「なんばしょっとか~乙女よ!父チャン、情けなかぁ~」という、武田鉄矢の説教が聞こえてきそうな映画。
星野真里といえば、どうしても「3年B組金八先生」の金八娘というイメージが沁みついてしまっている。その娘がとうとう脱いで、大胆なセックスシーンを演じてしまうのです。これはもう星野真里のための映画。だらしなくて、軽すぎる男の西島秀俊はあくまでも添え物にしか思えないくらいだ。
リアルで切ない恋愛映画といえば聞こえがいいが、普通にドロドロした恋愛の修羅場なのである。それを主人公のOLゆうこ(星野真里)が一途な愛を信じてるがゆえに、醜い争いごともなくドラマの枠に収まっている。脚本における会話のキャッチボールがとても自然で、星野真里の多彩な表情とともに揺れる心が伝わってくる。ただ、なぜこの男を好きになったのかという点だけは不明だ・・・
女好きのダメ男ぶりは「狙った女には必ず言う」という台詞や、「真希を狙ってる」「真希と寝た、処女だったよ」などと平気でゆうこに告げるところに表れる。雰囲気はソープ嬢のヒモのようなのだ。ここに坂本金八が登場すれば、男を殴って娘を連れ帰るところだろう。そういった大人が存在しないことが恋愛の不条理さを増幅する。唯一の救いは、バイト先のスナックの客たちだけだ。歌が下手くそな客は優越感を生んだのか、仲間意識を育んだのか・・・ユーミンの「14番目の月」を歌う姿で清々しくなれるものの、普通の大人になれるかどうか心配になってしまう。
「俺の妹かもしれない」などの伏線も活かせ切れず、「みどりという彼女がいる」と宣言したことの真意も不明のまま。ストーリーもそれほどダイナミクスを感じられないのですが、疾走シーンや大胆演技の星野真里の魅力によって満足のいくものとなりました。
★★★・・
星野真里といえば、どうしても「3年B組金八先生」の金八娘というイメージが沁みついてしまっている。その娘がとうとう脱いで、大胆なセックスシーンを演じてしまうのです。これはもう星野真里のための映画。だらしなくて、軽すぎる男の西島秀俊はあくまでも添え物にしか思えないくらいだ。
リアルで切ない恋愛映画といえば聞こえがいいが、普通にドロドロした恋愛の修羅場なのである。それを主人公のOLゆうこ(星野真里)が一途な愛を信じてるがゆえに、醜い争いごともなくドラマの枠に収まっている。脚本における会話のキャッチボールがとても自然で、星野真里の多彩な表情とともに揺れる心が伝わってくる。ただ、なぜこの男を好きになったのかという点だけは不明だ・・・
女好きのダメ男ぶりは「狙った女には必ず言う」という台詞や、「真希を狙ってる」「真希と寝た、処女だったよ」などと平気でゆうこに告げるところに表れる。雰囲気はソープ嬢のヒモのようなのだ。ここに坂本金八が登場すれば、男を殴って娘を連れ帰るところだろう。そういった大人が存在しないことが恋愛の不条理さを増幅する。唯一の救いは、バイト先のスナックの客たちだけだ。歌が下手くそな客は優越感を生んだのか、仲間意識を育んだのか・・・ユーミンの「14番目の月」を歌う姿で清々しくなれるものの、普通の大人になれるかどうか心配になってしまう。
「俺の妹かもしれない」などの伏線も活かせ切れず、「みどりという彼女がいる」と宣言したことの真意も不明のまま。ストーリーもそれほどダイナミクスを感じられないのですが、疾走シーンや大胆演技の星野真里の魅力によって満足のいくものとなりました。
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キーを2つぐらい上げれば好い感じを低いキーでわざっと歌って語尾が低すぎ、それを笑いで誤魔化しながら歌うシーン、切なくて最高です。悲しい恋はしばらく立ち直れそうにない。
たしかに脱がなくても評価は変わらないですよね。大胆すぎたため次回作なんかも製作サイドから敬遠されそうで、そこが心配です。
そうですよね~やっぱり演技が上手くないと数多くのTV・映画に使われませんもん。ただ、似たようなダメ男のパターンが多いので、観客に飽きられちゃうようなタイプなのかも(笑)
大学時代、東京に行ったら必ず神田の古書街をうろちょろしてましたけど・・・今はそんな根性がないkossyです(汗)
この映画では…です。 訂正します!
