面白い時系列の構成・・・別れることになった原因は・・・出産のときか?結婚式のあの言葉か?それとも・・・
ジルとマリオンの離婚が確定した。恋愛のひとつの形、別れ。あのときのことがいけなかったのか?と回想シーンとも言えないほどの写実的な過去の映像。フランソワ・オゾンも面白いことを考えるわいと思ってはみたものの、『メメント』の巻き戻しムービーや『エターナル・サンシャイン』での深層心理トラベルを経験していると、どうもインパクトが弱い。そんな種類の映画じゃないよと言われればそれまでなのだが、オゾン監督だから最後にある何かを期待しすぎていたのかもしれない・・・
この映画を観て思い起したもう1本の映画は『愛についてのキンゼイ・レポート』だ。自分の性癖や過去の汚点をパートナーの前でカミングアウトする。兄はゲイだし、腹を割って話しても笑って許してくれそうな雰囲気だったのだ。しかし、そうした過去の贖罪よりも、ふっと出てくる「愛を感じない言葉」がパートナーを傷つけたりする。
出会わなければよかったのか、違う道がどこかにあったのか、一時の心の迷いや間違った決断は誰にでもあるもの。自分の過去の失敗をも思い出して、切なくなる映画なのかもしれない。希望を感じさせる美しい夕日も、人によっては受け取り方がかなり違う映画となりそうだ。
★★★・・
ジルとマリオンの離婚が確定した。恋愛のひとつの形、別れ。あのときのことがいけなかったのか?と回想シーンとも言えないほどの写実的な過去の映像。フランソワ・オゾンも面白いことを考えるわいと思ってはみたものの、『メメント』の巻き戻しムービーや『エターナル・サンシャイン』での深層心理トラベルを経験していると、どうもインパクトが弱い。そんな種類の映画じゃないよと言われればそれまでなのだが、オゾン監督だから最後にある何かを期待しすぎていたのかもしれない・・・
この映画を観て思い起したもう1本の映画は『愛についてのキンゼイ・レポート』だ。自分の性癖や過去の汚点をパートナーの前でカミングアウトする。兄はゲイだし、腹を割って話しても笑って許してくれそうな雰囲気だったのだ。しかし、そうした過去の贖罪よりも、ふっと出てくる「愛を感じない言葉」がパートナーを傷つけたりする。
出会わなければよかったのか、違う道がどこかにあったのか、一時の心の迷いや間違った決断は誰にでもあるもの。自分の過去の失敗をも思い出して、切なくなる映画なのかもしれない。希望を感じさせる美しい夕日も、人によっては受け取り方がかなり違う映画となりそうだ。
★★★・・
第4のエピソードが結構インパクトありました。
結婚初夜にあーいうことになっちゃうとは!
ホテルの部屋に帰った時は朝になってましたが、あのアメリカ人と・・・?でしょうか。
うーーんやるなぁマリオン!って感心するところが違いますね(汗)
ジルは髭を生やしたせいもあるけど、だんだん情けなくなっていきましたね~。
髭がなくなってだんだん若くなる・・・たしかになよなよした情けない男になっていたのかも(笑)
記事に書き忘れたけど、音楽が合いませんでしたよね?
あれだけオールデイズなんだから、古い話かと思ったら、そうじゃなかったし・・・音楽に気をつかってほしかったですなぁ・・・
自分としてはこの映画、最後にある何かを感じましたよ。別れの話しなのに、時間がさかのぼることによって受ける印象がハッピーエンドの映画のように感じました。『メメント』以降、けっこう逆回転的な映画って多くなった気がしますが、無意味な逆回転の作品も多い中、この映画は決して無意味に感じなくて個人的には好きです。たしかに音楽は「?」でしたけどね(笑)。
それではまたおジャマしまーす。
コメントありがとうございます。
そうですよね~『メメント』以降にはほんと多くなってきました。『パルプフィクション』も時系列いじりの画期的なものでしたし、今後もこうした映画にはじっくりと取り組みたいところですね。
ほんとは悲しいことなのに、逆回転にすることによって明るい未来を想像させるってことが面白かったです。
一緒に観る恋人たちへの教訓みたいなものがあったかもしれませんね。
女優さんがとても巧くて、雰囲気あってよかったです。
女性向きですね。これは。
ほんとに新鮮な時間マジック。
見ているうちに、時間を逆行しているのだと気づいたのですが、なにかもう一つオチがあるんだろうと期待してしまいました。
やはり女性にウケがいいようですね。