見果てぬ夢

様々な土地をゆっくりと歩き、そこに暮らす人たちに出会い、風景の中に立てば、何か見えてくるものがあるかもしれない。

電子レンジが動かない理由(わけ)

2008-07-10 01:12:51 | 北海道の風景
数年前、友人のケイさんから電子レンジを譲ってもらった。
ワンタッチボタンがたくさん付いている一流メーカー品
深く考えずに食品のイラストのあるボタンを押せばいい優れものだ。

ところが、北海道に持ってきたその日に動かなくなった。
スタートボタンを押すと、「ピピピピ!」という警告音と作動パネルに数字が表示される。
故障内容を知らせる番号のようだが、取り扱い説明書がないのでわからない。
送った時に強い衝撃を受けて故障してしまったのかもしれない。

まあ、なければないでいい。
電磁波も電気代も少なくていいことばかりだ。

と、思っていたのは数日だった。
新鮮な海の幸が大量パックで安く売っている。
スーパーが遠くて頻繁に行くことができないので、
買い置きしたものを冷凍保存しなければならない。
その上、急な来客や宿泊客が多い。

仕方ないので、製造元の三菱電機に電話をかけて故障の原因を聞くことにした。
「何番が表示されていますか。ああ、それは地域が違うんですね。お客様が以前使っておられたのは長野県ですから、60Hz地域仕様と表示されている機種だと思うのですが。」

・・・そう、その通り。
知っていたはずだった。東日本と西日本のヘルツの違いを。
なのに、実際の現場で役立たない頼りない知識と記憶力だ。



結局、買うことにした。
新品は高いので、解凍と温めの二つの機能のある中古で十分。
ネットオークションで手ごろな品が格安で出品されていた。
新品同様、省エネ設計。50Hz仕様の確認も怠らずに。


周波数に気を遣う電気製品は今のところ、これだけだと思うのだが・・・
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