見果てぬ夢

様々な土地をゆっくりと歩き、そこに暮らす人たちに出会い、風景の中に立てば、何か見えてくるものがあるかもしれない。

整然とした街へ

2007-07-04 08:19:31 | 欧州
バンコク(タイ)から空路で英国へ入った。エジンバラ(スコットランド)を目指したかったが、数日前にテロ未遂事件が発生したという情報もあり、空港からバスで1時間の古都ウインチェスターに向かうことにした。
          
ウインチェスターはかつてイングランドの首都だった古い街。街全体がこじんまりとまとまり、ゴシック建築で有名なウィンチェスター大聖堂を中心とした歩く街並みが整備されている。

イングランドの多くの街がそうであるように、このウィンチェスターも赤茶色のレンガ壁と白い窓枠の住宅が、緑の芝生や植え込みと調和した美しさで整然と並んでいる。東南アジアの混沌とした街並みの中に長くいたためか、あまりの整然さにたじろぐくらいだ。
          
ウィンチェスターは人口約11万の小規模な街だが、ウィンチェスター城の一部に、円卓の騎士たちで知られる伝説アーサー王のものとされる円卓が残されており、大聖堂や城壁などを含めて歴史観光としての街づくりも大切にしている。
          
首都ロンドンの賑わいから離れたこの落ち着いた街にしばらく滞在し、街づくりについて観察してみようと思う。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「日本だったら、許されない... | トップ | ツーリスト・インフォメーシ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

欧州」カテゴリの最新記事