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ライバルは島耕作?何も専務の奮闘記

ファミリービジネスを担う?ボンボン育ちの何も専務・・・ライバルであったはずの島耕作はとっくに社長->会長->相談役・・・

宥和政策

2009年06月02日 | 学んだこと
内外情勢調査会での勉強会。
今回の講師は、細川内閣で経済企画庁長官を務めた田中秀征氏。
専門の経済に関することだけでなく、北朝鮮問題についても深い洞察力を発揮して、なるほどと思わせることを、いくつもお話しいただいた。

特に、『宥和政策』に関する知識は自分には全くなかったため、今の自分の会社を取り巻く環境と、第2次世界大戦を前にしたヨーロッパの状況があまりに酷似しているため、本当に驚いてしまった。

何故、ヒトラーは台頭できたのか?
そのヒトラーの台頭を許してしまったのは誰なのか?
何故、先日身を投げた故盧武鉉前韓国大統領は、歴史が語る宥和政策の失敗を、教訓にできなかったのか?

色々なことが頭をよぎったが、自分の得た結論は『理不尽な要求に妥協してはいけない』ということだった。

厭な思いをしながら神経をすり減らす交渉や、感情を露わにして大きな声を上げる相手に対しなければいけないシチュエーションは、誰しもが避けたいと思うに違いない。
そして、『間を取って』とか、『ま~、大人なんだから』とか、『落としどころを・・・』等と言って、妥協する道を撰んでしまう。

しかしながら、その避けたいという気持ちが強すぎて、安易な妥協をすると、それは色々な形で自分への厄災として、必ず降りかかってくるということは、歴史が証明している。

理不尽な要求には絶対に屈しない。
その気持ちを貫き通すことができる会社の体力と、自分の精神力の向上を、これからも図っていきたい。


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