見果てぬ夢

様々な土地をゆっくりと歩き、そこに暮らす人たちに出会い、風景の中に立てば、何か見えてくるものがあるかもしれない。

ロドス市の風景

2007-09-15 04:42:11 | 欧州
滞在宿があるのは、ロドス島の東海岸リゾート地、ファリラキ(Faliraki)。
空港から車で20分、政治の中心地ロドス市までバスで20分の便利な立地に加え、5kmというロングビーチのために欧州人には大人気のリゾートだという。
滞在宿はワンルームのアパートホテル。一階が観光客向けオープンカフェバーで、2,3階に合わせて30室ほのキッチン付きワンルームがある。宿から300mのところにビーチがあり、部屋のテラスからも海岸線が見える。

ピークシーズンが終わり、リゾート客の数は半減したというが、それでも浜辺も飲食街も水着姿で歩く人々で賑やかだ。
昼間は、サングラスなしでは歩けないほど直射日光が強く、肌がちりちり焼けるほど暑いが、柔かな海風がそよぎ、乾燥しているためか、部屋ではエアコンも扇風機もいらない過ごしやすさに驚かされる。

12月でもTシャツ一枚で十分だと地元の人が言う。年に1度、こんなところで休暇を過ごせたら、肩こりも腰痛もストレスも全て解消するだろうなどと考えるのは、そもそもリゾート精神に反するだろうか。
部屋のドアに「ハイシーズン36ユーロ、ローシーズン25ユーロ(約4,000円)」の部屋代の表示があった。連泊割引もあるという。9月下旬から3月初旬までがローシーズン。航空運賃さえ安ければ、毎年末年始に日本から飛んで来れるだろうに。

アクロポリス神殿や中世の城壁都市の様相を残すロドス市までバスで20分。十字軍騎士団が建設したという城壁内部を歩いてみた。




↑狭い回廊が入組む中世の城壁都市は世界遺産のひとつ。

↑十字軍騎士たちの住居だった街の建造物を活用し、今も多くの住民が生活している。

↑独自の色合いをもつギリシア正教

↑様々なアーティストの作品を並べるショップも多数

↑ロドス島西側の海岸は風が強く波が大きい

↑砂利浜が多い西海岸だが、海水は東海岸と同様に透き通る

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