映画を観る時間を肯定的に持ち始めたのは、30代後半からです。
ビデオを借り、じっと家の中で観る事は、退廃的な生活モデルだと思い込んでいたときがありました。その当時のカウチポテト族に対する社会批判も後押ししていたかもしれません。
映画やテレビドラマを観るのは時間消化作業以外の何ものでもなく、目的性や創造性がなく無意味だという短絡的な発想があったように思います。
「思考力」や「創造力」に大切な「感性」を近視眼的に見ていたのかもしれません。もちろん今は、自然歩きや創作作業ばかりではなく、部屋に籠った鑑賞でも「感性」は磨かれると確信しています。
というわけで、コミュニティシネマの会にも参加し、最近は映画をよく観ます。
『かもめ食堂』の舞台、フィンランドのヘルシンキは、世界歩きのルートに入っている街です。
3月に封切られて以来、上映劇場がごく限られていました。興行成績が期待できない作品なのでしょう。ネットを検索しながらようやく鑑賞の機会を得たのは、電車に乗っていく隣街の映画館でした。
小林聡美・片桐はいり・もたいまさこ、というあまりに個性的なキャラクターを配した映像は、事件や恋愛や涙のないごく平凡な日常生活の描写だけで気持ちをやわらげる効果をもっていました。
一緒に『かもめ食堂』を観た友人は、その後も事ある毎に「人が煎れてくれたコーヒーは美味しい」という映画の中の台詞を繰り返しています。フィンランドに行ったら、映画に出てきたマーケットに行ってみたいと密かに思ってます。
映画はフィンランド政府も後援していましたが、その割りに、フィンランドの観光地や生活の描写が少なく、舞台となったカフェ・スオミ(cafe suomi)が、今は日本人観光客の聖地になりつつあるとか。 >オフィシャル・ブログより
ビデオを借り、じっと家の中で観る事は、退廃的な生活モデルだと思い込んでいたときがありました。その当時のカウチポテト族に対する社会批判も後押ししていたかもしれません。
映画やテレビドラマを観るのは時間消化作業以外の何ものでもなく、目的性や創造性がなく無意味だという短絡的な発想があったように思います。
「思考力」や「創造力」に大切な「感性」を近視眼的に見ていたのかもしれません。もちろん今は、自然歩きや創作作業ばかりではなく、部屋に籠った鑑賞でも「感性」は磨かれると確信しています。
というわけで、コミュニティシネマの会にも参加し、最近は映画をよく観ます。
『かもめ食堂』の舞台、フィンランドのヘルシンキは、世界歩きのルートに入っている街です。
3月に封切られて以来、上映劇場がごく限られていました。興行成績が期待できない作品なのでしょう。ネットを検索しながらようやく鑑賞の機会を得たのは、電車に乗っていく隣街の映画館でした。
小林聡美・片桐はいり・もたいまさこ、というあまりに個性的なキャラクターを配した映像は、事件や恋愛や涙のないごく平凡な日常生活の描写だけで気持ちをやわらげる効果をもっていました。
一緒に『かもめ食堂』を観た友人は、その後も事ある毎に「人が煎れてくれたコーヒーは美味しい」という映画の中の台詞を繰り返しています。フィンランドに行ったら、映画に出てきたマーケットに行ってみたいと密かに思ってます。
映画はフィンランド政府も後援していましたが、その割りに、フィンランドの観光地や生活の描写が少なく、舞台となったカフェ・スオミ(cafe suomi)が、今は日本人観光客の聖地になりつつあるとか。 >オフィシャル・ブログより
最近、コーヒーを入れるとき、
「コピ・ルァック」といいながら
入れるようになってしまいました。
実はリアルでお互いを知っています。
私のブログを読んでいただくと、
わかるのではないかと思います。
おととい頂いたハガキに、アドレスがあったので、
さっそくのぞきに来ています。
昨年夏に観ました。
私もしばらくの間「コピ・ルアック」と言いながら
コーヒー豆に指を突っ込んでいました。
もたいまさこさんが大好きなので、
この映画でのもたいさんの不思議っぷりには
すっかり魅了されてしまいました。
ブログを訪問させていただきました。エネルギッシュな日常を垣間見せていただいています。
ブックマークに加えさせていただいていいでしょうか。