりも、いわゆる同盟国(時には属国)として日本が存在する方が都合良く「外部」からコントロールできるわけである。このしたたかさは「和をもって尊しとなせ」の島国の日本人にはなかなか理解しがたいであろう。
 私は反米派でも嫌米派でもないが、好むと好まざるとにかかわらず現時点ではアメリカとは切っても切れない関係にあることは間違いない。
                                 10月28日(土)
r 
ブラジル大統領選 あす決選投票
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-10-28/2006102807_01_0.html

南米国家の新自由主義との戦い。
注目ですね。
r ⑩
komichiさん、お願いがあります。
白兎さんをアクセス禁止や削除対象にしないで下さい。
白兎さんの仰ることにはそれなりに理があると思います。
少なくとも何処かの反日ブログ監視の連中とは違います。
そんなわけで、色んな考えを持った人とお話してみたいですし、話が聞きたいのです。

白兎さんは最低限のマナーやルールを守る人のようですから、是非ともお願いします。

勝手気まま言ってすみません。
r ⑨
さて…
自民党を否定しました。
宗教政党も事実上否定しました。

で、何処の政党がいいのか?

私としては全野党が細部の矛盾を止揚して結束すべきだと思っています。

国民新党~共産党まで。
掲げる政策は「新自由主義の否定」

これだけです。
昔から自民党自体、左派から右派カルトまで混在していたのですから、それらの矛盾より
国民新党と共産党の違いは小さいでしょう。
特に地方自治に関してはそうでしょう。

でも、全野党が止揚して結束したら困る連中がいるんですよね。

「アメリカ」とそれでメシ食ってる売国奴連中なんですよね。

だからマスゴミ使って野党を分断しようとするのですね。
その件に関する私の文章は喜八さんの「喜八ログ」にありますからお暇ならお読みください。

それから、仮に全野党が結束して自民党を政権から引き摺り下ろして政権を獲ったらどうするか?

野党連合政府が、売国を始めたらそれはそれで私は批判非難しますよ。

だってそうじゃないですか。

私は日本人であり日本国民なんですから。
何で他所様の国に売国しなきゃいけないんですか。
そして何でそれを容認できるのですか。

そういうわけです。

白兎さん、読みづらい文章スミマセン。


r ⑧
私はまだ靖国に行ったことがないのですが、機会があれば行ってみたいと思っています。
神社に対して畏敬の念がありますからね。

宗教とは「小泉前総理が仰るように心の問題」なのです。
だから、「政治利用」は決してしてはならないのです。
だから、政教分離であるわけです。
小泉前総理も野党も、そしてマスゴミも靖国を政治利用してきたわけですね。

だからこそ政教分離の徹底が必要なわけですね。
補足ですが、宗教団体の政治活動も禁止すべきだと思っていますよ。
だってそうじゃないですか。
「心の問題」をそのレゾンデートルにしている組織が政治を行うと、軋轢を生むし井伊ことがないですからね。
宗教は共存共栄すべきだと思っていますので他宗を否定するような状況を作らないためにも宗教団体の政治活動は規制ではなく禁止すべきだと思っています。

r ⑦
で、自民党の売国を取り上げましたが押しなべて他党も売国をやってるでしょうね。
(とある宗教政党も自民の売国に加担していますね。)

で、ここで考えてください。
野党の売国の弊害がどれだけのものか?
自民党と違い、実権がないだけ経済的にも政治的にも損失が少ないと思いませんか?

ここで靖国の問題が浮かび上がりますが、私は「首相の靖国参拝」は大反対です。
その理由ですが…

日本国憲法に「政教分離」があるからです。
ただそれだけです。
靖国神社は「神様」を祀っているわけです。
目に見えないもの、その存在を肯定することも否定することも出来ない神学論争的存在。

要するに宗教の一つだからです。

私「r」は政教分離は徹底させるべきだと思っていますので、すべての国家公務員(特別職含む)は無宗教であるべきだと思っています。
但し、絶対に宗教的排他主義に陥ってはならない、といった前提があります。
神仏にはそれなりに敬意を払うことって意味ですね。
これは信仰とは違うと思っています。

続く
r ⑥
白兎さんが仰るには
日本の全政党が「対露売国」「対中売国」「対韓売国」「対朝売国」そして「対米売国」が日本国内に罷り通っている、とお考えのようです。

私「r」はそのお考えに同意します!

