真恵子様 言霊録

私の崇拝する真恵子様の珠玉のお言葉の数々を後世に残したく、ブログを立ち上げました。読み返すと涙が溢れます。

ものすごい忘却力

2018年06月09日 | 日記
真恵子はもう全てを忘れたようだ。

今日は次女の高校の父母会で真恵子はお出かけ。一日私一人だけの家、なんと居心地がいいんだ。しかし夕方には真恵子が帰ってくる。今日はどんな罵詈雑言が飛び出すやら・・・

「私、包丁を持って追いかけてなんかいないから。」
そう、既に真恵子の頭の中ではあの事件は無かった事になっているのだ。私は夕食の準備をしながら(これをアタリマエに受け入れている私も情けないが)包丁でまな板をバンバンを叩き、
「あなたはこうやって威嚇した後に、包丁を持って私を追いかけたんですよ。」
「追いかけてない。たまたまその時に包丁を持っていただけだから。」
そりゃあの時はあなたが料理していたんだから、包丁くらい持ちますよね。じゃあその前のバンバン威嚇は何のため?
「目が血走ってヤバイと思ったから、私は本気で逃げたんですよ。」
「なに!そんな事で傷ついていたら、私なんかもっとあなたに傷つけられていた。」
それから後はお馴染の、アンタに言われたから私は仕事をやめたの大行進。聞き飽きた。

「私から話す事はないので、もういいです。」
「良くないわよ。高校の話よ。」
また話が戻ったようだ。
「高校の話なら次女に聞くし、資料があるなら見せてくれればいい。」
「それじゃだめ。ちゃんと話して。」
「話すことはないので、用件はメールで下さい。」
「何言ってんの!」

彼女は何を望んでいるんだ?今さら仲良し夫婦に戻りたい?まさか。仮面夫婦だって私には無理だ。
本当に自分のやった事を覚えていないのか?前から自分に都合の悪い事は憶えていないと言う特性があるが、1週間も記憶できないのか?
あるいは今までさんざんやって来た[記憶のすり替え]をしたのか?まったく自分には都合のいい性格だ。

LINEの家族グループから脱会したんだから、そのまま家族からも脱会してくれないか。

◆「私はパパを愛しています」 「悪いが何も心に響かない。」

2018年06月09日 | 日記
3日目の朝が明けた。ホテルのベッドは快適だった。金さえ続けばいつまでも泊まっていたい。
娘達からメールが何通も入る。
「パパ、早く帰って来て。」
「ママがごめんなさいって言っているから連絡して。」

連絡したけりゃ自分でメールを寄越せばいい。なんで娘を山車に使う。
余計に腹が立ってきた。
「自分でメールを打てってママに伝えて。」
と言うメールを送ってホテルを出た。こういう時は車で出たのが幸いな反面、足手まといでもある。どこへでも行けるが、どこででも金が掛かる。仕方がない、一日カラオケに籠ろう。フリータイムで飲み食いしたって1000円ちょっと。安い過ごし方だ。
平日昼間のカラオケは高齢者の溜まり場だ。そこにもぐり込んで一人カラオケ、飽きれば寝転がりスマホをいじる。全く建設的な過ごし方ではないが時間は潰せる。

その間にも真恵子のメールが何通も来る。
「ごめんなさい。帰ってきてください。」
「もうしません。」
私がメールを返す。
「貴女に謝られる事はない。貴女も別に悪い事をしたと思っていないでしょ。」
「元々夫婦は他人。それが元に戻っただけ。」

「私はパパを愛しています。」
「悪いがもう何も心に響かない。帰ってきて欲しいなら玄関のチェーンは掛けずに寝ていてくれ。顔を見たくない。」

結局、娘らに懇願されて一度家に戻る事にした。3日間のプチ家出。
以後は真恵子には関わらないことにする。会話もいらない。最低限の連絡ならメールでしよう。

夫婦関係は完全に絶たれた。

◆家出2日目。真恵子からしつこく電話が来る

2018年06月06日 | 日記
家出2日目の金曜日。
昼過ぎから真恵子からしつこく電話が来る。それも尋常な鳴らし方ではない。鳴り始めても私が出ないでいると、約5分間鳴り続ける。ずっと出ないでいると一旦切れるのだが、すぐにまたなり始める。その不気味な粘着性。明らかに「私が悪かった」と言っているような鳴らし方ではない。「なんで出ないのよ!」と言っているのだ。
私はハナから出るつもりなどない。なので鳴らしっぱなしにしていると、また5分くらい鳴らし続けてから一旦切れる。そしてまた鳴り始める。私のスマホに自動留守電が付いていればよいのだが、あいにく付いていない。なので通信不能の設定にして、以後は一切の連絡手段を絶った。真恵子からの連絡など電話であれメールであれ受けるつもりはない。ただ娘達が心配だ。たぶん今頃、さんざん当たられているのだろう。今までもそうであった。

