NHK-BSでSimon &Garfunkel / The Concert in Central Park が放送された。あのニューヨークのセントラルパークに50万人を集めたという伝説のコンサートだ。
私が中学3年の時に初めて買った洋楽のLPが「明日に掛ける橋」だった。1971年のことだ。当時の洋楽好きの中学生はほぼ2分される。芋っぽい素朴派はSimon &Garfunkel、カッコつけのあんちゃんはBeatles。(もう少し悪ぶっているやつはRolling Stonesかな)私は芋派なのでSimon &Garfunkelのシングルを何枚か持っていたが、アルバムは「明日に架ける橋」が初めてだった。しかしSimon &Garfunkelは「明日に架ける橋」以降、グループとしての活動を停止した。Simon &GarfunkelばかりかBeatlesも「Let it be」を最後に解散してしまい、洋楽中学生は皆オロオロしたものだ。
そしてその10年後にこのコンサートが行われたのだ。今まで見たいと思いながら、見る機会のなかったコンサートだった。40年ぶりの再会やいかに。
コンサートの冒頭からちょっと面食らった。当時のNY市長 Edward Koch がステージに上がってきて挨拶を始めた。オイオイと思っていたら彼は一言
「Ladies and Gentlemen, Simon &Garfunkel !」
とだけ言って立ち去った。なんかかっこいいぞ。五輪のバッハと橋本聖子に見せてやりたい。
そして二人が登場。50万人の観客からの割れるような拍手。歌い出したのは Mrs. Robinson。 40年前だ。派手な拵えもないただの台座のようなステージ。後ろには木製の給水塔や排気塔まである。しかしバックバンドは充実していた。ドラム2台、キーボード2台。ギター2本、ベース1本、ホーン4本。音を聞いてもなかなかの使い手だと分かる。特にドラムとキーボード!顔は分からないが、確かに聞いたことのある音だ。あのシンバルレガート、あのキーボードのタッチ。。。
曲はAmerica、Scarborough Fair とヒットパレードの様相。そしてコンサートの中ほどで Bridge Over Troubled Water が Garfunkel のソロで歌われる。これにSimon はコーラスにも加わらなかったのが残念だ。
そして一瞬、キーボードの顔が映った。あれっ Richard Tee?まだ痩せているが、あのタッチは紛れもなくTeeだ。するとドラムスはSteve Gaddか!間違いないな。
少し後でドラムソロがあって、Steve Gaddであることが確認できた。続いてベースが映り、これがAnthony Jacksonであることが確認された。Twin Drumsのもう一人も見覚えがあるのだが、名前を思い出せない。ホーン陣もちと不明。
怒涛の17曲はThe Boxer で終わり、二人はステージを降りた。そしてアンコール。Old Friends 、The 59th Street Bridge Song 、そしてラストはThe Sound of Silence。う~、文句なく泣けるラストだ。しかし50万人はまだ満足せず、2回目のアンコールへ。最後の最後はコンサート中ほどでやった Late in the Evening でにぎやかにフィナーレだ。
ちなみにエンドロールでバンドのパーソネルが出てきて、謎のドラマーはGrady Tate だった。さらにアレンジはDavid Matthews。これだけのメンツだ、質が高いはずだ。
その後、Simon &Garfunkel の二人はほぼそのままにセットで日本公演をやってくれた。それに立ちあえた幸運な人もたくさんいたのだろう。
ちなみにうるさいと評判のアメリカの観客が50万人も集まったら大変な事になる!コンサート所じゃないのでは?と思っていたら、意外にみんないい子なのよ。当時の中学生と同じで芋派が集まっていたのかも。。。
私が中学3年の時に初めて買った洋楽のLPが「明日に掛ける橋」だった。1971年のことだ。当時の洋楽好きの中学生はほぼ2分される。芋っぽい素朴派はSimon &Garfunkel、カッコつけのあんちゃんはBeatles。(もう少し悪ぶっているやつはRolling Stonesかな)私は芋派なのでSimon &Garfunkelのシングルを何枚か持っていたが、アルバムは「明日に架ける橋」が初めてだった。しかしSimon &Garfunkelは「明日に架ける橋」以降、グループとしての活動を停止した。Simon &GarfunkelばかりかBeatlesも「Let it be」を最後に解散してしまい、洋楽中学生は皆オロオロしたものだ。
そしてその10年後にこのコンサートが行われたのだ。今まで見たいと思いながら、見る機会のなかったコンサートだった。40年ぶりの再会やいかに。
コンサートの冒頭からちょっと面食らった。当時のNY市長 Edward Koch がステージに上がってきて挨拶を始めた。オイオイと思っていたら彼は一言
「Ladies and Gentlemen, Simon &Garfunkel !」
とだけ言って立ち去った。なんかかっこいいぞ。五輪のバッハと橋本聖子に見せてやりたい。
そして二人が登場。50万人の観客からの割れるような拍手。歌い出したのは Mrs. Robinson。 40年前だ。派手な拵えもないただの台座のようなステージ。後ろには木製の給水塔や排気塔まである。しかしバックバンドは充実していた。ドラム2台、キーボード2台。ギター2本、ベース1本、ホーン4本。音を聞いてもなかなかの使い手だと分かる。特にドラムとキーボード!顔は分からないが、確かに聞いたことのある音だ。あのシンバルレガート、あのキーボードのタッチ。。。
曲はAmerica、Scarborough Fair とヒットパレードの様相。そしてコンサートの中ほどで Bridge Over Troubled Water が Garfunkel のソロで歌われる。これにSimon はコーラスにも加わらなかったのが残念だ。
そして一瞬、キーボードの顔が映った。あれっ Richard Tee?まだ痩せているが、あのタッチは紛れもなくTeeだ。するとドラムスはSteve Gaddか!間違いないな。
少し後でドラムソロがあって、Steve Gaddであることが確認できた。続いてベースが映り、これがAnthony Jacksonであることが確認された。Twin Drumsのもう一人も見覚えがあるのだが、名前を思い出せない。ホーン陣もちと不明。
怒涛の17曲はThe Boxer で終わり、二人はステージを降りた。そしてアンコール。Old Friends 、The 59th Street Bridge Song 、そしてラストはThe Sound of Silence。う~、文句なく泣けるラストだ。しかし50万人はまだ満足せず、2回目のアンコールへ。最後の最後はコンサート中ほどでやった Late in the Evening でにぎやかにフィナーレだ。
ちなみにエンドロールでバンドのパーソネルが出てきて、謎のドラマーはGrady Tate だった。さらにアレンジはDavid Matthews。これだけのメンツだ、質が高いはずだ。
その後、Simon &Garfunkel の二人はほぼそのままにセットで日本公演をやってくれた。それに立ちあえた幸運な人もたくさんいたのだろう。
ちなみにうるさいと評判のアメリカの観客が50万人も集まったら大変な事になる!コンサート所じゃないのでは?と思っていたら、意外にみんないい子なのよ。当時の中学生と同じで芋派が集まっていたのかも。。。