それらの政党の一つが「自民党」ですよ。
自民党、それも小泉安倍の出身派閥「旧森派」は「対米売国史観」ですね。
対米売国の弊害は余りにも「巨大」だとは思いませんか?
郵政民営化もその巨大な売国政策の一環ですね。
既にお読みとは存じますが、関岡英之氏の「拒否できない日本」「奪われる日本」を熟読すればそのカラクリが熟知できます。
関岡氏は男系天皇論者であり保守的な人物です。
私「r」の考えと非常に近い方です。
私も男系天皇論者ですよ。南北朝時代はちょっと怪しかったですが、少なくとも雄略天皇以降ずっと続いている世界最古の家系とも言える「王族(皇族)」ですからね。
権威と権力の分離が絶対だと思っている私としては絶対に残すべき制度だと思っています。
r ⑤
そういったわけで日本政府は企業の金を国家と企業、双方の納得済みでばら撒かせたわけです。
富の再分配が正常に機能した。

だから日本の高度経済成長が成されたわけです。
ですから、昔の自民党は必ずしも悪党ではなかったわけです。
ちょっと褒めますが、「清濁併せ呑める正当な悪党」が昔の自民党だったのでしょうね。

で、話は今現在に戻します。
マスゴミは村上堀江両氏の話題で盛り上がらせ、株主配当を過剰なまで主張しましたね。

で、何が言いたいかと申しますと、今現在企業が上げた利益は何処に行くのか?
ここが肝心です。

「株主たる米国資本に利益が吸い上げられる!」

要するに日本国内において循環しないのです。

だから庶民は景気回復を実感できない。

・全国紙とその配下のテレビキー局
・巨大広告代理店
・特殊な外国系カルト教団
・特殊な国内カルト教団
・現在の自民党

これらの連携によって日本の富がアメリカに吸い上げられる環境が完成されつつあるのですよ。

前述の彼らは「もう日本に明日はない」って事がわかっているわけです。
だから、今のうちに自分たちの利益を確保しようとしている、と私は思うわけです。

これでもまだ「自民党がマシ」と言えるでしょうか?
r ④
ちょっと前まで日本の株式会社は株主に対して「無配当」が当たり前でした。
バブル全盛期の時でも法人税を払っていない企業が大多数を占めていましたからね。
要するに「赤字」を演出していた。
国家の政策で、企業に過剰資金をプールさせずに、福利厚生施設の建設やら何やらで金を使わせていたわけです。
江戸時代の参勤交代の現代版ですね。
私たちが歴史教科書でならった参勤交代制度発足の理由は「諸藩の経済力を疲弊させ、幕府に反抗させない為」でしたが、確かにその側面はありましたが、江戸時代の国道たる街道の経済は参勤交代に伴う金のばら撒き、要するに経済活動ですね。
これによって雇用も潤い、地方経済が活発化した。
1635年当時の幕府官僚は間違いなくこの経済効果を勘案していた筈です。
r ③
続き
今、日本は景気が回復して戦後最長の好景気だとかマスゴミはほざいています。
でも一般国民には実感がない。

それは何故か?

