兄トマは言う。
「生きた証しとして大理石の墓石をたのむ」
それに対して、海辺の老人は言う。
「生きてる証しにウィスキーを飲まなくては・・・」
「静かに死ぬ」・・・詩人の命題でもあるかのような疑問。そうしたテーマに立ち向かうよりは、今まで疎遠だった兄を愛することを生きる糧とする弟リュック。リュックは病室で会った刺青男の様子や廊下で出会った若者にも心打たれ、自分の生き方を真剣に考えたのだろう。恋人ヴァンサンとも別れ、血を分けた兄に献身的につくすのだ。
ゲイ、ヌーディストビーチ、リアルな病室映像と鮮烈に目に焼き付いてしまいます。最も印象的なのは、『マシニスト』のクリスチャン・ベイル並みに12キロの減量で演じたブルーノ・トデスキーニだ。難病に苦しみ、自虐的な態度を取るものの、真の愛に飢えている迫真の演技力だった。
フィルムに傷をつけて局部を隠してはいるが、かなり見えている。手術前の剃毛シーンは長すぎる・・・リアルすぎるし・・・
2003年ベルリン国際映画祭銀熊賞
2003年ヨーロッパ映画賞男優賞(トデスキーニ)ノミネート
★★★・・
・ソン・フレール 兄との約束@映画生活
「生きた証しとして大理石の墓石をたのむ」
それに対して、海辺の老人は言う。
「生きてる証しにウィスキーを飲まなくては・・・」
「静かに死ぬ」・・・詩人の命題でもあるかのような疑問。そうしたテーマに立ち向かうよりは、今まで疎遠だった兄を愛することを生きる糧とする弟リュック。リュックは病室で会った刺青男の様子や廊下で出会った若者にも心打たれ、自分の生き方を真剣に考えたのだろう。恋人ヴァンサンとも別れ、血を分けた兄に献身的につくすのだ。
ゲイ、ヌーディストビーチ、リアルな病室映像と鮮烈に目に焼き付いてしまいます。最も印象的なのは、『マシニスト』のクリスチャン・ベイル並みに12キロの減量で演じたブルーノ・トデスキーニだ。難病に苦しみ、自虐的な態度を取るものの、真の愛に飢えている迫真の演技力だった。
フィルムに傷をつけて局部を隠してはいるが、かなり見えている。手術前の剃毛シーンは長すぎる・・・リアルすぎるし・・・
2003年ベルリン国際映画祭銀熊賞
2003年ヨーロッパ映画賞男優賞(トデスキーニ)ノミネート
★★★・・
・ソン・フレール 兄との約束@映画生活
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