ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーのロマンスも話題となって相乗効果のこの映画。夫婦愛も感じるが、父娘の不仲も感じとってしまう・・・
アンジェリーナ・ジョリーの父親はオスカー俳優のジョン・ヴォイト。『トゥームレイダー』で共演したにも関わらず、父娘の不仲説がささやかれていた。そんなに気にしなくてもいいのでしょうけど、気になることがありました。タンクと呼ばれる男を狙撃しようとするアンジーの前にブラピが現れたとき、「くそっ、Cowboy!」という台詞があるので、ブラピがジョン・スミスという役名を考慮に入れると、ジョン・ヴォイトが熱演した『真夜中のカーボーイ』を連想してしまったのです。その他にも結婚式に来なかった親に関するエピソードもあったし、もしかすると実際の二人が結婚するときにジョン・ヴォイトに参加して欲しいことを訴えていたのではないでしょうか(多分考えすぎです)。
内容は気軽に楽しめる娯楽作品でしたけど、アクション以外に笑えるシーン満載だったので楽しかったです。ちょっと殺しすぎでしたが、政治的・国際的なものが全くないため、毒もそんなにない。互いに素性がばれたあとで、色んな告白をするところが良かったですね。
一番気に入ったのは終盤のショッピングモール。ヒッチコックの『スミス夫妻』は未見なので、過去の映画へのオマージュなんか感じられないと思ったのですが、このシーンは完全に『ゾンビ』へのオマージュでしょう。次から次へと殺し屋が登場することもゾンビそっくりでした。そこでエレベーターに乗った瞬間、“イパネマの娘”が聞こえてくる・・・これは完璧な『ブルース・ブラザース』へのオマージュ(笑えたらパロディだ!)。そして、「よしっ、いくぞ!」とドアを開けるところは『明日に向かって撃て』でした。クライマックスにこれほどオマージュが隠されていたことに、驚きと喜びがいっぱい。もちろん、エレベーターのシーンでくすくすと笑っていたのは一人だけでした。
音楽にもかなり凝っていて、ブラピが「この歌好きなんだよ」と口ずさむエアサプライのほか、いい選曲がなされています。しかし、サントラのラストに入っている(と書いてある)キャプテン&テニールの“Love Will Keep Us Together”が流れなかったのは残念でした・・・エンドロールが終わるまで観客が一人も帰らなかったのは、この名曲を期待していたためですか?
★★★・・
アンジェリーナ・ジョリーの父親はオスカー俳優のジョン・ヴォイト。『トゥームレイダー』で共演したにも関わらず、父娘の不仲説がささやかれていた。そんなに気にしなくてもいいのでしょうけど、気になることがありました。タンクと呼ばれる男を狙撃しようとするアンジーの前にブラピが現れたとき、「くそっ、Cowboy!」という台詞があるので、ブラピがジョン・スミスという役名を考慮に入れると、ジョン・ヴォイトが熱演した『真夜中のカーボーイ』を連想してしまったのです。その他にも結婚式に来なかった親に関するエピソードもあったし、もしかすると実際の二人が結婚するときにジョン・ヴォイトに参加して欲しいことを訴えていたのではないでしょうか(多分考えすぎです)。
内容は気軽に楽しめる娯楽作品でしたけど、アクション以外に笑えるシーン満載だったので楽しかったです。ちょっと殺しすぎでしたが、政治的・国際的なものが全くないため、毒もそんなにない。互いに素性がばれたあとで、色んな告白をするところが良かったですね。
一番気に入ったのは終盤のショッピングモール。ヒッチコックの『スミス夫妻』は未見なので、過去の映画へのオマージュなんか感じられないと思ったのですが、このシーンは完全に『ゾンビ』へのオマージュでしょう。次から次へと殺し屋が登場することもゾンビそっくりでした。そこでエレベーターに乗った瞬間、“イパネマの娘”が聞こえてくる・・・これは完璧な『ブルース・ブラザース』へのオマージュ(笑えたらパロディだ!)。そして、「よしっ、いくぞ!」とドアを開けるところは『明日に向かって撃て』でした。クライマックスにこれほどオマージュが隠されていたことに、驚きと喜びがいっぱい。もちろん、エレベーターのシーンでくすくすと笑っていたのは一人だけでした。
音楽にもかなり凝っていて、ブラピが「この歌好きなんだよ」と口ずさむエアサプライのほか、いい選曲がなされています。しかし、サントラのラストに入っている(と書いてある)キャプテン&テニールの“Love Will Keep Us Together”が流れなかったのは残念でした・・・エンドロールが終わるまで観客が一人も帰らなかったのは、この名曲を期待していたためですか?
★★★・・
オープニング、ブラピとアンジーが話題になりすぎてて
実際の二人の結婚へのインタビューかと思っちゃうくらいでした(笑
全体的に笑えるところが多くて楽しかったです♪
>ジョン・ヴォイトに参加して欲しいことを訴えていた…
カウボーイってセリフ1つでその発想力・・笑えます・その1
>観客は一人も帰らなかったのは、この名曲を期待していたためですか?