これに答える前にちょっと前に「村上ファンド」や「ホリエモン」が世間を賑わせましたね。
あの時マスゴミが盛んに騒いでいたのは「会社は誰のものか?」
法的には「会社は株主の物」なのですが、日本文化には本音と建前が混在した慣習的なものが存在していまして、その辺が「いい意味」で曖昧になっていました。
そしてそれらが「慣習法」的なものとして漠然と存在していました。
 
※慣習法的なものが日本古来のものか、と言うと、不思議とアメリカを除く諸国家にも存在するんですよね。英国など欧州国家にもユーラシアにも…

閑話休題

(読みにくいそして理解しにくい文章ですみません。ぶっつけ本番で書いていますので論点整理していません。)

続く
r ②
80年代バブルの利益は何処へ行ったか?
その大半はアメリカに流れた、と私は思っています。
そして現在。
森政権の日経平均株価は確か15000円前後だと思いましたが、小泉政権発足後には7000円前後まで下落し、今は15000円前後に回復しましたよね?
でもその内容を調べると、外資(特に米国資本)が平均株価を押し上げているのです。
要するに以前は日本国内の企業(金融機関含む)が株をもっていたのが今は米国資本がそれを担っている。
で、何が問題かと言うと、

続きます。。。。
r
白兎さんへ
こんにちは。
私は右派の意見にも左派の意見にも共鳴できる部分があると思っています。
特に小泉政権発足後は頓にそうです。
私はどちらかと言えば右派寄り(保守的)だと思っているのですが、右派の人々、左派の人々双方に「あなたは左派だ。」とか「右派だ。」とかいろいろ言われます。(笑)
そして反日ブログの人々からは「反日売国奴」認定を受けたようです。(笑)

で、何が言いたいかといいますと、冷戦終結と同時に「イデオロギー」の時代は終わったと思っているのです。
専門的に勉強しているわけではないのですが、今の時代は「現実という名の虚構」と「まともな思考」との戦いだと思っているのです。(表現が抽象的で申し訳ございません)

前者の虚構ですが、米国の政経状況は「軍産複合体主導の戦争経済」言わば「公共事業が軍需産業」であり、グローバルスタンダードという名の「新自由主義経済」を南米や中国を除くアジアに強要してその富を吸い上げ、前述の公共事業としての軍需産業にばら撒き米国国内経済を循環させる、所謂他国からの「吸い上げ」「搾取」といった「現代版植民地統治」が米国の実態だと私は思うのです。
komichi@管理人
 ちと余談。
http://moon.ap.teacup.com/komichi/
 おや?
 じゅんさんに紹介していただいたブログへTB送ろうとしたのですが、通ってないようですね。
 どうも最近、ここからTB送ろうとしてもうまくいかないことが多いです。困ったものです。
 ISPに何か問題あるのかな?

 あと、この記事をあげた昨日のアクセス数見たら、337。このレス書いている27日22時半現在も、230越えてます。
 正直、ここまで注目を集めるとは思いませんでしたね。
 共産党について、注目してくれる人が、まだまだ多いということでしょうか?
komichi@管理人
>白兎さん
http://moon.ap.teacup.com/komichi/
 どうも、はじめまして。
 あなたの噂は、ここのコメント欄でも聞いておりますよ。
 いきなり失礼ですが、「いきなりこれじゃあ、削除&アクセス禁止にされてもしょうがないんでは……」という気が(苦笑)。また、あなたと私の主張は、おそらく交わることはないかもしれませんね。

 しかしながら、

(1)あなたが、自らの思想と信念に基づいた言動をとる方である(と私は見た)
(2)志と行動力を持った方である
(3)さらに、「志を持ちつつも、現在は苦しい状態で、辛抱強く機会を伺っている」ことなども、ここで正直に話してくださったこと

以上の3点に敬意を表して、削除も書き込み禁止にもせず、コメントをそのまま残させていただくことにします。
 何年先になるか、正直なところわかりませんが、どこの国への売国にもならない政治をどのようにして実現していかれるか、そのためにどのような行動をされるのか。
 その時には、じっくり見せていただきたく思います。


