ひとりが新しいスタイルで成功すると、あっという間に追従する選手が現れるのがスポーツの常だ。成功例はひとつでよい。可能性が示されれば十分なのだ。その可能性に賭けて多くの才能と時間が費やされ、やがてそれがスタンダードとなってゆく。これがスポーツの進化のプロセスだ。(卓球専門ライターの伊藤条太氏)
この文のスタイルとかスポーツを「家づくり」に置き換えると今私がやっている「ウッドキューブ」そのものなのです。多少時間はかかるかもしれませんが、やがて当たり前スタンダードな時代が必ず来ると信じています......。
基本形はこの3号棟(4ユニット結合)でほぼ完成しています。高気密にするとか、健康住宅仕様にするとか、こまかなアイテムは自由に設定できます。
私がこの家づりにこだわる訳は、日本の国内事情にあります...。少子高齢化によるコンパクトな住空間の需要、それから人材不足、高技能者不足解消など時代の趨勢にあった家づくりは、「ウッドキューブ」こそ近未来的家づくりのかたちだと位置付けているからなのです・・・・・・・。