それもありえません・・笑えます・その2
何だか映画を見て笑い、kossyさんのレビューでも笑い・・。最近、考えすぎてませんか??>おかげで笑わせてもらってますが~^^
私はただ笑い派手なファイティングシーンを楽しんでいたので
Kossyさんのカウボーイから父娘の不仲説に繋がる考察に
凄いな~と思ってしまいました。
といいますか気付きませんでした(苦笑)
私が観たところではエンドロールが始まった瞬間から
観客が席を立ちまくりで結構大変でした;
音楽!良かったです。気になったのでサントラ調べていたら、ちっとも気がつかなかった曲が満載で、なにやってんだぁ~とへこみました
kossyさんのおっしゃる「Making love Out of Nothing at All」や「You Give Love a Bat Name」なんかは私もわかったのですが、「Baby baby」とか「You`ve Lost That Lovin' Feelin'」なんかどこにあった?…ってイマイチ忘れてます
「Love Will keep Up Together」…わからなかった~
いい曲いっぱいありましたね!
「ゾンビ」のオマージュですかぁ、、、
こんな映画にもそんなコアなことを思い浮かべるとは、、、さすがですね
ワタシは、ヴィンスボーンが気になって気になって、、、(前妻アニストンの今のカレです)
古いエントリですのに、いつもTBありがとうございます!カウボーイからの連想はさておき、他作品へのオマージュ、確かに言われてみれば...ってモノばかりで。さすがkossyさん。妖艶なMrs. Smithの微笑みにうっとりしていただけのワタシとは違いますね(笑)。少々先の読めちゃう展開でしたけれど、個人的には結構楽しめた作品でした。
終盤はなんかひっかかる感じがしてたんですが、
そこまでパロディが入っていたとは!
やりますねぇ。
これって良質のコメディ、アクション映画ですよね。好きなタイプです。
唐突なオープニングでしたもんね。
まだ予告編かプロモーションフィルムなのかと思っちゃいました。この編集はなかなかやるなぁ~という感じでしたね。
>kaoritaly様
カウボーイが・・・あの場面、わかっちゃいるのに妙に面白い場面でしたよね。立ちしょんして足にひっかけちゃったりして(笑)予想がついてしまうシーンだけに色々と考えちゃいましたよ~
キャプテン&テニールの曲は全米NO.1ヒットの曲ですもんね。実は映画を観る前にサントラのチラシを見てしまったために、ちょっと期待したのです。それもサントラCDラストの曲だから、ハッピーエンドを予想させるし、楽しく終われそうな・・・で、帰り道、聞いてもいないこの曲のメロディを口ずさみながら家路につきました♪
>レイナ様
えっと・・・すごくないんです。
いつも人とは違った記事を書こうとしているために、こんなことを思いついたのです。ほんとは「史上最悪の夫婦ゲンカ」について書こうと思っていたのですが、ウルトラの父と母がケンカしている光景が目に浮かび、混乱してきたためにボツにしました。
俺が観たときって、観客の腰が重かっただけなのかな・・・ううむ。
>charlotte様
大丈夫です。
俺もわかりませんでした。
サントラはサントラとして、独立しているような気がします。
大好きな「Love Will keep Up Together」は流れなかったし、多分サントラに入ってる曲は全部は使われていません。それに音楽が流れるシーンって、全体的に音が小さかったですよね。
>mig様
ゾンビを真っ先に思い出す俺は・・・おかしい?
あのショッピングモールがそっくりだったんですよ。リメイクのほうかもしれないけど、ちょっと記憶にありません(汗)
ヴィンス・ボーンと三角関係について言及されるなんて・・・俺はそっちのほうがさっぱりわかりませんですよ(汗)
>「あ」嬢さま
「妖艶なMrs. Smithの微笑みにうっとり」してました・・・俺も。途中までは、アンジーについて色々書こうと思っていたのに、あのクライマックスでぶっ飛んでしまいました(笑)
『明日に向かって撃て』は数多くの映画がオマージュしてるから珍しくもないのですけど、『ゾンビ』や『ブルースブラザース』となると、なかなか見つかりませんよね。
多分、他にも「似てる」シーンがいっぱいあったと思うのですけど、特徴が際立ってなかったのです。監督さんに真意を聞いてみたいものですね。
>Black Pepper様
コメディにはパロディがつきものですよね~
ただ、誰も笑っていなかったので、パロディというよりもオマージュだったのかなぁ~と、ちょっと悩みました。
エアサプライって、ちょと弱々しいイメージがあって、それほど好きではなかったのです。でも好きな人は好きなんでしょうね~~♪
これは、まさにハリ版「鬼嫁日記」かとw
あ、でも、旦那も同じぐらい強いですね。2
時間、笑いと迫力でまったく飽きることなく
観賞できました♪
もう、ただただアンジー漬けでした。あん
なセクシーな暗殺者になら、首捻られたいと
思ってしまった自分が…
あ~やっぱ、あのショッピングモールのシ
ーンは、「ゾンビ」へのオマージュですか!?
探せば他にも沢山ありそーですね♪
最近はそうゆう映画が多いので、かなり注意してみないといけませんね。私も気付ける領域に達したいです。