>白兎さんに答えてくださった方

 これはどうも。
 本来ならば、まずは管理人の私が答えるべきだったのですが、ちょうどその時仕事中だったのもので……。
 どうも、ありがとうございました。
komichi
http://moon.ap.teacup.com/komichi/
 また仕事等でたてこんでいたのと、エントリーをあげることに集中しすぎていたため、コメントへのレスを返せずにいましたが、ここからは再び真面目にレスしようと思います。


>じゅんさん

 どうも!
 面白いサイトを紹介していただいてありがとうございました。
 早速、プラウザの「お気に入り」に加えました。
 そして、挨拶代わりにTBを送りました。

 今回は特に、以下の記事に注目しました。

http://blogs.dion.ne.jp/origutitetu/archives/4412591.html 

  「現在のネット右翼の隆盛は、このような日本の革新派が振りまく絶望のせいだと思います」という部分に特に注目しました。
 これはまた、エントリーでもとりあげたい話題ですね。

 また、貴ブログのコメント・TB欄にもちょくちょく寄せていただきますので、今後ともよろしく。
白兎
あと、被選挙権行使ですが、借金で首が回らないのですが、あと10年返すことができます。今3000万残っております。どうでもいいですが、今31歳。人望がないため、応援してくれる人物を掻き集めている最中です。今のところ、今の仕事を畳んででなければ、町へでる態勢にないのですが、辛抱強く粘り、機会を掴み取る次第です。私が、立候補するとき、日本が中国や半島、アメリカ、ロシアに分断されていないことを望む次第です。あと、どうでもいいですが、幣ブログは、西村修平氏も出入りしているので、すでに創価、公安、在日、フェミの監視下です。
白兎
これは、多くのブロガーには、削消プラスアク禁ばかりされてきましたが、コメントしていただき、どうも有難うございます。ただ、二言言わさせてもらいます。まず、選挙権行使についてです。日本の全政党は、アメリカだけでなく中国、半島、ロシアに売国する連中の集まりです。その中で、自民、公明は、南鮮、中国、アメリカに。野党は、中国、南北鮮、アメリカ、ロシアに通じてます。どちらにしても、まともでないですが、国民の権利行使、というか、義理で、多少マシなところにいれてます。
白兎さんへ
あなたの言う事には一部を除き、ある程度は同意できます。
が、「しかたなく与党に入れるだけだ」これはイカンですよ。
あなたのブログを拝見すると、熱烈な愛国者のようですが、今の自民はアメリカへ貢ぐ「売国奴政党」ですよ。
それに仕方なくとはいえ投票するのは「売国奴」に加担することにはなりませんか?
「入れる政党がないんだから仕方がない!」と仰るかも知れませんが、あなたは山本や安倍の著作を古本屋に叩き得るほどの行動力があるようですから、それなりに行動力のある人物なのでしょう。(但し困惑する古本屋に駄作とも言える山本安倍の本を押し付けるのはどうかな、とは思いますが)
だったらあなたが政治結社を作って街頭演説を始めたら如何ですか?
いきなり国会議員はむりでも市区町村議会からでも始めてみては?
ひょっとして体制側右翼やヤクザ、特殊宗教の妨害工作や公安に目を付けられるのが怖いのでしょうか?
正直、私は怖いので行動は自粛してますよ。
とにかく何かアクションを起こしてくださいよ。
あなたがアクションを起こすのならば全面的に賛成はしませんが、部分的には賛同できますのでそれなりに応援させてもらいますよ。

白兎
アホか?民主も共産も、社民と同じ北鮮マンセーだから、そうなるはめになったつーの!国会答弁のレベルの低さも原因。国民生活や地域の産業構造と政治とは別次元、と考えるのが、普通の国民感情。まあ、俺も、公明と今の自民が大嫌いなんだが。野党があまりにも馬鹿すぎるから、しかたなく与党に入れるだけだ。失われた10年は、野党連立時代が、そもそもの原因。空気読めよ、馬鹿なサヨク野郎!
じゅん
ごぶさたしております。記事と近い問題意識の方です。
http://pueblo.seesaa.net/
http://blogs.dion.ne.jp/origutitetu/
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