【家造りから「大工」が消える?効率化の光と影 木造住宅の変化で人知れず消える技術と道具】
大工がノミやカンナで木材を削り、穴を開け、柱やはりを組んでいく。何もなかった土地に戸建て住宅が姿を現す――。家を建てると聞けば、そんな風景が脳裏に浮かぶのではないだろうか。
だがそうした建築現場は、もうほとんどない。「昨今の木造建築の95%以上はプレカット工法だ」。住宅メーカー・ポラスグループ傘下で、住宅向けの木材加工で最大手のポラテック(埼玉県越谷市)の北大路康信・専務取締役は、今の木造建築の現状をこう解説する。
こんな記事を目にして今更......。
私が木造住宅分野に携わって約20年たちますが、20年前にすでに大工が墨付けして材木を加工する時代は終わっていました。
しかし、大工の仕事は無くなっていないし、構造体がプレカット合理化になっても大工の仕事がなくならないのは、組み立てる段階の発想転換が出来ないからです。
私はこの組み立てる分野に踏み込んで「ウッドキューブ」を開発しました。組み立て施工部分では一人専門的な技術者がいればOK。おいおいスーモに掲載したりしますので注目をされるようになると期待していますが、すでに特約店に名乗りを上げている方も出現したり、今後がとても楽しみです・・・・・・・・。
大工がノミやカンナで木材を削り、穴を開け、柱やはりを組んでいく。何もなかった土地に戸建て住宅が姿を現す――。家を建てると聞けば、そんな風景が脳裏に浮かぶのではないだろうか。
だがそうした建築現場は、もうほとんどない。「昨今の木造建築の95%以上はプレカット工法だ」。住宅メーカー・ポラスグループ傘下で、住宅向けの木材加工で最大手のポラテック(埼玉県越谷市)の北大路康信・専務取締役は、今の木造建築の現状をこう解説する。
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