「パクウィを探せ」ゲームのようなオープニングだったけど、ラストには「ジョンウを探せ」ゲームもあったのだと気づきました。
三角関係の映画である。しかも主人公の画家の卵ヘヨン(チョン・ジヒョン)を愛する二人の男性はインターポールの刑事と殺し屋という両極端な設定だ。この設定だけで想像すると、因縁の対決、殺し合いなどと短絡的に考えてしまいがちですが、展開は偶然という“点”から過去の淡い想いへと繋がり、ヘヨンの怪我を軸とした殺し屋組織の陰謀の渦に巻き込まれていくラブ・サスペンス。などと書くと、壮大な大河ドラマをイメージするかもしれませんが、やっぱり単純な純愛ドラマです。
監督はアンドリュー・ラウ。『インタナル・アフェア』で独特の香港ノワールを確立したかのようでしたけど、これに韓流をプラスして、爽やか映像からドロドロ映像まで見せてくれる。まずは回想シーンの田園風景。ここがとても美しく爽やかでした。それをアムステルダムで似顔絵を描いているときに、インターポールの刑事ジョンウを“あの人”だと勘違いしたために三角関係が発生したわけです。
爽やか路線から一転してドロドロ路線(純愛だけど)。偶然の事件が3人に降りかかり、難病路線にも転換するかと思わせるのですが、ここでも意外な展開になってしまいます。しかも誰が犯人だかわからないような編集にしてあるため、フィルムが切れたんじゃないか、もしくは自分が鑑賞中うたた寝したんじゃないか、と呆気にとられるところもありました。
とにかく、2人の男性は自分の素性を隠したり、本音を言わなかったりするのですが、両者とも正直者。いわゆる「根はいい奴」と言われそうなタイプなのにも拘らず、親友がいないといった雰囲気の奴です。前半は、とにかく隠し事が多いので、3人の心の中は『ニューワールド』と同じく、それぞれ一人称で語られます。また、別角度からの再現といった手法も取り入れたり、細かな編集が加えられておしゃれな感じに仕上がってました。
お気に入りの伏線は読唇術!テレビドラマ(「Eyes in the Dawn」?)のワンシーンを何度も見て練習しているところなんて、単純に手話を取り入れることはしないといった潔さを感じました。それにしても、黒いチューリップなんて滅多に見られるものじゃないだろうと思ったのですが、舞台がオランダだったと、今気づきました・・・
★★★・・
お詫び
daisyのことをヒナゲシだと書いてしまいましたが、ヒナギクが正解です。
アグネス・チャンもだしにしてしまって大変申し訳ありませんでした。
三角関係の映画である。しかも主人公の画家の卵ヘヨン(チョン・ジヒョン)を愛する二人の男性はインターポールの刑事と殺し屋という両極端な設定だ。この設定だけで想像すると、因縁の対決、殺し合いなどと短絡的に考えてしまいがちですが、展開は偶然という“点”から過去の淡い想いへと繋がり、ヘヨンの怪我を軸とした殺し屋組織の陰謀の渦に巻き込まれていくラブ・サスペンス。などと書くと、壮大な大河ドラマをイメージするかもしれませんが、やっぱり単純な純愛ドラマです。
監督はアンドリュー・ラウ。『インタナル・アフェア』で独特の香港ノワールを確立したかのようでしたけど、これに韓流をプラスして、爽やか映像からドロドロ映像まで見せてくれる。まずは回想シーンの田園風景。ここがとても美しく爽やかでした。それをアムステルダムで似顔絵を描いているときに、インターポールの刑事ジョンウを“あの人”だと勘違いしたために三角関係が発生したわけです。
爽やか路線から一転してドロドロ路線(純愛だけど)。偶然の事件が3人に降りかかり、難病路線にも転換するかと思わせるのですが、ここでも意外な展開になってしまいます。しかも誰が犯人だかわからないような編集にしてあるため、フィルムが切れたんじゃないか、もしくは自分が鑑賞中うたた寝したんじゃないか、と呆気にとられるところもありました。
とにかく、2人の男性は自分の素性を隠したり、本音を言わなかったりするのですが、両者とも正直者。いわゆる「根はいい奴」と言われそうなタイプなのにも拘らず、親友がいないといった雰囲気の奴です。前半は、とにかく隠し事が多いので、3人の心の中は『ニューワールド』と同じく、それぞれ一人称で語られます。また、別角度からの再現といった手法も取り入れたり、細かな編集が加えられておしゃれな感じに仕上がってました。
お気に入りの伏線は読唇術!テレビドラマ(「Eyes in the Dawn」?)のワンシーンを何度も見て練習しているところなんて、単純に手話を取り入れることはしないといった潔さを感じました。それにしても、黒いチューリップなんて滅多に見られるものじゃないだろうと思ったのですが、舞台がオランダだったと、今気づきました・・・
