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今日は久しぶりの社外研修。
以前にもこのBlogで紹介(縁の好循環、経営のヒントPart1、恐るべし静銀の力)した静岡銀行さん主催の『shizuginship』にて、『ファミリービジネスのリーダーとなる』というゼミナールに出席してきた。
日本では『同族経営』というと、どうしてもネガティブなイメージになりがちだが、欧米における『ファミリービジネス』は、
◆2003年におけるS&P500社のうち、35%の企業で創業者のメンバーが取締役会に加わっている。
◆1992年のフォーチュン500社のうち、37%の経営トップが創業家のメンバーか、創業者の子孫である。
◆1996年の米国株式公開企業54,000社のうち、60%が創業家の強い支配下にある。
“Managing for the Long Run”Danny Millerより
等々、同族経営=成功へのパスポート的な考え方が広がっているそうである。
さて、今回のゼミナールでも色々な手法を用いてファミリービジネスのリーダーとなる為の技術や心構えを学ばせていただいたが、特に面白かったセッションが、『葛藤』と向かい合う方法。
『本当はやりたいのにやれないこと』や『本当はやってはいけないのにやってしまうこと』等に対する分析を、自分に当てはめる実習を行った。
勿論?自分の場合は『パチンコ』
何故パチンコをやってしまうかという理由を列挙すると、
1.社員の仲間や、協力会社の人達に対する共通の話題づくり。
2.一見真面目そうに見える?外見とのギャップが格好の話題づくりとなる。
3.ひょっとしたら景品がゲットできる。
4.一人になる事で、色々なことが考えられる。
等々、いかにもパチンコは素晴らしい娯楽のように思えてしまう。
ところが逆に『パチンコをやらないメリット』を列挙すると、
1.間接喫煙をしなくて済むので、健康に良い。
2.時間を有効に使うことができる。
3.お金を浪費せずに済む。
等々、パチンコをせずに済むのであれば、それに越したことが無いとしか思えない。
どちらの考えが正しいのだろうと大いに悩んだ挙句、今回のゼミナールで与えられた解答は『両方の考えは共に正しい』ということであった。
すなわち、『相反する考えの中で葛藤を繰り返すことが大切であり、そこから見えてくるものが自分の為すことである』とのこと。
そして、その教えを受けて自分がパチンコから学んだことは『時間の使い方を決めるのは自分である』ということだった。
今日からは、限りある時間を今迄以上に有効に使えるよう、自分をコントロールしていきたい。
ちなみに、今日のゼミナールで講師の先生に質問したくても、できなかったことが一つ。
『リーマンブラザースってファミリービジネスですか?』
もって、他山の石とします・・・
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