真恵子はもう全てを忘れたようだ。
今日は次女の高校の父母会で真恵子はお出かけ。一日私一人だけの家、なんと居心地がいいんだ。しかし夕方には真恵子が帰ってくる。今日はどんな罵詈雑言が飛び出すやら・・・
「私、包丁を持って追いかけてなんかいないから。」
そう、既に真恵子の頭の中ではあの事件は無かった事になっているのだ。私は夕食の準備をしながら(これをアタリマエに受け入れている私も情けないが)包丁でまな板をバンバンを叩き、
「あなたはこうやって威嚇した後に、包丁を持って私を追いかけたんですよ。」
「追いかけてない。たまたまその時に包丁を持っていただけだから。」
そりゃあの時はあなたが料理していたんだから、包丁くらい持ちますよね。じゃあその前のバンバン威嚇は何のため?
「目が血走ってヤバイと思ったから、私は本気で逃げたんですよ。」
「なに!そんな事で傷ついていたら、私なんかもっとあなたに傷つけられていた。」
それから後はお馴染の、アンタに言われたから私は仕事をやめたの大行進。聞き飽きた。
「私から話す事はないので、もういいです。」
「良くないわよ。高校の話よ。」
また話が戻ったようだ。
「高校の話なら次女に聞くし、資料があるなら見せてくれればいい。」
「それじゃだめ。ちゃんと話して。」
「話すことはないので、用件はメールで下さい。」
「何言ってんの!」
彼女は何を望んでいるんだ?今さら仲良し夫婦に戻りたい?まさか。仮面夫婦だって私には無理だ。
本当に自分のやった事を覚えていないのか?前から自分に都合の悪い事は憶えていないと言う特性があるが、1週間も記憶できないのか?
あるいは今までさんざんやって来た[記憶のすり替え]をしたのか?まったく自分には都合のいい性格だ。
LINEの家族グループから脱会したんだから、そのまま家族からも脱会してくれないか。
今日は次女の高校の父母会で真恵子はお出かけ。一日私一人だけの家、なんと居心地がいいんだ。しかし夕方には真恵子が帰ってくる。今日はどんな罵詈雑言が飛び出すやら・・・
「私、包丁を持って追いかけてなんかいないから。」
そう、既に真恵子の頭の中ではあの事件は無かった事になっているのだ。私は夕食の準備をしながら(これをアタリマエに受け入れている私も情けないが)包丁でまな板をバンバンを叩き、
「あなたはこうやって威嚇した後に、包丁を持って私を追いかけたんですよ。」
「追いかけてない。たまたまその時に包丁を持っていただけだから。」
そりゃあの時はあなたが料理していたんだから、包丁くらい持ちますよね。じゃあその前のバンバン威嚇は何のため?
「目が血走ってヤバイと思ったから、私は本気で逃げたんですよ。」
「なに!そんな事で傷ついていたら、私なんかもっとあなたに傷つけられていた。」
それから後はお馴染の、アンタに言われたから私は仕事をやめたの大行進。聞き飽きた。
「私から話す事はないので、もういいです。」
「良くないわよ。高校の話よ。」
また話が戻ったようだ。
「高校の話なら次女に聞くし、資料があるなら見せてくれればいい。」
「それじゃだめ。ちゃんと話して。」
「話すことはないので、用件はメールで下さい。」
「何言ってんの!」
彼女は何を望んでいるんだ?今さら仲良し夫婦に戻りたい?まさか。仮面夫婦だって私には無理だ。
本当に自分のやった事を覚えていないのか?前から自分に都合の悪い事は憶えていないと言う特性があるが、1週間も記憶できないのか?
あるいは今までさんざんやって来た[記憶のすり替え]をしたのか?まったく自分には都合のいい性格だ。
LINEの家族グループから脱会したんだから、そのまま家族からも脱会してくれないか。