見果てぬ夢

様々な土地をゆっくりと歩き、そこに暮らす人たちに出会い、風景の中に立てば、何か見えてくるものがあるかもしれない。

タンチョウの赤い頭

2008-08-16 22:18:50 | 北海道の風景
タンチョウの頭の赤い色は羽の色だと思っていた。

望遠レンズで覗いてみて驚いた。
頭の赤い部分には、羽がなかった。



「皮膚が露出している。つまり、禿げているんです」と専門家は言った。

庭で餌をついばんでいるタンチョウの頭を
望遠レンズを通して見ると、言いようもなくグロテスクな様相。
禿げているというより、皮膚が羽の芽を組織しているかのようだ。



望遠レンズにデジカメを近づけて撮影してみた。

ルーペ片手に草むらに生きる生き物を拡大して驚愕する世界もある。
しかし
遠くから見ていた方が美しいものはとてもたくさんある。

楽しむためには、「距離」が必要なのかもしれない。
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2 コメント

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Unknown (まさたか)
2008-08-19 20:43:12
私もこのブログを見るまで赤い羽根だと思ってました。
鶏冠と一緒ってことですね
返信する
 (wine)
2008-08-20 00:03:33
そうです。血管が浮き出ているということでした。でも、脳が入っている一番守るべきところのように見えるのですが、もっと深い意味があるのでしょうね。
返信する

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