見果てぬ夢

様々な土地をゆっくりと歩き、そこに暮らす人たちに出会い、風景の中に立てば、何か見えてくるものがあるかもしれない。

干場の風物詩

2008-08-17 23:53:31 | 北海道の風景
今朝は昆布漁の日だった。

朝、お盆で来訪していたゲストを送って海岸端を走っていると、
道の両端に広がる干場に、忙しく動く人々の姿が見えた。



朝5時。合図と共に一斉に出漁する。
昆布の乱獲を防ぐために、漁協に登録した船の数だけ、全員揃って漁に出るのだという。
採るのは2年物の天然昆布。



数時間後、漁終了の合図と共に船は浜に戻り、すぐに天日干し作業に入る。
短時間で手際よく並べる家族総出の作業だ。



最近は、乾燥機にかけて干す漁場も多くなってきたようだが、
浜中町の海岸沿いは、砂利と小石を敷き詰めた干場(カンバ)がずらりと広がり、家族総出で昆布干しに精を出す作業風景が風物詩のようだ。

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2 コメント

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Unknown (water)
2008-08-19 01:33:43
自然の作り出すものは美しいですね。
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 (wine)
2008-08-20 00:00:37
はい。私は、特に曲線と光に惹かれます。
返信する

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