応援のコメントやトラバを送って下さった皆さん。
そして、この記事をトラバさせていただいたブログ管理人の皆さん。
まずは、直接・間接にしろ、私を支えてくださったことに対して、心からお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
そして今回は、私から話したいことと、そしてお願いがあります。
お願いと言っても、私の申し上げることに賛同していただける方のみ、最後まで読んでいただき、そして、ほんの少しだけご協力をいただきたいと思います。
100%完全でなくても結構です。自分のできる形でかまいませんから。
もう既にご存知とは思いますが、いわゆるネット右翼と呼ばれる人たちが、あっちこっちで、活動しているようです。
私のブログにも、彼らとその同調者らしき人たちが、多数の嫌がらせコメントやトラバを送ってきました。ここ1週間には、本文趣旨とはあまり関係ない言葉のあやというか、重箱の隅をつつくような些細なことにまで噛みつき、大量かつ執拗な嫌がらせコメントを送りつけてきました。曰く「誠意を見せろ」「管理人は嘘つきだ」などなど……。
言い方はいろいろあるようですが、彼らの手口と目的は最初からミエミエです。
「批判」とか「質問」とか称して、大量かつ執拗な嫌がらせコメントやトラバを送りつけ、サイトの管理人にプレッシャーを与えて、消耗させる。そしてサイトを閉鎖や更新停止せざるをえないように追い込む。要するに、「ネットから自分の気に入らない言論を封殺する」というのが、最終目的です。
まるで、まるで文革時代中国の紅衛兵か、某大手掲示板から出てきた悪質荒らしの常套手段みたいです。
これも、今では多くの方がもう既にご存知のことでしょう。
これを読んでおられる皆さんにとっても、これは他人事ではない、と私は思います。
先述の通り、彼らの目的が言論封殺にある以上、我々がどんなに気をつけていたとしても、どんなことにでも難癖をくせ、そこから攻撃してきます。
おとなしく彼らの攻撃されるままだったり、真面目に対応しようとすれば、ますます追い込まれているだけです。
いっそサイトを閉じて、ネットでの言論活動をやめてしまうのもひとつの手ではありますが、ここでひとつ問題があります。
もしそうやって、次々とブロガーの皆さんが言論活動をやめたらどうなるでしょうか? やがてネット上が、ほとんど彼らの都合のいい言論だけで占められることになります。
たかが、ネットというなかれ。もう既にネットでの言論は、我々の社会に対して小さくはない影響力を持っています。あるいは、これから持ちつつあります。
例えば、最近までの共謀罪論議を思い出して下さい。
あれほど重大かつ恐ろしいものが成立に向けて国会審議されていたにも関わらず、テレビや大新聞などの大手マスメディアは、国民に向けてその事実をほとんど報道しませんでした。そのままなら、共謀罪は多くの国民の知らないうちに可決成立ということになっていました。しかし採決は、今のところ見送られています。まだ油断はできませんが。
何故こういうことになったのか? その一因に、国民的議論の盛り上がりがあったと言われています。大手マスメディアがあまり報道しなかったのに、何故こうなったか? それには、ネット上での議論の盛り上がりもあった。そう私は考えています。
私はここに、ブログなどネット言論の持つ可能性を見たような気がしました。
話を戻しましょう。
もしもネット社会が、いわゆるネット右翼やその同調者に都合のいい言論だけで占められていたら、どうでしょうか?
先ほどの共謀罪にしたって、「反日の(自分たちの気に入らない)言論は潰されるから、共謀罪は大歓迎」という連中です。「共謀罪も楽勝で可決成立」となるでしょう。
極端な言い方をすれば、近い将来、ネットだけでなく社会全体が彼らのような人たちの望む言説に飲み込まれる! そういうことになりかねないのです。彼らが普段行っている言動から、「それがどのようなものか」を想像してみてください。問題の重要性に気づかれると思います。
では、どうすればいいのか?
