まさか!テッサ(レイチェル・ワイズ)がいきなり死ぬなんて・・・ひょっとすると双子の妹が現れてジャスティン(レイフ・ファインズ)の調査を手伝うのかと思ったよ・・・
ジャスティン・クエイルはガーデニングしか趣味のない平凡な男(と言っても英国外交官だからそれだけでも非凡なんですけどね)。彼はイラク戦争に憤りを感じている勇気ある活動家女性テッサと結婚し、ナイロビに住む。そして、アーノルド医師とともに北のロキへ飛び立ったテッサがトゥルカナ湖で殺害されてしまうのです。一緒に殺された黒人男性がアーノルドではないとわかると、周囲の情報から「妻がアーノルドと不倫していた」ことを疑ったりするものの、彼女との真実の愛を信じて独自の調査を始めるというストーリー。
いきなりの展開に驚かされましたが、テッサとの美しい記憶映像が所々で挿入され、疑念のためぐらついたジャスティンの心も軌道修正したのでしょう。何しろアフリカ・ケニアの人たちに愛をもって接し、大企業や政府の汚職などの悪を憎むテッサ。不倫などするためにアフリカに渡ってきたのではない。ほんの小さな力が社会悪を告発し、製薬会社の人体実験のような治験をやめさせようと頑張っていたのだ。彼女を信じようと、非力ながらも身を粉にして行動するジャスティンはまるで公務を忘れ去ったかのようだった・・
日本の製薬会社でも新薬開発には巨額を投じる。開発費だけでも100億円を超える薬などざらにある。実際に臨床治験する段階になっても、データを集めるためには医師に支払う治験料が莫大なので、アフリカで何も知らない人たちに投薬するのはかなり効率が良いのかもしれない。しかも、不充分な医療施設の中にあっては、データ捏造などが容易く行なえそうだ。また、承認されてない新薬を賄賂によって使用するなど・・・
社会派サスペンスとしては、主人公が狙われすぎという感がどうしても拭えない。そこまでアフリカだけなら、殺し屋を雇うにも賃金が安くて済みそうだけど、ヨーロッパでの執拗な追跡劇をみると、権威ある医者に金をつぎ込んだほうが効果があるのではないかと思ってしまいます。ましてや抗結核薬ですからそれほど巨額の富(ブロックバスターと言っていた)を生むとは思えないし、それなら開発中止にしたほうが採算面で釣り合うような気がします。エイズの特効薬だったらよかったのに・・・
レイチェル・ワイズはオスカーを取っただけあって素晴らしい演技。特に、自分の子が死産だったという現実に対して悲観に暮れずに、他人の子へ愛情を注ぐシーン。涙を溜めながら前向きに生きていこうとする姿は感動的。もちろんお腹も素敵でした。そして、ビル・ナイやピート・ポスルスウェイトの脇ながら存在感のある演技は当然なのかもしれませんが、サンディを演じたダニー・ヒューストンが良かったです。
ちょっとだけ不満だったのは、ジャスティンが最後に取った行動がテッサの後を追おうとしたところ。実際には何者かに殺されたとわかるのですが、彼女の人生を理解したのなら捨て身の行動は取っちゃいけないと思うのです。もしかすると、飛行機でひとりの子供を救えなかったことに自分の非力さを思い知らされたことが原因なのか・・・
★★★★・
《一口メモ》
日本では薬価(政府が決める薬の定価のようなもの)が設定されていて、2年ごとに見直しされどんどん値段が下がっていくのですが、この下げ幅も各製薬会社の政治力が絡んでいる。企業が自民党にどれくらい政治献金をしたかによって、薬価に差が出てくるのです。
また、厚生労働省を引退した官僚を役員として引き入れることに躍起になる製薬会社。元厚生省の役員もしくは社員がいる製薬メーカーはどんなクソ新薬を作っても承認されてしまいます・・・あぁ、恐ろしい。
ジャスティン・クエイルはガーデニングしか趣味のない平凡な男(と言っても英国外交官だからそれだけでも非凡なんですけどね)。彼はイラク戦争に憤りを感じている勇気ある活動家女性テッサと結婚し、ナイロビに住む。そして、アーノルド医師とともに北のロキへ飛び立ったテッサがトゥルカナ湖で殺害されてしまうのです。一緒に殺された黒人男性がアーノルドではないとわかると、周囲の情報から「妻がアーノルドと不倫していた」ことを疑ったりするものの、彼女との真実の愛を信じて独自の調査を始めるというストーリー。