「人間合格」も好きな映画で、西島さんの演技の実力がわかる映画なのでは‥?と(勝手に)思います。
私も「さよならみどりちゃん」のコミックを ちゃっかり100円で買おうと古本屋の中を探してるんですが、やっぱり無いですねえ
この映画では・・・ということですね。
西島秀俊はいい演技をしてる映画もたくさんあります。最近観たなかでは「ニンゲン合格」とか。
原作が古本屋の100円コーナーに・・・あぁ、俺も古本屋通いしたくなっちゃいました。100円なら買います!
ところでこの映画、地味に人気あるみたいで、原作も ちょっと前まで古本屋の100円コーナーに何冊かあったのに今は全く見当たらなくなっちゃいました。
星野真理ちゃんって歌も上手いのかなぁ~あまり気にしてなかったので忘れてしまいました。
なんだか、また観たくなってきました・・・1人でこそりと。
…いや、いうほどヘタクソではないっすよ…みたいな…
西島さんのルパン3世も男らしかったです。
TBありがとうございました。
したいと思ってできるものではないですしね。自然に身を任るしかないですよね・・・
男性は関係を持ってもなおクールな関係を望んでくる。女性は関係を持つと、好きになってしまって、彼氏にしたくなってしまう。でも、そういうのを望んでいない人だなって察して、私もクールな関係でいいよって顔で男性に接する・・・。でもそういう心に抑圧をかけた状態だと、もうどうしていいのか分からなくなって自暴自棄になってしまう・・・。
こんなパターンで女性の心を傷つけても平気な男性って結構いますよー。でも調子がいいから、男性友達や上司には受けがよかったりして。周囲には気づかれていないから女性だけがムカついてたりするんですよね!
あ、私情入れすぎました。でも、そういう女性の心の古傷にチクチクする映画なんです・・・
原作の漫画もよいですよ。古本屋さんの100円コーナーにありますから、機会がありましたらチェックされてみては。「夢の温度」もオススメ。
俺は漫画本を読まなくなって何年経つだろうか・・・そのくらい読んでいません。もちろん小説なんかも読まなくなりました・・・
西島秀俊に対する俺のイメージって、この映画が一番です。だから、どんな映画に出てきてもダメ男のような気がしてしょうがないのです・・・・もちろん「純情きらり」でも。
あぁ、恋なんて・・・
何年してないんだろう・・・
と寂しくぼやくkossyです。
このコミックを読んだときは心が痛くって痛くってたまりませんでした。
ダメ男っ本当にいるんですよね・・・。母性本能をくすぐるのが上手なダメ男・・・。撲滅したい!
でも女性が甘やかすからいけないんですよね、すいません・・・。
最後に「14番目の月」をヒロインが歌うけどほんとうに下手。でも目から涙が・・・。これは第二のジョゼ虎だ。
なんか本当にそんな恋があったみたいなんだよ。
まるで本当のことを見さされているようなんだよ。
切ないんだよ。
もう恋なんてするもんかバカやろう!
こんな男はガツンと殴ってやりたいものです(笑)
父親がこの男を見たらどう思うんでしょうね・・・
ストーリーもたいしたことないけど、星野真里の演技と露出に天晴れです♪
ダメ男を好きになるというより、好きになって気づいてみたら彼はダメ男だったというパターンなのでしょうか。
付き合ってみないとわからないところもあるでしょうし、男だって付き合うことができた安心感から益々ダメっぷりを発揮するんでしょうし・・・
誰にでもダメっぷりは潜在的にあるのかも。
言われた事ある台詞もいっぱいで(笑)
大半の人は理解できない気持ちだろうし、ムカつくのかなぁと思って見てました。
最後の台詞も、私にとっては、やっぱりー!そうだよね!って感じなのです。ああいう人は簡単に変わるわけないんですもの。
フランスで賞をもらってきて凱旋帰国ですよ!