まず、大した力を持たない我々ができることから始めましょう。
以下は私が、ここ1ヶ月の間彼らの攻撃を受けてきた経験から、考えたことです。
今回は3つ、提案をします。
*その1:攻撃を受けている人を支えてあげましょう。
直接的でも、間接的でもいいのから、仲間を支えてあげましょう。
攻撃されている仲間を見たら、何でもいいからコメントやトラバを送ってあげましょう。攻撃を受けている人にとっては、それだけでも自分が孤立していないことを知らせてくれるものなので、心強くなれるはずです。
トラバの場合、直接的な応援メッセージでなくてもかまいません。極端な場合、過去の記事などでもいいのです。
とにかく、「貴方は一人ではない」ということを知らせてあげましょう。
*その2:最初から悪質荒らしをまともに相手にしてはいけません。
もし、あらし攻撃を受けたら、排除(徹底無視と即・削除)を心がけましょう。彼らには、真面目に議論しようという意思など、最初からありません。ただ数の暴力と策で異論を封殺するためだけに来ている、つまり悪質な確信犯ですから、議論しようとしても無駄です。彼らに誠意など通用しません。
管理人さん自身の精神衛生上も良くないですし、それよりも真面目な来訪者の迷惑になるだけです。それに、1の方法で仲間を助けようとする人も、多量のあらしコメント・トラバを放置したままでは、動きにくいのです。
くどいようですが、あらしや嫌がらせと見られるコメントやトラバを見たら、即(あるいは出来るだけ早く)削除してください。相手は言葉巧みに脅し・すかし・挑発等を繰り返して、削除をやめさせたり、自分の土俵に引き込んだりしようとしますが、強い意志を持って徹底無視&即削除を心がけてください。必要ならば、ブラックリスト機能などで、危ない人を排除したり、コメント禁止等の措置もとりましょう。それでも中には、IPアドレスを代えて書き込みをしてくる、ストーカーの如き者もいますが、それでも冷静に徹底無視&即削除を続けてください。
くどいようですが、何度でも言います。あらしや嫌がらせのコメントは、管理人判断で、徹底無視&即削除を心がけてください。
*その3:無理はしない、させないでおきましょう。
今まで言ったことと矛盾するようですが、管理人も人間です。必ずしも頑張り抜ける強さがあるとは限りません。
さらに、誰が言ったか忘れましたが「ネットでは暇人が勝つ」という言葉もあります。まともにブログやHPを運営している人のほとんどは、ネット以外に仕事や家庭などを持つ皆さんです。四六時中ネットに張り付いているわけにもいきません。一方、ネット右翼の中には(どんな生活をしているのかはわかりませんが)、ほとんど一日中ネットから攻撃をしかけてくるような者や、交代で執拗に攻撃をしかけてくる者もいます。
我々一般人が、「プロ」や「暇人」を相手にするのは、どうしても限界があります。
その場合、残念ながらブログを一旦閉じることも選択肢に入れてもいいでしょう。
そこまでしなくても、コメント欄やトラバ欄を閉じてしまうのもいいでしょう。『喜八ログ』のように、コメント欄を閉じても読者は減らなかった(むしろ増えた)という例もあることですし。
また、コメントやトラバの受付を、管理人の承認制にするという手もありだと思います。『気ままにつれづれ』みたいに、「適当なこと」シリーズで、ネット右翼をボロクソにこき下ろした発言をしているにも関わらず、彼らからのコメントやトラバが少ししか来なかった、という例もあります(笑)。
また、1の方法を行って「自分は応援のコメントやトラバを送ったのに、自分が攻撃されていた時、君は何もしなかった」などと、相手を批判するのもやめた方がいいでしょう。
とにかく、各人のペースで、無理のない方法でやりましょう。
以上です。
今はこんな提案しかできませんが、これから皆で考えていくのもいいでしょう。
ネット右翼のような連中が、多数の暴力や個人攻撃を使って異論封殺し、ネットが彼らに都合のいい言説で支配される。そんなことは、もう終わりにしなければなりません。
そのためにまずは、皆さん方のほんの少しの勇気とご協力が必要です。
なお、私がこれまでブログを続けてこられたのは、直接・間接に支えてくださった皆さんのおかげです。
それがあったから、本来小心者の私ですら、ここまでがんばることができました。
でも、そんな私も、もしかしたらヘタレてネット言論活動をやめることがあるかもしれません。しかし、これを読んで下さった皆さんのうち、全員でなくても結構です。
そのうちの何人かの方が引き継いで下されば、それで十分です。
最後に、ほんの少しの勇気とご協力をお願いして、今回は終わりにします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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