いきなりの展開に驚かされましたが、テッサとの美しい記憶映像が所々で挿入され、疑念のためぐらついたジャスティンの心も軌道修正したのでしょう。何しろアフリカ・ケニアの人たちに愛をもって接し、大企業や政府の汚職などの悪を憎むテッサ。不倫などするためにアフリカに渡ってきたのではない。ほんの小さな力が社会悪を告発し、製薬会社の人体実験のような治験をやめさせようと頑張っていたのだ。彼女を信じようと、非力ながらも身を粉にして行動するジャスティンはまるで公務を忘れ去ったかのようだった・・
日本の製薬会社でも新薬開発には巨額を投じる。開発費だけでも100億円を超える薬などざらにある。実際に臨床治験する段階になっても、データを集めるためには医師に支払う治験料が莫大なので、アフリカで何も知らない人たちに投薬するのはかなり効率が良いのかもしれない。しかも、不充分な医療施設の中にあっては、データ捏造などが容易く行なえそうだ。また、承認されてない新薬を賄賂によって使用するなど・・・
社会派サスペンスとしては、主人公が狙われすぎという感がどうしても拭えない。そこまでアフリカだけなら、殺し屋を雇うにも賃金が安くて済みそうだけど、ヨーロッパでの執拗な追跡劇をみると、権威ある医者に金をつぎ込んだほうが効果があるのではないかと思ってしまいます。ましてや抗結核薬ですからそれほど巨額の富(ブロックバスターと言っていた)を生むとは思えないし、それなら開発中止にしたほうが採算面で釣り合うような気がします。エイズの特効薬だったらよかったのに・・・
レイチェル・ワイズはオスカーを取っただけあって素晴らしい演技。特に、自分の子が死産だったという現実に対して悲観に暮れずに、他人の子へ愛情を注ぐシーン。涙を溜めながら前向きに生きていこうとする姿は感動的。もちろんお腹も素敵でした。そして、ビル・ナイやピート・ポスルスウェイトの脇ながら存在感のある演技は当然なのかもしれませんが、サンディを演じたダニー・ヒューストンが良かったです。
ちょっとだけ不満だったのは、ジャスティンが最後に取った行動がテッサの後を追おうとしたところ。実際には何者かに殺されたとわかるのですが、彼女の人生を理解したのなら捨て身の行動は取っちゃいけないと思うのです。もしかすると、飛行機でひとりの子供を救えなかったことに自分の非力さを思い知らされたことが原因なのか・・・
★★★★・
《一口メモ》
日本では薬価(政府が決める薬の定価のようなもの)が設定されていて、2年ごとに見直しされどんどん値段が下がっていくのですが、この下げ幅も各製薬会社の政治力が絡んでいる。企業が自民党にどれくらい政治献金をしたかによって、薬価に差が出てくるのです。
また、厚生労働省を引退した官僚を役員として引き入れることに躍起になる製薬会社。元厚生省の役員もしくは社員がいる製薬メーカーはどんなクソ新薬を作っても承認されてしまいます・・・あぁ、恐ろしい。
アフリカの子供たちを食い物にするような商売。先進国の資本家たちは多かれ少なかれ考えてることでしょう。
アフリカの大自然が不幸な彼らを救ってくれる・・・そんあ希望も感じられるのですが、もうちょっとラストを考えてくれればなぁ・・・
ノンフィクションではないけれど、実際にこういうケースはあるのでしょう・・・
いかにも、フェルナンド・メイレレス監督!という感じがしました
重く暗い題材なはずなのに、広い大地と空の風景がとても美しくて・・・
ラストは・・難しいですね
ラストの彼のとった行動は賛否両論ですけど、そのあたりをうまく処理すればもっとよかったですよね。
実際に似たようなことは起こってるし、医療問題は人の命を左右するものなので、もっともっと考えなければいけないです。
ラスト、衝撃的でしたね。
シティ・オブ・ゴッドも衝撃的ではありましたが、この作品のラストは、それをさらに上回る衝撃度でした。
でも、個人的にはシティ・オブ~の方が好きですが(笑)
世の中には、まだまだ知らない事が多い。
考えさせられる作品でした。
トラバさせてください。
いつもいつも丁寧なコメントありがとうございます。
そうでしたか、テッサへの感情移入。
最初から謎や不自然なところが目立ちましたもんね。
それだけ、夫婦なのに全てを理解できていなかったという極端な設定にしたのだと思います。
