サラミを切る様に

　「サラミを切るように」という表現をよく聞きます......。実は私が今日それを感じました。

　ようやく桜がほころんできて、暖かくなってきました。以前記事でも取り上げていますが、脳出血の左片麻痺の全弛緩状態から痙縮を経て５年目です。

　現在９０％回復していますが、どうしても出来ないのが駆け足です。これが一番難易度が高いです。スリ足の早歩きまでは回復しています。信号横断などは以前は渡りきるまですれすれでしたが、最近は余裕で横断できるようになりました。

　サラミを切る様にの表現で一番わかるのが、車のハンドルを回す時に感じます。最近両手で回せるようになりました。

　　　　　　

　私が４年間を振り返って良かったことは......。（医療機関のリハビリは最初の３ヶ月だけで、後は自分で治しました）

１．脳卒中で運動麻痺を起こしたら☛一日も早く自分の脚で立つ（私は病院内で隠れて窓の枠につかまり夜中に屈伸やっていました）

２．日常の生活をとにかく自分でやる☛最近靴紐を自分で結べるようになった（難易度が高い）

３．バットを振る☛最初は太い方を持って、出来たら細い方に移る。最近ゴルフのドライバーでキャリーで１００ヤード飛ぶまで来ました。

４．細かな指の動きは☛一番難易度が高いのですが、パソコンのキーボードが一番いいかもしれない。

　最初の半年で回復の８０％～９０％決まると言われています。その後わずかずつですが回復することがあると言われていますが...。私自身がその回復を感じています。今後限りなく１００％回復に向かって挑戦しています・・・・・・・・。