京都の闇に魅せられて(新館)

『アリアンロッド2e』キャンペーン・第0回 @ TRPGも細々とやっています(2022年02月)





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 どうも、こんにちは。
 前回記事に続いて今回も、TRPGを続けているレポート記事です。
 今回から、『アリアンロッド2e』という割とスタンダードな(?)ファンタジーRPGのキャンペーン(長期の続き物)ずつでも上げていきたいと思います。
 ここしばらくの間は、プレイヤーばかりやっていましたが、今回久々にGM兼シナリオ制作者を始めることになりました。
 今回はまず、キャンペーンの背景世界の作成・整備と、参加PC(プレイヤー・キャラクター)の作成をしました。


 その際、『ナイトウィザード3rd』のように多種多様なストーリーや世界観で遊べる現代ファンタジーものもいいけど。
 剣や魔法で、魔王やドラゴン、ゴブリンや悪の魔法使いなどと戦うというオーソドックスな(?)ファンタジーもやりたくなったし、また今までにあまり遊んだことの少ない新しいRPGシステムも試してみようという気になって、『アリアンロッド2e』を選択しました。





 もっとも、『アリアンロッド2e』など、和製のファンタジーRPGが、「中世ヨーロッパ世界を基調にした」という意味で、厳密にファンタジーと言えるかどうかは、少々議論の余地がありそうですが(笑)。
 私の場合は、中学校時代から『ソーサリー・シリーズ』や『ファイティング・ファンタジー・シリーズ』などのゲームブックからファンタジーRPGにハマり、中学や高校の歴史の先生がなかなかにユニークな人だったということもあって、中世の世界や歴史には少しばかり興味を持ってかじっていたのですが。
 どうも、一般的な和製ファンタジーで描かれる世界は、厳密な意味で、実際の中世ヨーロッパ世界とは違っていたようです。
 最近では、以下のような記事も参考にしていたりしますが。


*【異世界】一般人が中世ヨーロッパに転生したらどうやって生き延びる? 詳しい人に聞きました
https://omocoro.jp/kiji/189935/2/


 中学・高校の時にファンタジーRPGと、中世の歴史などにほんのちょっと触れたこともあって、その頃から「リアルの中世と、和製RPGのファンタジー世界というのはちょっと違うのだな」という思いはありました。
 そこで、「自分のお気に入りの、自分の使い安い、自分のやりたいシナリオが出来る世界設定を作りたい」と考えるようになり、自分のオリジナルのファンタジー世界を作り始めました。
 何も無い無から原初の神々が生まれ・・・というところから、その世界の歴史を構想(というより妄想)し、オリジナルの王国を幾つか創り出し。
 さらにその地域、諸王国を一神教の教えで実質的に支配する教団や教会を創り出し。
 厳格で不寛容な一神教支配によって洗脳に近い状態で盲信し、支配者や教会に煽られるままに魔女狩りや異端審問、他宗教への弾圧へと加担してしまう、圧倒的多数の無知蒙昧な民衆の社会。「これぞ中世暗黒時代のヨーロッパ」という(少なくとも自分でそう思う)オリジナル世界観を作り上げ。
 その中で、PC(プレイヤー)たちは、モンスターや犯罪者・反逆者などのわかりやすい外的脅威だけでなく、狂信や不寛容、それらを利用した権力悪など、自ら所属する社会の「内側からの脅威」にも注意しなければならない。場合によっては、それとも対峙しなければならない。
 勿論、高い自由度のTRPGであるから、PCが望み、選択するならば、教会権力や世の多数派に巧妙に迎合し、権謀術数も駆使して、うまく立ち回って生き残りや成り上がりの立身出世を目指す、というのもあり。
 そんな世界観でキャンペーン・シナリオを作り、GMをしたい。
 それで中学・高校あたりからせっせと作り上げ、高校・大学以降も時々は使い、愛着もあり、また自分が使いやすいオリジナル世界設定を、また使ってキャンペーン・シナリオをやりたくなったのです。





