映像ドキュメンタリーと銘打ったホラー映画。フィクションかノンフィクションか、その答えは映画の中にあるようだ・・・
【ネタバレ全開】
・公式サイト
・小林雅文公式サイト
・杉書房公式サイト
中田秀夫監督や清水崇監督がジャパニーズホラーの人気を確立し、その才能に次ぐ監督と評価される白石晃士監督。仕掛人は一瀬隆重プロデューサーだ。音響効果やVFX・CGによる恐怖を煽る手法にホラーファンがそろそろ飽きてきているのではないかと読んだ上で、このようなドキュメンタリー・タッチによる映画を作ったのだとすれば、賞賛の拍手を送ってもいいのかもしれない。「これは実話だ」と騙される人がかなり多くなることは明白だからだ。上記の小林雅文、杉書房公式サイトを立ち上げるという徹底ぶりも凝っている。ただ、ビデオも書籍も、残念なことにamazonでは販売していない・・・
フィクションなのか、ノンフィクションなのか・・・霊の存在を信じる者であれば、確実に実話だと信じさせてしまう手法には恐れ入ったが、俳優(チョイ役の実際のタレント)の演技がわざとらしく、途中から興ざめしてしまうのです。小林雅文(俳優名不明)と松本まりかだけは迫真の演技だったのですが、アンガールズと心霊スポット取材の幽霊が全くダメ。そして、“霊体ミミズ”が大好きなわけのわからない霊能力者の存在も失笑を買ってしまいます。その後はフィクションと受けとめ、冷静にドラマとして鑑賞せざるを得ませんでした。
そうは言っても、小道具のこだわりやビデオ構成の上手さには思わず唸ってしまうほど。時系列を見ても、順撮りビデオなのに怪しい人物やそのエピソードが巧妙に交錯し、“かぐたば”という鬼祭の儀式へと繋がっていく。ドキュメンタリーの枠を超えて、プロット重視の立派なホラー映画に思えてきます。エンディングも見事。エンドロールが全くないどころか、キャスト、スタッフの紹介が全くない・・・面白い!
★★・・・(公式サイトのこだわりを加味して)
【追記】9.11
この記事だけが異常なほどのアクセス数になったため、知り合いの心霊研究家に見てもらったところ、もしかしたら霊に憑りつかれているかもしれない、とのことでした。
今、ご覧になったあなたのPCもすでに感染しているおそれがあります。
心配な方は、下記除霊サイトで、クリーンにしてください。
・除霊サイト
【ネタバレ全開】
・公式サイト
・小林雅文公式サイト
・杉書房公式サイト
中田秀夫監督や清水崇監督がジャパニーズホラーの人気を確立し、その才能に次ぐ監督と評価される白石晃士監督。仕掛人は一瀬隆重プロデューサーだ。音響効果やVFX・CGによる恐怖を煽る手法にホラーファンがそろそろ飽きてきているのではないかと読んだ上で、このようなドキュメンタリー・タッチによる映画を作ったのだとすれば、賞賛の拍手を送ってもいいのかもしれない。「これは実話だ」と騙される人がかなり多くなることは明白だからだ。上記の小林雅文、杉書房公式サイトを立ち上げるという徹底ぶりも凝っている。ただ、ビデオも書籍も、残念なことにamazonでは販売していない・・・
フィクションなのか、ノンフィクションなのか・・・霊の存在を信じる者であれば、確実に実話だと信じさせてしまう手法には恐れ入ったが、俳優(チョイ役の実際のタレント)の演技がわざとらしく、途中から興ざめしてしまうのです。小林雅文(俳優名不明)と松本まりかだけは迫真の演技だったのですが、アンガールズと心霊スポット取材の幽霊が全くダメ。そして、“霊体ミミズ”が大好きなわけのわからない霊能力者の存在も失笑を買ってしまいます。その後はフィクションと受けとめ、冷静にドラマとして鑑賞せざるを得ませんでした。
そうは言っても、小道具のこだわりやビデオ構成の上手さには思わず唸ってしまうほど。時系列を見ても、順撮りビデオなのに怪しい人物やそのエピソードが巧妙に交錯し、“かぐたば”という鬼祭の儀式へと繋がっていく。ドキュメンタリーの枠を超えて、プロット重視の立派なホラー映画に思えてきます。エンディングも見事。エンドロールが全くないどころか、キャスト、スタッフの紹介が全くない・・・面白い!
★★・・・(公式サイトのこだわりを加味して)
【追記】9.11
この記事だけが異常なほどのアクセス数になったため、知り合いの心霊研究家に見てもらったところ、もしかしたら霊に憑りつかれているかもしれない、とのことでした。
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恐怖映画好として、たましょくも初日に
観てきたのですが、なんか終始「おぞまし
い」印象でした。
ドキュメンタリー的な手法を用いている
のに全体的に演出(画像処理など)が過多で
同じく興冷め。
怖さは、あまり感じないケド後味の悪さ
と残酷な描写とゆー点だけならまぁまぁだ
ったかと。
松本まりかさん(と高樹マリアw)がとて
もステキだった♪
てっきりタイトルから
「トロイ」のパロディかと思ってた
こっちゃん
3点くらいでもよかったかと思ったのですが、
ちょっと長かったです。
杉書房という出版社がでてきたときも、「どうせ竹書房のパロディだろ」などと感じてしまったら、もうあとは笑ってしまいました(もちろん心の中で)。
松本まりかって上手いですよね~
>こっちゃん様
そうそう(笑)
「トロイ」と同じイントネーションで「ノロイ」と言っちゃいけません。
普通に「呪い」と発音してください。
凝ってますよ、この映画。
実は、この映画何ヶ月前にも観ていたのですが、
あえてスルーしていました。
変に、真偽のほどを書くと、
どちらに書いても、
宣伝戦略に乗ってしまう気がしたからです。
でも、kossyさんもご覧になったようですし、
後で、書こうと思います。
人の入りはどうでしたか?
そして場内の反応は?
いつもお世話になっています。
おっしゃるとおり、宣伝戦略に乗ってしまいそうになるような仕掛がいっぱいですね(笑)
観客の入りは、初日のレイトショーなのに20人ほど。
まだまだサマーシーズンの映画には負けてしまっている感じですね。
むしろ、中高生を中心にクチコミで徐々に観客が増えていくような映画を狙っているのかもしれません。
観客は驚きもせず、真偽のほどを静かに見守っているかのように終始シーンとしていました。
お昼だったんですけどね・・・
場内は笑いが起きていました。
ワタシは映像によってしましましたけど。
俺も笑いたかった!(笑)
だんだんボロが出てきたところで小林さんが真顔で演技するんだもん。
みなさん真剣に観てたようで・・・笑える雰囲気じゃなかったです。
論争が一部で繰り広げられているようですが、要はそういうのを楽しむ作品でもありますよね。
作品としては面白かったです。
にしても松本まりかちゃんが素晴らしい!
あの絶妙な演技、表情、リアルでした。
素なのか演技なのか、あの仕草、可愛い。
惑わされましたね。
彼女は女優として大物になるな。
ノロイ、必見です。
マスコミが一丸となって盛り上げるような映画もいいかな。つまらない映画を思いっきり宣伝するよりは楽しめますよね。最初から嘘くさかったピアノマンの話よりは絶対にいいです(笑)
松本まりかに注目ですね!
小林雅文氏に関しては、しばらく表舞台に登場できそうもないですけど(笑)彼の演技もよかったです(大物にはならないだろうけど・・・)。
怖ぃかと思ってたんですヶドね;;
着信ァリ並に怖ぃですかねぇ・・・??