本来中国の魏の歴史書「魏志」の中の
「東夷」の条の中の日本に関する部分ば
通称「魏志倭人伝」て呼んどって「魏志倭人伝」て
独立した本や無かとです。
まだ日本人(倭人)が文字ば持っとらんころのお話です。
この中に書かれた邪馬台国までの道程が未だに論議され
「邪馬台国論争」が続きよります。
ここではそれ以外あんまり紹介されてない部分ば見てみろう
女王、統治する国の南にゃあこの女王に
服属しとらん「狗奴国(熊襲?)」があって
その頃は海に潜って魚やら貝、アワビば採って暮らしよったけん
魚やら水鳥に対しての呪(まじな)いとして顔、体に「刺青」ば
しとったらしい。
水の深さに関係なく魚、あわびば採るとが得意であった。
諸国で身分の違いにより刺青の仕方も違っとった。
頭は髷ば結い木綿ば頭に巻き服は横広の布ば
結び重ねとうだけで縫うてない。
おなごは布の中央に穴ば空けそこから頭出しただけ・・
家屋はあるばってん裸足で生活し体に朱やら丹?ば塗り
手で物ば喰う・・
なんか友樹に似とう~~
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真珠、青玉が採れ生姜、山椒、茗荷も採れるばってん
それが栄養ある食べものて言うことば知らん。
酒ば好み、集まりでの座席の序列は親子、男女の区別なく
4~5人の妻ば持ち身分の低っか者でも2~3人は
ごりょんのおったらしい。
驚いたことに100年~8、90年の長寿やったげな
オナゴは淫らではなく嫉妬もせん(良かこっちゃ)
泥棒もおらんしイザカイも少ない
身分の差があり年貢も取り立てそれば治める倉があり
市場では物々交換が行われとった。
身分の低っかもんが高いもんとすれ違う時ゃ
後ずさりして道端の草むらに入る。
この辺、幕末の「上士、下士」の関係に似とりますね。
受け答えの声は「あい」やったげな。「はい」や無かったいね。
倭人が中国に行くときは誰か一人が持衰(じさい)て言う
役割で中国に着くまで髪も梳かん、しらみもとらん、服も洗濯せん
肉も食わん、女も寄せ付けんて言う役割ば持たせる習慣があって
無事航海が終わったらその人に奴隷ば与え財物ば与え
その逆で航海中に病人が出たり嵐に合うたら、精進が足らんて
勝手に責任とらせて殺されるらしい。おとろしか
保険みたいなもんやろうね
じゃんけんで決めたとかいな?
じゃんけんで殺されたらたまらんですな
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魚採って、海に潜ってのんきな暮らしも良かろうごたるばってん
そげなことで殺されるちゃたまらんです。
卑弥呼が死んだときは奴隷が一緒に100人以上
殺されて一緒に埋められたげな。
おとろしや・・おとろしや・・
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