それにしても、アフリカの現状や企業と政府の癒着など、様々な問題提起がなされていて、考えさせることが多かったですよね。
>未来さま
メロドラマ、韓流っぽい、やっぱり女々しさが残るんですよね、あのラスト。
長いドラマなのに特に印象に残ってしまいましたけど、恋愛映画だと宣伝する側の気持ちも伝わってきました(笑)
実は私もアレはちょっと意外でした。
でもあのシーン嫌いではないですよ。
‘メロドラマ嗜好’なのかなぁ。。
で、実際映画の出来は良いと思います。クライマックスの暴徒が村を襲撃する場面は迫力を通り越して怖いくらいでした。レしかし致命的な問題がありました。
僕はレイチェル演じるテッサに全く感情移入できません。確かに彼女の正義感や信念は素晴らしいと思いますが、行動とか見てると「ちょっとこの人痛いかなー」とか思っちゃったりしてね。
それどころかテッサのセリフには少しばかしカチンとさせるのが2、3回ありました(汗)
極めつけがジャスティンに当てた手紙で「気味の悪い男に守るはずのない約束をしてあなたを裏切った」でしたっけ、確か。
でも、その気味の悪い男が報告書を見せてくれたんでしょ?
確かにこの同僚は外交官にしてはアフリカの人々の事は全く考えてないだろうし、誘惑に負けて自分の地位と家族すら台無しにしようとするバカ男ですよ、そりゃ褒められた人間ではないでしょう。でも誘惑に駆られたかとはいえ真っ先に手紙見せたじゃん(まあそこがバカ男なんだろうけど)。
しかもテッサの死には少なからず動揺してくれたみたいだし、彼女を死に追いやったことを少しなりとも後悔してたと思う。
ジャスティンは事件の真相を追ううちに変わっていく様は凄く良かったのに、結局最後は思い出に浸ってるし。韓流ドラマみたいです。
現実を変えるチャンス(まー、上司の不正はばれたし多少は変わるかな)を放棄し甘い思いの中だけで生きたいのなら、好きにするが良い!!!って何故かラオウみたいな口調になってしまいました。あ、でも彼の選択はいくら悲惨でも生きようとするアフリカの人々や子供達との対比になってるのかな。
今回はかなり毒舌で、お見苦しかったと思いますがとにかくいくらレイチェルだとはいえこのキャラクターはとても好きにはなれませんね。むしろレイフ・ファインズの演技の方がかなり好感が持てました。普通の男ならまずは結婚生活は破綻してると思うが、それでも激高したりせずテッサを見守り続けたのは彼の個性がなせるわけでしょう。関係ないですが「レッドドラゴン」の時は役に合わせて結構ガッシリしてましたね。
僕は最近”自由”を描いた作品に惹かれます。愛や思い出も呪縛となってしまうなら、それを切り捨てて自由を選ぶ主人公が見たいものです。何かビル・ナイも似たようなこと言ってたけど(汗)
今回はホントに毒舌ですいませんでした。
ジャスティンは不正を突き止めたところで満足したのかもしれませんよね。いとこが弁護士じゃなかったら、どうなっていたのかと考えると、もうちょっと違う結末だったのかも・・・
ご都合主義といえば、何者かに襲われたところもそうでしょうか・・・
愛に殉じたのか、ここまでくれば、非凡な人物になりました。
ただ、簡単に署名入りの書類を入手する証拠集めにはご都合主義が鼻に付きました。
一瞬ドキリとするシーンでしたよね。
事前に映画チラシを読んだおかげで、他人の子に乳を与えることがわかっていたのですぐにわかりましたけど・・
色々文句を言ってみましたけど、本人の立場にたったら、もう逃げたくなるというのもわかりかけています。時間が経つとしょうがないように思えてきました(笑)
>自分の子が死産だったという現実に対して悲観に暮れずに
このシーン観た瞬間、えっ!?やっぱり不倫だったの・・・って思ってしまった(汗)
>ジャスティンが最後に取った行動がテッサの後を追おうとしたところ。
ですよねぇ~♪テッサが命懸けで調べたモノを表に出して、彼女の意志を引き継ぐべきだったと思う。それこそが愛だと思うんだが・・・
わかりませんよね、彼の気持ち。
妻に死なれるという事実が最も大きいんだと思いますけど、それよりも慣れない調査で世界中を駆けずり回ったために疲れ果てたということもあるんでしょうね。
普段、身体を鍛えていそうになかったし・・・
強大な力の前に抵抗することを止めてしまったのか、他に理由があるのか
原作を読んだら理解できるかなぁ?