挨拶も気合が入ってるはずです。
星野真里ちゃんの嬉しいやら恥ずかしいやらといった微妙な表情が見れると思いますので、チェックしてきてください。
スペシャルゲストで武田鉄矢まで登場したら、すごくいいなぁ・・・おっとヨダレが・・・
今週「関西プレミア先行上映会」があるんですよ。
あんまりプレミアっぽくないんですけど・・・。
監督と主役ふたりが来るのに、1500円だし
3人が来て、1500円ならお得かしら???
とおもいつつ、金八気分で帰るのもなんだなあ・・
と思案中です・・・
仕事帰りにふらっと買って読む!
まさに最適。
こんな女の子もいるのね~くらいに考えたらちょうどいい。
そっか、妹とみどりについては謎のまま。
その雰囲気を楽しめばいいのか。
DVDはいつごろ発売か、忘れた頃にやってきそうな予感がします。
数年前,仕事帰りにふらっと買ってしまったんです
独特の感じの作品だったのですが,今ひとつ深みが感じられず・・・ブックオフに売りました。
私が10代~20代前半にこの作品を読んだら、けっこう気に入ったかもしれないのですが・・・。
『妹かも』や、『みどり』の存在は,原作でもなぞの伏線でした
ちょっとしたスパイスのような感じで・・・。
映画版も,見てみたいですねぇ
なるほど、西島秀俊の映画かぁ~
ただ、ずーっと同じ調子の喋り方だったし、特に事件も起きないし、表情が豊かといえば星野真里かなぁ。
さすがに最後の台詞はムカっときましたね(笑)
しかし、そろそろ似たような役から脱却してもいい頃♪
やはり、小憎たらしい男役の西島秀俊が秀逸でした。
観ているこっちまでムカつく程でしたから。
『メゾン・ド・ヒミコ』でもそんな役でして、
小憎たらしい・女にダラしない男をやらせたらピカイチですね、この役者さんは。
ちょっと前に関東でリバイバルあったらしいですね。
今後は関西から西へ西へと・・・DVDはまだまだ先かも。一番近いのは静岡ってのがある程度みたいです。
>ミチ様
う~む、それも昨日で終わっちゃいました。
俺も観る予定には入れてなかったのですが、
DVD情報とか調べると、全くなかったですから・・・
西島秀俊はそんなにいい役じゃないですよ(笑)
これ見たいんですよ~。
でも夜だけなんですよね・・・。
ちょっと無理みたい。
西島くんは出演映画で何気にラブシーンが多いですよね。
自己チューで身勝手な男が似合いそうだなぁ。
現代の男の病みですね。
どうしようもない男です。
まぁ、いつかは大人になるんでしょうけど、
生き方自体が無機質ですよね~
『東京マリーゴールド』では田中麗奈でしたか。
雰囲気だけは星野真里に似てますよね。
女優の差で星野真里に軍配が上がりました。
やっと上映されましたか。この映画、新宿の小さな、くたびれたサラリーマンの多い(僕もそうですが、、)映画館で見た記憶があります。
女優さんはあまり知らない人でした。この映画、女、男とも自己チューで、特に男の、セックスは出来ても女の子を心で好きになれないという性癖に驚いてしまいました。市川準の「東京マリーゴールド」も男のそういう部分を描いていましたね。
かえって、僕には現代の男の病みを描いている感じがして、採点的には3点ぐらいですけれど印象の残る映画となっています。
今日はいよいよハリポタを見るつもりです。
楽しみです。