さすが三谷幸喜脚本やけんコメディ調でテンポが良か・・
時代は平家の世から源氏(鎌倉)北条に移り変わる時代。
明日から始まる博多松囃子もこの頃から始まったてされとります。
松囃子は「平重盛」の恩に報いて始まったて・・・
そいけん博多は源氏より平家の方が縁が深かとですよ・・・
その当時、博多はのちに長崎にその座ば譲るまで倭国の貿易の拠点。
日宋貿易が盛んで帰化人の博多綱首(こうしゅ)の謝国名やらが活躍した時代。
鎌倉時代にも日宋貿易が盛んにおこなわれよりました。
振興会が取り入れとる山笠起源もこの頃ですね。
疫病がはやっとば謝国名・弁円(のちの聖一国師)たちが
衛生指導ばして乗り切り治まったお祝いに弁円が施餓鬼棚に乗って
博多の街にお祝いの聖水ばまいたて言う説は良うでけた物語です(^^♪
これは良うでけた作り話ですばってんが・・・・
史実も何もロマンがあった方が面白かです。
義経の「鵯越の逆落とし」も史実や無かばってんが
今回の大河でも義経は「歴史はこうやって作られる」
って言うとりましたもんね・・三谷幸喜の脚本と史実のシンクロ感じましたやね・・
実は義経って戦いに強くてパフォーマンスが強い人物で
時の時代ではそう大きな意味持った人や無かったとかもて思います。
そいけん祀ったとこが無いとかも?っておいしゃん最近思います。
だいたい日本のなんかの始まりは神社かお寺に起因します。
たいがい英雄は神様として祀られとりますもんね。
もしくは祀ったお寺が残ってますもん。
色白で出っ歯で背の低い義経ばってんが静御前とのロマンスも・・
これもあとから作った物語かいな?
今後の大河ではその辺どげな筋書きでしょう?楽しみです。
大陸からこの日宋貿易でわが国に博多経由で坊さんの手により文化が伝わりました。
うどん・ういろう・蕎麦・饅頭・お茶やらが博多発祥て言うとはこれです。
今博多名物の明太・ラーメン・もつ鍋・水炊きはごくごく最近のお話です。
しいて言えば戦国時代から鶏の食文化。明太ラーメンは戦後
もつ鍋は極ごく最近です・・
今に残るとは「うどん」ですね・・・・・
蕎麦文化は博多に根付かんで日本の各地の土地が肥沃でない地で
広まったて思います。
北条の時代に暗雲が漂い始めます。
「元寇の役(蒙古襲来)」です。
本当は今で言う「専守防衛」で軍事力で蒙古に勝ったとですばってんが
当時は信仰が厚い時代です。
日蓮が拝んで神風ば吹かして勝ったて言われとったとです。
そげなスピリチュアルば蔑ろにした北条は日蓮ば抹殺してしまいます。
今でも博多の東公園には敵国降伏ば祈願した「亀山上皇」の近所に
日蓮銅像が建っております。
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それまでの武士は戦いに勝ったら恩賞に土地ば貰い(切り取り次第)よったとです。
ばってんがあん時は相手は外国ですやん。
勝っても北条は大した恩賞も払いきらん懐事情・・・
そいけん九州はこの頃から群雄割拠の時代(筑前国騒乱)に突入します。
元寇で活躍した「少弐氏」もその後戦いの中で淘汰されてゆきます。
周防の大内氏やらのちには毛利、九州では豊後の大友氏
そして筑前の太宰府時代からの国人たちも絡めた戦国時代に突入です。
当時は人生50年の時代(今は80ねんか?)・・・・・
今のウクライナみたいにたまたま不遇の人生送るひと
お江戸何百年の間でも不運な人生送った人もあればそうでない人・・
今回の知床の事故やらでも感じるっちゃけど・・
何やかや言うてもこの年までラッキーに死なんで生きてきたことに
感謝せないかんってつくづく思います・・
さだめかもしれんばってんが昔から年端もいかんで亡くなる子供がおれば
たまたま長生きする人もおる・・・
最近年歳とってつくづく思います。
おいしゃんいつ死ぬっちゃろう?ってね・・・
世界の中で長い歴史の中でのたったひと時の時間です。
ま一時長らえるなら幸せにのんびりまっとうしたいって
最近つくづく思いますやね・・・・
明日からのドンタク前にしてこげな感傷にふけるおいしゃんでした・・
チャンチャン