順番でいえば、「コンスタンティン」のほうが後から撮影されたのかな?レイチェル・ワイズはこれからも悲運の女性の役が多くなるのでしょうか・・・もう若くないってことかなぁ。
>ハリケーン678様
しばらく業界にいたことがありまして・・・
色んな話を聞きましたけど、こう政治に結びつく業界なんて、建設業なみですね~
ミドリ十字の事件は皆さんも知ってるのでしょうけど、あれは氷山の一角でして、表に出てこない問題なんて星の数ほどあるでしょうね。
ラストはやっぱり不満ですよね。
まぁ、タイトルが示すように弱い市民を代表するかのような性格だったから、しょうがないのだと諦めてます(笑)
とても勉強になりました。
それと、
私もジャスティンが最後にとった行動に
不満でした。
もうちょっと悪あがきして欲しかった。
あるいは、自分の死で公表される方が
効果的だと狙ったのでしょうか。
今年は命の尊さをテーマにした映画が多いんじゃないでしょうか。この映画の前に「ゲド戦記」の予告編を見てしまったら、確実に疑問に思うところかもしれません。
おっしゃるとおり、自分の力の無さを思い知らされたのかもしれませんね。辛いけど、ここで子どもの命を救うことができれば湖に向かわなくてもすんだのかもしれません。
なんだか、皆さんが疑問点に共感してくださって、ホッとしています♪
>ちょっとだけ不満
私も同じように感じました。
それでいいの?って。
飛行機に乗せることが出来なかった子供。
テッサが病院での帰り道で、ジャスティンに訴えたことと重なったのだろう思いました。
テッサの想いを知れば知るほど愛が深くなり、辛くなる彼だったのでしょうか、やっぱり。
俺は結婚してないので理解してないかもしれません(汗)
テッサの元に行きたいという気持ちもわかりました。飛行機の件もすべて結びついてのうえですよね。あのときに決心したのだったか、どうも記憶があいまいです・・・
手紙を託す時点で、「あー、そっちか」などと、すでに悲しくなってしまいました。
私も最初は納得いかなかったんですけど
やはり、彼はテッサの元に行きたい気持ちが強かったんじゃないかしら?と思い、後で納得。
あの飛行機の少女の件も、自分の力はこんなもの。って悟らせたのかも・・・
俺なんて、いまだに3点にしておけば良かったかな~と悩んでいるところです(汗)まぁ、3.5点くらいですね。
実は社会派映画で、「うん、いいところついてる」なんて思ったら、面白くなくてもついつい加点しまうkossyです。
やはりもうちょっと希望的なラストがいいなあと思ったりして。
女性の立場としてあまりにも客観視しすぎました。
こんなに入り込めない作品というのも私には珍しいことでして…評判いいのになあ。と、人のところでつぶやいてすみません
重厚な社会派サスペンスでしたね~
テッサの妊娠・死産についてはあっさり描かれてましたけど、彼女の苦悩も持ち前の明るさで克服したということを表現していたのかもしれませんね。個人的な愛よりも普遍的な愛を強調するためか、色々考えさせられました。
新薬の実験に貧困層のアフリカ人が利用されているということで、怒りを覚えるテッサですが、自分が死産したことへの悲しみはあまりに浅く描いてあったのが残念に感じました。そもそも、妊娠していたプロセスはなかった方が良かった気もしました。
しかし、アフリカへの支援も自己満足の範疇でやっちゃいけない気がしました。ボランティアってむずかしいですね。
結核は昔に比べると、減ってきてはいるものの確実に存在する病気です。ただ、今ある薬で十分間に合うんですよね~
もうちょっとだけツッコミできるとすれば、治験段階では商品名なんて付かないと思うんです。
政治家と製薬会社ってかなり癒着があると思うのですが、これからも告発するような映画をどんどん作ってもらいたいものです。
レイチェル・ワイズの妊婦姿のおかげでいい映画になりましたね~
相変わらずの素敵な切り口に納得してしまいました。
確かに・・・
抗結核薬なら開発中止でも・・・と納得。
政治がらみの問題はお金が付きまとってドロドロですよね。
