昨日 押し入れを ガサし
記憶にある 1枚を引っ張りだした

96 11 …
と 臼ぼけた オレンジ色の
数字が右下に並んでいた。
携帯電話にまだ カメラ機能が付いて
いなかった時代。
他人からみれば
マトモかマトモじゃ無い生き方
か わからないが…娑婆での
記録を写し残して
おきたかったの
だと 振り返る…。
A'君が社会復帰 返還されてから
もう 26年も 過ぎたらしい…。(笑)
23区内だが 知らぬ街に住み
愛に飢えていたのかも知れぬ
A'君は 1人の町のクリーニング屋
の おばちゃん に ナゼか
家に上げて貰い
メシを食わせてもらう…。
社会復帰してから 他人の優しさを
はじめて感じたそうだ。
A'君は 酔うと 人恋しさからか
いたずら電話をかける…。
数年に1度振りに…
クリーニング屋に
イタ電をした…。
息子が出た…。
『さて、私は誰でしょう 1、…』
🍺(´д`メ)… 娑婆から おばちゃん
が居なくなった事を聞いた…。
A'君
写真を持参し…仕事ハネたら
線香あげに…行く…。
らしい。
彼は、あれから 26年経つが…
再び逮捕される事無く
生きずらさを 感じながらも
まだ
娑婆に居る…。
