今日は朝から大津地方裁判所へ行きました。
民事部 損害賠償請求事件 平成24年(ワ)第121号を傍聴するためです。
いつもは閑散としている裁判所も今日は傍聴希望者、報道関係者でいっぱいでした。
裁判所のホームページで、傍聴は抽選で整理券配布と告知されていました。
一般傍聴席36席に対して、傍聴希望者は341人いました。
配布を待っている間、某出版社の人にからまれました。
「今日はバイトかなんかでこられたのですか?」
「違います」
「デモが行われるそうなんですが、参加されたりなんか」
「いいえ」
「被害者か、加害者の関係者ですか?」
「全く関係ありません」
とりあえず抽選券をもらいました。
傍聴当選番号が発表されました。
当選しました。
小森は傍聴券を入手した。
原告、被告とも弁護士のみで行われました。
市側の弁護士は「いじめと自殺の因果関係を認める可能性が高い。和解協議をさせていただく意思がある」と表明。
第3者委員会を設置し再調査する。
調査結果まで4ヶ月必要で、それまでは主張を留保。
第3者委員会に誰を選任するかはまだ決まっていない。
被告少年の弁護士は「遊びの範囲」として3人ともいじめを否認。
第3回口頭弁論は9月18日に行うことが決まった。
裁判の内容はほぼこれだけだ!!
20分で閉廷してしまった。
呆然としてしばらく席から立ち上がる気にもなりませんでした。
こんな調子でちんたらやっていたら何年もかかってしまうのは当然だ!!
こんな内容の無い裁判を傍聴しにきたのがアホらしくなりました。
法廷を出ると市側の弁護士に報道陣がつめよっていました。
弁護士は裁判所の外へ移動してから取材を受けるようなことを言っていました。
追いかけて撮影しました。
5月の第1回口頭弁論では、原告側の「教員らがいじめを見逃した」とする主張について、
いじめの日時や場所を特定するよう要求していました。
これが、市長に代わってお詫びするおっさんの姿です。