「古事記に思うおいしゃん的心」の第一回目は
こちらです。
最近、お隣のお国との問題が段々深刻になってきて
お隣の国の歴史ば勉強したばってんが
今一度、古事記ばひも解いて我が国のなりたちばま一回
掘り下げて見てたいて思うて勉強しました。
それと明治維新の日本と西洋諸国の関係も・・
今回はその中で日本の成り立ちです・・
古事記は「古き事を記す」て言う意味で
太安万侶が稗田阿礼の口述ば文章にして編纂し
元明天皇に献上したもので当事まだ日本に文字(カナ)が
確立されとらん時代に漢字(中国の漢)だけであらわしたものですたい。
※一回目の投稿から引用
漢字だけで書かれとりますばってんがこれ中国人は
読めません。もともとの和語の音ば漢字にあてはめて書かれとるし
ちゃんとその断りも書かれております。
暴走族の「夜露死苦(よろしく)」やら「摩武駄致(まぶだち)」やらと
同じですね。
この古事記はもともと内容が比喩して書かれた部分が多く
庶民が読むものやのうて国のトップのエリートが国の成り立ちば学ぶ
難しい教科書やったそうです。
そいけん、そのまま読んだらキングギドラみたいな怪獣(ヤマタノオロチ)や
「因幡の白ウサギ」やら出て来ておとぎ話のごと思われます。
この稗田阿礼は「天宇受賣命(あめのうずめ)」の子孫て言われてます。
一回聞いたことはすべて覚えとる超人ですね。
あめのうずめ(※以下こう書きます)はおなじみ
アマテラスが岩戸に隠れた時、裸踊りばして岩戸ば開かせた
芸能の女神様です。
天孫降臨でニニギについて「中つ国」に降りて来ました。
「中つ国」は中国とは意味が違います。
中華思想は横に広がる領地の拡大やばってんが
ここでは「上(高天原天上世界)」「中(人間世界)」
「下(よみのくにて言われる死後の世界)」ば意味します。
日本の神様は一杯おって天(高天原)におる神様と
人間様の世界(中つ国)におる神様がおります。
天上界の代表が「アマテラス」その弟の「スサノウ」は天上界から
追放されて中つ国に降りて来てその子孫の大黒様が出雲の国ば作ります。
天上界から見よってその栄えた中つ国ば羨ましがって
アマテラスはそれば乗っ取ろうてしますと・・・・・・・
何回か?精鋭の神様ば送りこみますばってんが
人間世界の欲の塊に辟易して失敗します・・・・・・・・
そこでアマテラス(天)の孫(ニニギ)に天空の神の精鋭ば付けて
人間界(中つ国)に送りこみます。
これが天孫降臨よ!
それが「天宇受賣命(あめのうずめ)」と天の岩戸ば力づくで開いた
建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)その案内役の
地上神が「さるたひこ」ですね。
このたけみかづちは大黒様の息子ば力づくでやっつけてしまいます。
そげな事なら大黒様はこの国ば譲ります、その代わり私ば祭ってくださいて
云うてできたとが「旧出雲大社」です・・・・
神話の世界のお話やばってんがこれは考古学と照らし合わせたら
まんざら嘘じゃ無い感じですたったい。
出雲にあった帝国はその後発掘された銅剣の数でも証明されます。
もともとあった出雲の国と九州から精力ば伸ばしてきた文化が
あって、それが合流し一大倭国ば形成したかも知れません。
ある時、突如として現れた大和文化がどういう経緯で現れたか?
今も考古学では謎です。
ここに来て邪馬台国は四国やったて説が出て来ました。
今の現代技術ば使ってその工程ばひも解くっていいますばってんが
それ考えたら当時の中国の知識は相当なもんです。
日本はまだ海に潜って貝やらとりよった時代ですもんね。
次回から少しづつかきますけん・・
ランキングに参加中です。
見るたびにクリックしてつかあさい!
最新の画像もっと見る
最近の「歴史・いにしえの大昔しの事」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事