抱き合わせ販売反対!と叫びたくなるほどウォン・カーウァイ監督の作品が光っていました。
テーマはエロス。重く切ない純愛から始まり、コメディとも思えるエピソードを挟み、美しい風景中心の映画で終わる。別の見方をすれば、SM、覗き、不倫といったテーマでもあるかと思う。こうしたオムニバス映画は一貫したテーマであるにもかかわらず、出来・不出来がはっきりとしてしまいます。最も良かったのはウォン・カーウァイ監督の「エロスの純愛~若き仕立て屋の恋(HAND)」でした。『2046』ではつい酷評してしまったウォン・カーウァイ監督ですけど、このくらいの長さの映画だと素晴らしく思えてしまいます。
60年代の香港。複数のパトロンに囲われ、優雅な暮らしをする高級娼婦ホア(コン・リー)。若き仕立て屋チャン(チャン・チェン)は彼女にギリギリのセクシャル・タッチによる手ほどきを受け腕を上げていくのであるが、いつも壁越しの喘ぎ声を聞かされ女王と家来のような関係を続ける。決してセックスには至らない生殺し的な愛。純愛というにはあまりにも切ないチャンの恋心と、女王の地位から没落してしまう悲しき女の性とが結ばれるはずが、肺病のため・・・。計算されつくしたかのようなカメラアングルとチャンの心の描写。映像、ストーリーともにシンプルな構図の中に、これほどまでに圧倒する熱き想いを感じさせる監督・役者の力量に打ちのめされました。しかも、脱いでないのですよ!(期待してたけど・・・)
ソダーバーグとアントニオーニの作品は、すでに印象に残っていません・・・
★★★・・
テーマはエロス。重く切ない純愛から始まり、コメディとも思えるエピソードを挟み、美しい風景中心の映画で終わる。別の見方をすれば、SM、覗き、不倫といったテーマでもあるかと思う。こうしたオムニバス映画は一貫したテーマであるにもかかわらず、出来・不出来がはっきりとしてしまいます。最も良かったのはウォン・カーウァイ監督の「エロスの純愛~若き仕立て屋の恋(HAND)」でした。『2046』ではつい酷評してしまったウォン・カーウァイ監督ですけど、このくらいの長さの映画だと素晴らしく思えてしまいます。
60年代の香港。複数のパトロンに囲われ、優雅な暮らしをする高級娼婦ホア(コン・リー)。若き仕立て屋チャン(チャン・チェン)は彼女にギリギリのセクシャル・タッチによる手ほどきを受け腕を上げていくのであるが、いつも壁越しの喘ぎ声を聞かされ女王と家来のような関係を続ける。決してセックスには至らない生殺し的な愛。純愛というにはあまりにも切ないチャンの恋心と、女王の地位から没落してしまう悲しき女の性とが結ばれるはずが、肺病のため・・・。計算されつくしたかのようなカメラアングルとチャンの心の描写。映像、ストーリーともにシンプルな構図の中に、これほどまでに圧倒する熱き想いを感じさせる監督・役者の力量に打ちのめされました。しかも、脱いでないのですよ!(期待してたけど・・・)
ソダーバーグとアントニオーニの作品は、すでに印象に残っていません・・・
★★★・・
第1話のみ!ですよね(笑)
オムニバスといっても、競作みたいな感じで、ウォン・カーウァイ最高~でした。
俺のなかでカーウァイ作品最高作だと思ってます。
たまたま後の2作がだめだっただけで、他の作品はいいと思います。
予想以上に1話めが、素晴らしく良かったです。
他の方々は、どんな感想をもたれたのかな・・・って、こちらにもお邪魔したら、同じ様な感想で、嬉しかったです。
今、2回目を流しながら、これ書いてますが、あとの2、3作目は、もう見ません。
オムニバス映画で最初の一本が素晴らしいと感じてしまったら、あとは疲れるだけですよね。
「もっと観たいのに・・・なんで終わるんだぁ~」と叫びたくなるほどです(おおげさかな・・・)。
2本目は半額ってのも・・・結局3本買えってことですかい・・・
「DVD抱き合わせ販売反対」に私も1票!
あと、つなぎのアニメーション(?)長すぎ・・・。
どっちにせよ、カーウァイ作品1本だけ欲しい
ですわ。
脱がないエロスってのは、正解に近い。
アントニオーニ監督の描くエロスは、どちらかというと「エロ」のような気もするし。
多分、同じ東洋人だからでしょうね~
ソダーバーグなんてどうしちゃったんでしょうって感じでした。
ウォン監督のエロス、裸は一切出てこないのに一番よかったのは同じ東洋人だからでしょうかね。
旦那(38歳)が教えてくれました(笑)
おっしゃる通り。
黒沢年男。
端折ってしまいましたが、郷ひろみの曲名が思い出せなくて・・・
処女と少女と娼婦に淑女~♪って曲を書きたかったのです。
タイトルはこのまま?
じゃあきらめよう(あっさり)
ちなみに「時には娼婦のように」は黒沢年男じゃなかったでしたっけ??
禁止ワードにひっかかっているのですね(笑)
アダルトな映画の感想をTBするときにはコツが要るのです(相手もgooのとき)
しかし、よく読んでも“娼婦”という言葉しか思い当たりません。
つうことは、郷ひろみの歌はTBできないってことなのね(笑)「時には娼婦のように」も・・・
http://blog.goo.ne.jp/komatta1119/e/c4af74045ece406b17b43c1ac136e5d9
やはり、1話目が最高でしたよね~
見せない脱がないエロスって、やはりエロいかも(笑)
R15やR18の映画の感想を書くときには、アダルトフィルターが邪魔になっちゃいますね・・・しかもgoo同士のトラックバックだけなので困っちゃいます(笑)
トラックバックスパムなどの悪質なブログとこっそり戦ってますので、俺にひっそりとエールを送ってくださいませ。
ってことで・・・お騒がせしました(^^;
そそ!私ももちろん1話目の「官能」に体の中を熱くたぎるものがありました(爆)
さびしいことにね(笑)
この映画GWに見に行ったんだけど
トラバが一つもないのヾ(@^▽^@)ノわはは
ためしに貼りに来て(笑)
アントニオーニの作品は上手い伏線がいっぱいあるのに、結局ミスリーディングされて肩透かしを食らったような気分になりました。エロスの映画と単なるエロ映画の境界線ギリギリのところにあったのでしょうか・・・
この映画の感想にはアダルトな言葉が含まれますのでトラックバックフィルターに引っかかります。俺も最初は反映されなかったので、記事を削除してからTBしました・・・無理はなさらないでください。間違って消えてしまうこともありますから・・・
例によってTBできないので、後からゆっくり再チャレンジしますね。
裸にならないのに、絡まないのに、このエロス!
もうメロメロになってしまいました。
女性はこういうのに弱いんですよ~(笑)
アントニオーニ監督のいかにもイタリア的な感じは存外健康的で、開放的で、直接的な性描写とかイマイチエロスではなかったような。
もちろん好みはありますが。