今日の最高気温は36°だったそうです。
よくもまあこの暑さの中、海へ行くなんて・・。と自嘲気味です。

大潮なので、「シオマネキ」と言う蟹を見に行こうと出かけました。
でも、私の目的はどちらかと言うと、こっちの方です。

海岸をうろついて汗まみれで到着したのですが、「ここエアコン無いみたい・・」と言う私に、
連れて行ってくれた友人が「ご明察!」と嬉しそう。
だってここ窓全開よ・・。

ところが、意外。
海風が吹き抜けて涼しいの! 海の家みたいな雰囲気でした。
そして、ここの料理は「蛸尽くし」

蛸もですが、エビが凄く美味しい。

タコ天

これは、三杯酢をかけて食べます。
そして、

もちろん蛸飯
ここは夏しか営業してない蛸飯屋さん。
営業時間も短くて午後2時で閉店。昨年から行って見たかったのですが、今日やっと行けました。
ここのご主人は京都に住んでるんだって。夏だけ営業するために帰ってくるそうです。
「京都ええとこどすえ~」とか言われて、京都への永住を勧められる。
いやいや、無理だと思います。せめて、1週間位旅してみたい。が私の小さな願い。
蛸の次の今日の主役は「カニ」よ。

「シオマネキ」
凄く小さいカニです。
白い大きな片手を振り上げて「こっちこい、こっちこい」と言うように振っています。
漢字で書けばこんな感じでしょうか「潮招き」。良いネーミングですね。

なんと、蛸飯屋さんで、友人のお知り合いの方に会いました。その方も俳句が趣味。
以下、その方のぼやきです。
ここは、「石田波郷」の生まれた土地。松山は子規さんにだけお金をかけて、石田波郷に冷たい・・。
なるほど、石田波郷も町興しにもっと使うべきですよね。
と言う私も、闘病生活が長くて若くして亡くなった俳人と言う位の知識しかありません。
でも、地元の人には今でも愛されている。
「今生は 病む生なりき 烏頭(とりかぶと)」 ← 石田波郷の一句
今日はタイトルに悩む。
蛸飯か、シオマネキか、はたまた石田波郷か・・・。イヤ京都へ行きたいか・・