でも、ラブ・ストーリーも印象強く良い映画でした。
レイチェル・ワイズ、魅力的でしたね。
ラブストーリーとしてとらえると、
ラストの湖での出来事は納得できますね。
社会派サスペンスとして観ると、やっぱり違うラストが欲しくなるといったところでしょうか。
ポリティカルサスペンスの範疇に入るでしょうが、私敵にはラブストーリー。
世界の果てで、妻の愛を探す冒険。
ラストは、ジャスティン的には自分の役割は果たして、やっと理解できた妻のもとへ行きたかったのでしょう。
巻き添えにしたくなかったのは当たりですね、きっと。
まぁ、俺の「転勤してほしくなかった」という説も考慮に入れてください・・・
でも、愛もあったと思いますよ。
平凡な夫ですから、
そうやって口出ししないことも愛。
結婚したことがないのでよくわかりませんけど・・・
飛行機の子どもはいい伏線でしたよね。
ということで、遅ればせながら蜂を見てきました。
テッサの偽装結婚にはビックリ。夫に秘密にしたのは愛ではなく第三者を巻き添えにしたくは無かったと言う人間愛では。夫がそれを知った事で、余計に妻を愛しく思った設定かなと思いましたが、無理がありそう。
テッサが病院で女性が無くなった家族を助けてあげたいと言ってたことが、飛行の中で子供を助けたいと言っていた言葉が印象に残りました。これも愛の力なのか。。
愛について問う映画だったので、気になった部分をカキコしました。
ハシゴ~~
俺は今日また有給をとって福井へ・・・
この3日間で6本です。
やっぱり疲れますよね~
最後には笑って終わりたいような気もするのですが、
社会派っていうのもいいかも・・・
>祐。様
ミチ様と追いかけっこしてたのですね!
俺はどうも軌道から外れてしまったようです・・・
今週中に少し消化しとかないと、
あとからどんどん・・・
観た順番が良かったので、どの映画にも満足でした。
もちろん締めはこの作品!
演技の上手い人が演じて、サスペンス性もたっぷりで惹き付けられました。
テッサって変わった名前ですよね~、フグの刺身?って感じです。
自ら不審な死・・・これも上手く発見されたからいいようなものの、拳銃を持っていたことからして、結果論となりかねませんよね。可能性もかなり低いことだと感じました。
リンクはフリーです。またこちらからもお伺いしますね♪
あれは 自ら不審な死を遂げるために・・・だったんでしょうが(それで初めてレポートが 注目される・・・悲しい事ですが)
テッサの元にいきたかったのでしょうね。ああ悲しい~~。
あのぅ リンクさせていただいて宜しいですか?^^;
時間軸をバラバラにされて、テッサが生きてるかどうかくらいで判断するしかなかったですよね。まぁ、必ず彼女が登場してたので、不自然さはなかったです。
宣伝の仕方は問題あるのかもしれませんけど、“社会派サスペンスだ!”などと宣伝しても集客が見込めないためかもしれませんね・・・
宣伝というのも難しいものです・・・
編集でバラバラにする手法で、最初戸惑うんですけど、そういうのを通してレイフ・ファインズの変わっていく様が描写されていくのがスゴイと思いました。
でもこの作品もちょっと宣伝のイメージと作品の
本質が違う気がするので、おもいっきり恋愛作品
期待して劇場に足を運んだ方は戸惑うかもしれない
ですね~
社会派というジャンルにはこだわらないほうがいいのでしょうけど、俺の場合、印象に残るのが社会派要素だけでした・・・
ラブロマンスだなんて、とんでもないですよね(笑)
最終的には目的地に到着するのだから、ロードムービーとも言えるのかもしれませんね~
この映画って社会派映画なんですかね?むしろ近くて遠い存在だった奥さんと出会うためのロードムービーだったように感じました。
なんだかアメリカの自作自演説が飛び交ったイラク攻撃を思い出しますね。
実際に起こってる事件や陰謀をオブラートに包んで表現すると、こうした社会派サスペンスがいっぱい出来ちゃいます。あまりに映画をいっぱい観ると、現実と非現実との区別ができなくなってくる悲しさ・・・