★★★・・
お詫び
daisyのことをヒナゲシだと書いてしまいましたが、ヒナギクが正解です。
アグネス・チャンもだしにしてしまって大変申し訳ありませんでした。
私も昨日見て来ました。そうです~試写会に当たったので!←前売り券も持ってるからまた見る予定。
前半の一人称の展開は場合によっては退屈なんですがうまい伏線だなぁって思いました。私は根が単純なのでツボにはまってしまいましたが黒いチューリップを見ると昔好きだったマンガ『黒いチューリップ/作:黒川あづささん』を思い出してしまいます。
エンドロールのあの曲はあれは最後のだめおしです^^
歌詞の内容で更に涙が止まらなくなってしまいました。
お疲れ様でしたぁ~
会場は韓流ファンらしき女性ばかりで肩身のせまい思いをしてまいりました。
何度も見え隠れするチョン・ウソンが良かったですね~いつ出てくるんだ?!と、やきもきするファンの方のための細かなサービス。多分、あの窓にいるぞ!などと想像するだけで楽しいです。
途中、車に同乗するシーンは急展開でしたね・・・そこだけがひっかかって、涙を出すには至りませんでした。
黒いチューリップという漫画は知りませんでした・・・水原弘の「黒い花びら」なら・・・って、古っ・・・
ひっさびさの映画でした。
先月旅行に行ってる間にも
旅先や飛行機内で見てはいたんですけど。
あのテレビドラマは名のあるものなんですか?
私はそんなに面白くもなさそうなのを
なんで繰り返し見てるんだろうと思いましたが…。
今まではそんなこと思ってなかったのに、
主役の彼女が鈴木京香に見えて仕方がなかったです。同じようなところ(鼻の頭)にほくろまであるし。
俺は金沢の方だったのですが、同じだったのかな?
並んでいるときに、石川テレビのアナウンサーやなたまさんがずっと目の前にいて、同僚の方と映画の話をしていたのを盗み聞きしておりました(汗)
あのドラマは日本ではやっていないかもしれません。
まぁ放送されても見ないのですが・・・
そんな読唇術できるんなら、山口百恵の美・サイレントで何と言ってるか当ててみてほしいです(古っ)
でもいいんですよね~この伏線が。多分、あの事件から練習したのでしょうけど・・・
鈴木京香!
たしかにそう見えるショットもあったような・・・ほくろの位置までチェックするなんて、さすがです。
俳優陣やオランダに思い入れがない身には、お話自体は
「あ、こうなるの、うーん?」というのが中盤~見終わった感想でした。
同じ場面を、それぞれの立場から回想解説(?)する作りは
面白かったです。
同じ場面を視点を変えて描く手法は最近多くなりましたね~この映画だと、ナレーションも変えてしまっているので、頭の切り替えが結構慌しかったかも。
3者とも感情移入させようとしてたので、それぞれの俳優を好きにならなければならない。それが辛いかもしれませんね。
あたしも試写会で観てきました!
え~今回はウソンさん目当て(苦笑)←この前はミッチーだったのにねぇ・・・あはははは
でも真のお目当ては監督ですからぁ^^
なんか中盤まではパッとしないなぁ・・・なんて思ってたんです!!
もっと激しい銃撃戦は?みたいな(笑)
でも終わってみれば満足でした!!
不満があるとすれば・・・みなさんいい人過ぎたってとこでしょうか?!
ヘヨンのアパートで3人遭遇なんてのは普通は修羅場ですよねぇ(爆)
プレミア試写会より早かったです♪
女性ばかりの試写会でしたが、みなさん泣いていたようです。。
銃撃戦も、同じ場所だったのかなぁ~
チューリップ畑とか、水上の上でのボートチェイスとかも見たかったというのは贅沢なのでしょうか・・・
やっと一般公開日になりましたよ!
やはりどことなく「インファナル・ア
フェア」の雰囲気を漂わせてますよね。
植木鉢が届くと「殺し依頼」とゆー
演出。何故か「レオン」を少し思い出
してしまいました。
それにしても、悲しい表情のチョン
・ジヒョンがオンパレードで。唯一笑
えたのは、パクウィの顔を無理矢理自
分に向けさせるシーンでしたw
インファナル・アフェア+女流画家。
男臭さだけだとオランダの美しさにマッチしませんもん。
監督も香港風映画に韓国映画を融合したかったに違いありません。
あぁ、レオンもそうでしたっけ。
殺し屋には花が似合いますよね・・・なぜ?
チョン・ジヒョンの悲しい顔って素敵です。「猟奇的」のイメージを払拭したいのか、大人になりました・・・