ゲバラが医学生だったという事実さえ知らなかったし、どこの国の革命家だったのかも知らないほど勉強不足な自分。単なる“革命家の伝記”映画ではなく、ゲバラの医学の道から一転して革命家へと進路を変える人生の転機となった旅の断片映画なのだ。
何しろ、よくわかっていなかったためにパンフレットを買ってしまった。キューバ革命の戦士だというくらいの認識しかなかったため彼の国籍さえわからなかった。そう、映画を観ていてもわからなかったのだ。アルゼンチン、チリ、ペルー、グアテマラ、そしてキューバの革命という流れで、「はて、彼はどこの人だっけ?」と感じてしまった。これも彼の信念である「南米は一つの民族」という主張がそのまま国籍というイメージを取り払っていたのかもしれない。
喘息の持病、好奇心旺盛、目的意識のない旅、ダンスが下手、そして何より人を愛することが特技であるエルネスト。相棒のアルベルトの性格も上手く作用していた。等身大の彼らの演技により、感情移入しやすく、サン・パブロのハンセン病療養所での行動ひとつひとつが胸に響いてくるのです。実際のハンセン病患者も映画の中に上手く取り入れたため、日本における医療問題とも比較してしまいました。
個人的には人生を変えてしまうほどの旅を経験していないのかもしれません。もう経験することさえないのかもしれません。それでも、世の中の真実を自分の目で確かめたいという欲求を思い起こさせてくれました。若い頃にこういう映画に出会えていたらなぁ~と思わせる映画ですね。
★★★★★
・モーターサイクル・ダイアリーズ@映画生活
何しろ、よくわかっていなかったためにパンフレットを買ってしまった。キューバ革命の戦士だというくらいの認識しかなかったため彼の国籍さえわからなかった。そう、映画を観ていてもわからなかったのだ。アルゼンチン、チリ、ペルー、グアテマラ、そしてキューバの革命という流れで、「はて、彼はどこの人だっけ?」と感じてしまった。これも彼の信念である「南米は一つの民族」という主張がそのまま国籍というイメージを取り払っていたのかもしれない。
喘息の持病、好奇心旺盛、目的意識のない旅、ダンスが下手、そして何より人を愛することが特技であるエルネスト。相棒のアルベルトの性格も上手く作用していた。等身大の彼らの演技により、感情移入しやすく、サン・パブロのハンセン病療養所での行動ひとつひとつが胸に響いてくるのです。実際のハンセン病患者も映画の中に上手く取り入れたため、日本における医療問題とも比較してしまいました。
個人的には人生を変えてしまうほどの旅を経験していないのかもしれません。もう経験することさえないのかもしれません。それでも、世の中の真実を自分の目で確かめたいという欲求を思い起こさせてくれました。若い頃にこういう映画に出会えていたらなぁ~と思わせる映画ですね。
★★★★★
・モーターサイクル・ダイアリーズ@映画生活
明けましておめでとうございます。
今年はキューバ革命50周年だそうで、チェ・ゲバラ映画の2部作も公開され、俺としては待ち遠しくてしょうがないです!
やっぱり愛ががなければ!
ゲバラの有名な言葉です
私も予備校で初めてゲバラの革命、人生を知りました
いろんな意味で勉強する意味が分かりました
たまたま主人公が革命家というだけのような気がしました。こんな経験をしたから革命家になったわけじゃなく、普通に人生を歩めば医者になるであろうエピソードですもんね。
日本でもハンセン病が注目されていた時代でもあったし、そこそこのヒットになったんでしょう。
若い頃にこんな旅をしたかったなぁ・・・
革命家だと知らずに観ると、普通のロードムービーなんですけど、それでも後半はよかった。
ハンセン病についても積極的に取り組んでいたし、感動してしまったんです。
ガエル・ガルシア・ベルナルはすごくいい俳優ですよね。もう一流の仲間入りしてもおかしくありませんよ。母性本能は・・・わからないですけど・・・
ガエル・ガルシア・ベルナル、かわいい~。
母性本能くすぐり系でしょうか?
すごい!そんな本までお読みになるとは・・・
俺はいまだにゲバラについてわかっていません(汗)
どんな人であれ、人生に大きな影響を与える旅なんて素敵な思い出になりますよね~
俺もしたかった・・・あ、これからでもいいのか・・・
私もあんなふうに旅してみたくなりました。
どうもありがとうございます。
ネット配信で観れるんですかぁ~すごいですね・・・
俺は長旅ってのは経験がないけど、やはり憧れですね。
人生が変わってしまうくらいの旅って、いいだろうなぁ~
ネット配信で再鑑賞したのでTBさせてください。
確かにちょっと分かりにくい映画かもしれませんね。
ボクは何度も長旅をしたので相当感動しました。
ではまたヨロシク!
無事削除しときました。
いや、それよりもsaya様の記事を読んで、
「チェ」が名前じゃなかったなんて・・・
俺ってパンフまで買ったのに、どこ読んだんだろ(恥)
速攻、レス、ありがとうございます。
>若い頃にこういう旅を経験しなかったのが、この映画に憧れる要因になったと思います。
そうですね。生まれてからズっと、この狭い島国で暮らしていると、海の外で生活している友人たちをうらやましく思ったり・・・。(苦笑)
でも、どこに暮らしてもいても、そこが宇宙なのだとは思いますが、たまには全く違う景色意が見たいですよね。(笑)
そうですよ、うらやましいですよ、この可愛い絵文字は・・・と、いいつつ、乱用しておいとまします。(笑)
あ、ベルナル、いいですよねぇ~♪
「ブエノスアイレスの夜」も、繊細で純粋な感じを上手く演じていました。私も、あんな人に巡り逢いたいです。(笑)
俺も好きです。
若い頃にこういう旅を経験しなかったのが、この映画に憧れる要因になったと思います。
絵文字・・・全く有効に使ってませんでした・・・(汗)
トラバ、いただいたようで、どうもです。
映画の完成度としては、100%ではないかと思いますが、好きな映画です。
また、観たいですね。
この後、(まだ、ブログには書いていないのですが)「ブエノスアイレスの夜」を観に行きました。
それにしても、グーのブログは絵文字が可愛くてうらやましいです。
すみません。一部でしか上映にならないよーですが、
気になってしまったので参りました。
TBまで、お世話になりました、ありがとうございます。
見聞はそこに行って見て感じなければなりません。
旅行ガイドブックに載っているところに行っても全然つまらないし、人の感想は当てにならない物だ。
自分探しの旅をして 殺された人も居るけれど、それもまた一つの答えだったんだろうなと思いました。
さて、私も旅がしたくなりました。どこに行こう(「・・)ン?な(笑)
さっぱりわかりませんね。。。
>ツボヤキさま
ストレートですもんね。
俺も、川を泳いで渡る光景は一生忘れられないかも・・・
本当にありがとうございます!
この映画は、本当に沁み込みました。
ず~っと忘れられない一作になると思っています。
また、寄らせてもらえたら。。。嬉しいです。
で、またいとこって・・・(汗?
レッドフォードも過去の自分を思い出したのでしょうか。
アルベルト役の彼はゲバラのはとこにあたるとか・・・
「はとこ」って何だっけ?
エエ男やぁ・・・じゅる。
ゲバラの友人役の彼が、ゲバラの演説を聞いて感動している顔も忘れられないです。
彼はゲバラの子孫らしいね(笑)
すごい役者だと思いました。