人間の欲を利用するなんて残酷すぎますよね。
>yorokobu様
レイフ・ファインズが何度もテレビで宣伝するように、普通の男を演じていたことからしてもこれ以上真相に突っ込む体力がなかったのでしょうね~
そう考えると仕方がないことだったのかもしれません。
劣悪の環境の中でどんどん子供を作る・・・結局、多くの子供たちが飢えや病気で死んでいってしまうから、本能的に多産になってしまうのでしょう。早死にする子供が少なくなればいいんですけどねぇ~
映画には関係ないけど、なんでこんなに貧困で危険で劣悪な衛生状態の所でどんどん子ども作っちゃうのかなぁ。
文化の違いとか無知とかデキた場合産む選択しかないとかいろいろ理由あると思うけど…。働き手が増えたって生活、楽になんかならないだろうに。
もっともらしい答えいっぱいきいたことあるけどやっぱり理解できないなあ。
俺は試写会だったのですけど、さっさと席を立つ人が多かったですね~7~8割くらいだったか・・・多分、勘違いしてた人たちでしょう。
ダンナに一切黙っていたのは、自分の活動がやりづらくなるからじゃないでしょうか。誰かにバレてしまうと、ダンナが転勤させられるとかの・・・
どうなんでしょうね~
社会派映画大好きの俺としては、薬を扱ったあたりで評価が上がったようです・・・
アフリカの子供たちの目は輝いてましたね~
もうちょっと見たかったところです。
観に行ったらきっと あれー???と思う映画じゃないでしょうか。
テッサの愛は大きかったかもしれないけど、
どうしてダンナに一切黙っているんだろう。
危険に晒したくなかった、というのはわかるんだけど・・・。
でもまぁ・・・お尻とおっぱい拝めたからいいか(爆)
どん底の生活・・・って言えば失礼なんだけど、それでもみんな生き生きしていたところがよかったね
日本の薬業界も欧米に劣らず陰湿な面があるようです。何百億と稼いだ脳の特効薬が全然効果がない薬だとわかったこともありました。
薬害の問題でも被害者の数はすごいですからね~
やっぱりラストが疑問ですよね。
外交官の特権を生かしてもっと活躍してほしいところです。
日本でもそんなことがあるんですね。
この映画でもアフリカではあんなことが・・・
怖い世の中です。
ラストはちょいと納得しにくいものでしたね。
知った上でほか任せにせずもっとほかにすることがあるんじゃないかとか思うんですけど・・・
そうですよね~
あの場面、テッサの気持ちと一体になったと思ったからこそ、別の行動をとるかと思ったのに・・・
でも従弟の弁護士に手紙を託した時点で、予想はできたんですよね。あぁ切ない・・・
>aiai様
黒人の赤ちゃん。
一瞬、ドキッとしましたよね。
あの演出はちょっとずるいような気もしました(笑)
不倫については、疑ったもののすぐに違うんだと気づきましたよね。あれが最後までずるずると・・・となったら、ちょっと駄作になったかもしれません。
結局は盆栽好きの外交官だったわけですから、平平凡凡とした生活を望んでいた。だから不倫については文句も言えない立場だったと思うのです。
最初のアフリカ行きのエピソードにしても、結局は不倫疑惑を持ってしまった原因をほのめかすためのエピソードだったんじゃないでしょうか。
でも、愛し合いながらもお互いによく分かり合っていない夫婦を作り上げるにはあんなエピソードが必要だったんでしょうね。
観客にも色々とテッサについて疑念を抱かせる作りになっていたところが、ちょっと嫌でした。特に不倫疑惑!
kossyさんがあげていた素敵なシーンでも、うなだれる夫の横でテッサが黒い肌の赤ちゃんにお乳をあげているのをみて、「あれっ」と思わされちゃったし(><)
たとえ不倫していたとしても、何人の異性と関係があったとしても、配偶者への愛が嘘になるわけじゃないだろ?と思っちゃったんですけど(^^;)
夫としてはそうもいかないのかしら・・・。
「ちょっとだけ不満だった」ところは私も同じことを思いました。ジャスティンの行動に「それは違う!」と思いながらも、切なかったです。
TBさせていただきました。