【「選挙の顔にならない」「やっぱりそうだよね」切られた岸田氏】
派閥の支持を受け、ほかの候補を圧倒する菅義偉官房長官。安倍晋三首相は当初、岸田文雄政調会長に後継を期待したが、党内や世論の期待が広がらずに支持を見送った。首相批判を繰り返す石破茂元幹事長に「勝てる候補」として浮かんだのが、菅氏だった。
岸田文雄氏(63)
東京都渋谷区生まれ。衆院議員の父の秘書を経て、1993年の衆院選で35歳で初当選。安倍晋三首相とは当選同期で、2007年に第1次安倍内閣で沖縄・北方相として初入閣した。
12年に政界引退を表明した古賀誠氏から自民党の名門派閥「宏池会」を引き継ぎ、第2次安倍内閣では4年7カ月にわたり外相を務めた。その後は党政調会長として安倍氏を支えてきた。当選9回。
あとはよしなに・・・・・・・・