ライバルは島耕作?何も専務の奮闘記

ファミリービジネスを担う?ボンボン育ちの何も専務・・・ライバルであったはずの島耕作はとっくに社長->会長->相談役・・・

shizuginship(ファミリービジネスのリーダーとなるPart1)

2008年09月17日 | 学んだこと

今日は久しぶりの社外研修。
以前にもこのBlogで紹介(縁の好循環経営のヒントPart1恐るべし静銀の力)した静岡銀行さん主催の『shizuginship』にて、『ファミリービジネスのリーダーとなる』というゼミナールに出席してきた。

日本では『同族経営』というと、どうしてもネガティブなイメージになりがちだが、欧米における『ファミリービジネス』は、

◆2003年におけるS&P500社のうち、35%の企業で創業者のメンバーが取締役会に加わっている。

◆1992年のフォーチュン500社のうち、37%の経営トップが創業家のメンバーか、創業者の子孫である。

◆1996年の米国株式公開企業54,000社のうち、60%が創業家の強い支配下にある。                

“Managing for the Long Run”Danny Millerより

等々、同族経営=成功へのパスポート的な考え方が広がっているそうである。

さて、今回のゼミナールでも色々な手法を用いてファミリービジネスのリーダーとなる為の技術や心構えを学ばせていただいたが、特に面白かったセッションが、『葛藤』と向かい合う方法。

『本当はやりたいのにやれないこと』や『本当はやってはいけないのにやってしまうこと』等に対する分析を、自分に当てはめる実習を行った。

勿論?自分の場合は『パチンコ』
何故パチンコをやってしまうかという理由を列挙すると、

1.社員の仲間や、協力会社の人達に対する共通の話題づくり。

2.一見真面目そうに見える?外見とのギャップが格好の話題づくりとなる。

3.ひょっとしたら景品がゲットできる。

4.一人になる事で、色々なことが考えられる。

等々、いかにもパチンコは素晴らしい娯楽のように思えてしまう。

ところが逆に『パチンコをやらないメリット』を列挙すると、

1.間接喫煙をしなくて済むので、健康に良い。

2.時間を有効に使うことができる。

3.お金を浪費せずに済む。

等々、パチンコをせずに済むのであれば、それに越したことが無いとしか思えない。

どちらの考えが正しいのだろうと大いに悩んだ挙句、今回のゼミナールで与えられた解答は『両方の考えは共に正しい』ということであった。

すなわち、『相反する考えの中で葛藤を繰り返すことが大切であり、そこから見えてくるものが自分の為すことである』とのこと。
そして、その教えを受けて自分がパチンコから学んだことは『時間の使い方を決めるのは自分である』ということだった。

今日からは、限りある時間を今迄以上に有効に使えるよう、自分をコントロールしていきたい。

ちなみに、今日のゼミナールで講師の先生に質問したくても、できなかったことが一つ。

『リーマンブラザースってファミリービジネスですか?』
もって、他山の石とします・・・


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