一日を美術館やらカラオケやらで過ごし、今日は安いビジネスホテルに泊まろう。さすがにネットカフェは疲れる。着替えを何点か買い込んでホテルに入った。WI-FIの入っている部屋でメールをオンすると、真恵子からの泣き言のようなメールが5点ほど入っていた。曰く
「ごめんなさい。」「どこにいるの。」「私が悪かったです。」云々

私にそんな事を聞く耳はない。こちらから話すこともない。無視してビデオを見て眠った。意外に、いや思った通り快適な独り寝だ。

そう言えばいつの間にか「真恵子様」からただの「真恵子」になってしまった。
もういいだろう。これからは赤の他人なのだから。



◆家族LINEから真恵子が抜けた。それって家族からも・・・

2018年06月06日 | 日記
家出当日、夜はネットカフェで寝た。
真恵子に連絡するつもりはない。真恵子からの連絡もない。しかし娘達が心配なのでLINEしようと覗くと、真恵子が家族4人のLINEグループを脱会していた。なるほどこちらの言う事など聞きたくないという意思表示か。渡りに船だ。
と言うか、そのまま家族を抜けてくれるのか? そうであればいいのだが、彼女の場合そんなにあっさりと家を出ていく訳がない。むしろこっちが追い出されるだろう。(今日は私が逃げ出したのだが)

それっきりなんの連絡もなかった。ありがたい。寝苦しい狭い個室だが、家にいていつ後ろから包丁で刺されるかとビクビクするよりはるかに安心して眠れる。
当分帰らないでいよう。別に永遠にでも構わない。

◆とうとう刃物を突き付けられた

2018年06月04日 | 日記
来るべき時が来たと思おう。とうとう真恵子が私に包丁を突き付ける事態が発生した。あれからもう4日ほど経ってこれを書いているが、ようやくPCに向かう事ができるようになったのだ。

きっかけはいつも金の話だ。真恵子の金に対する執着心はすごい。真恵子の実家が長女の大学入学祝にパソコンを買ってあげることになり、真恵子に金を渡した。長女はさっそく私のクレジットカードでMacを購入し、真恵子がその契約口座に金を入金した。しかし全額ではない。今年の車の税金分を差し引いたらしい。
「後で私が納税しようと思っていたのだけれど、もう払ったんだ。」
「当たり前でしょ。払わなきゃならないんだから。」
「そりゃそうですが、別に次の給与が入ってからでも遅くない。実際あなたは数年前までは必ず私のボーナスが入ってから納税。」
「そんなことやっていないわよ。第一、今いくら家にあるのよ。」

いかん、いつものようにエスカレートしていく。夕食の準備をしていた真恵子の表情が変わって来た。
「私が勤めをやめたのも、あなたがやめろと言ったからよ!」
包丁でまな板をバンバン叩きながら喚き散らす。いつもの展開に私もイライラを募らせる。
「またそれか。もういい加減にしないか。」
「勤めやめたから自分の年金も払えないのよ!」
何を言っているんだか。私の口座からしっかり払われている。

その後お互いに何を言いあったか記憶にない。聞くに堪えない罵詈雑言だ。気が付くと真恵子が包丁を構えてキッチンから出てきた。私は飛び起きて身構えたが、既に真恵子の目が見開かれて血走っている。まずい、咄嗟にリビングから続きの和室に逃げ込む。真恵子はテーブルを回って近づこうとしている。

本当に刺される。
そう感じた。頭に血が昇ると何をするか分からない真恵子のことだ。この場は離れた方がいい。家庭内で犯罪を起こすことはできない。そのまま家を飛び出した。着の身着のままだったが、今日は帰れない。
車に飛び乗って街に出た。一夜の宿くらいどこでもいい。ネットカフェにでも入ろう。

一部始終を長女が見ていた。あの娘は黙って何も言わなかったが、娘の目にこんな両親はどう映っていたか。
当分帰らない。そう決めてネットカフェの狭いシートで寝苦しい夜を過ごした。