 ただ、以前は旧『ソード・ワールド』で、この世界観のキャンペーン・シナリオを遊んでいました。
 何故なら、この世界観を作り始めた中学・高校の時に一番よく遊んでいたTRPGシステムが旧『ソード・ワールド』であったからで。
 実は大分以前でも、同じメンバーで、このオリジナル世界観と旧『ソード・ワールド』でキャンペーンを続けていたことがありました。
 ただ当時は、あまりにも長いこと旧『ソード・ワールド』で遊び続けていた上に、その当時のメンバーが「新しいことも始めたい」と言うので、その当時最もよく遊んでいたTRPGシステムのひとつである『ナイトウィザード3rd』のキャンペーンを始めたのです。
 その後の『ナイトウィザード3rd』のキャンペーンを2シーズン、合計30回のシナリオ・セッションを続け、さらにその時のプレイヤー2人が、それぞれ『ナイトウィザード3rd』のキャンペーンをはじめ、そのうち1本が終了し、再び私がGMをする番が回ってきたのです。
 さて、次は何をやるのか?
 そう考えた時、大分以前に途中で終えてしまった旧『ソード・ワールド』のキャンペーンのことを思い出しました。
 『ナイトウィザード3rd』を長く続けてこられたのも良かったのですが、その為に愛着もあるオリジナル世界設定のキャンペーンを最後まで出来なかったのは、少し心残りがありました。
 では、その続編をやろうか?
 そう思い立ちましたが、中断してから何年ものブランクがあるキャンペーンをそのまま続けるのには、いろんな意味でかなり無理があります。
 さらに、旧『ソード・ワールド』も良かったのですが、今まで全く、もしくはあまりやったこともない新しいTRPGシステムで遊びたい、というのもありました。
 そこで、以前別のサークルで数回だけ遊び、1回だけGMも経験したTRPGシステムである『アリアンロッド2e』のキャンペーンをやることとしました。
 旧『ソード・ワールド』と比べて『アリアンロッド2e』は、PCのヒーロー性がより高く、また作成できるキャラクターや成長パターンのバリエーションが広い。また「ギルド」というPCのチームも、各PCと一緒に成長して、各ギルド特有の特殊能力なども使えるというユニークなシステムも付いているので、これは楽しめそうだと選択しました。
 そして世界観は・・・前のキャンペーンの世界観を受け継いで、「前のキャンペーンから百数十年後の世界」ということにしました。前のキャンペーンで使用したPCたちは「百数十年前に闇の国の大侵攻から世界を救った英雄」として語り継がれている。新しいPCたちは、「その英雄の子孫や継承者(弟子や、弟子の弟子のそのまた弟子など)ということにしてもいい」とも。
 こういうの、新しいメンバーも居るサークル内でやると、古くからのメンバーは楽しめる代わりに、新メンバーが着いてこられなくなってしまうという危険性もあるのですが。幸い、初期参加メンバー3名中2人が、旧キャンペーンのPC経験者であり、残りの2人も私を含めたメンバーと馴染みのある人だったので、この提案はすんなりと受け入れられました。





 そして『アリアンロッド2e』の新キャンペーン第1回目・・・というより、第0回目は、PC(参加キャラクター)の作成から。
 前キャンペーンに参加したことがあるプレイヤー2人は、「世界を救った英雄(前キャンペーンでの使用PC)の子孫」という設定に。
 しかし、2人とも普通の人間ではなく、異種族(竜人と有翼人)
 残り一人は、「異世界転生者」に。今、ラノベやアニメなどで流行しているらしい異世界転生モノの影響もあってか、『アリアンロッド2e』でも「アーシアン」という異世界転生者のPCも作成・プレイできます。


 新キャンペーン第1回目からの参加PC3人は、以下の通りとなりました。

① 日本人男性のアーシアン(異世界転生者)。アコライト/ガンスリンガー。
ギルド(チーム)のリーダー的存在。
何故か転生前の世界からスマホとバイクを持ち込んで活用している。

② 有翼人のサムライ戦士。ウォーリア/サムライ。
英雄(前キャンペーンのPC)の子孫。
チームの槍(アタッカー)になると思われる。

③ 竜人の傭兵戦士。ウォーリア/サムライ。
こちらも英雄(前PC)の子孫。
戦闘だけでなく、情報収集などもこなす軍師タイプか?


 このうち2人は旧キャンペーンPCの子孫という設定ですが、確かその旧PCは2人とも人間だったような。
 ということは、旧PC本人もしくは子孫の誰かが、有翼人や竜人といった異種族と交わって出来た子供か? ファンタジーや昔話には異類婚姻譚というのはよくあるし、前PCは英雄となったような人物だから、その伴侶も普通の人間ではなかったとしてもおかしくはないと思うのですが・・・。
 ただ、この世界設定は「中世暗黒時代のヨーロッパ」のように、不寛容な一神教支配の世界。
 そんな世界で、異種族の血が混じった冒険者とか、現代日本からスマホとバイクを持った現代日本人とかが紛れ込んだだけで、大変な騒ぎになりそうな。いや、最悪の場合、異端として狩られたり、付け狙われたりすることにも・・・。
 ・・・いや、それは、それで面白いのでは?
 とりあえず、新キャンペーン第1回から波乱の展開を準備しておこうか。
 その意味でも、第1回からのストーリーを創るのが今から楽しみにもなってきました(笑)。






 今回はここまで。
 また次回。




*『アリアンロッド2e』の公式HP
https://www.fear.co.jp/ari/index.htm




『京都妖怪探訪』シリーズもよろしく。




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岩上安身責任編集 ? IWJ Independent Web Journal



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