最初は過剰な障害者の描写に引いてしまったのだが、徐々にのめりこんで行ってしまう不思議な映画だ。光を手鏡に反射させて鳩や蝶を映し出すという、微妙ではあるが効果的なCGにも釘付けになってしまう。
社会から疎外された純粋な心を持つ二人。ジョンドゥはまともな職にも就かず、大人になりきれないと兄に叱咤される。そして、前科3犯ではあるが決して根っからのワルではなく、子どもが親からコッソリ小額のお金を盗む程度なのだ。障害者であるコンジュは兄や周囲の人たちに世話されているが、利用されているような面もある。とにかく孤独でラジオだけが唯一の友達なのだ。
時折、コンジュの妄想シーンが随所に散りばめられ、思わず微笑んでしまったり、周囲の人間の世間ずれした台詞に失笑を呼んでしまう。二人の純愛と周囲から疎外された二人だけの世界が笑いのバランスと調和されとても心地よかった。
お母さんの誕生日の食事会。そこへも車椅子に乗せてコンジュを連れて行くジョンドゥ。兄が異常なまでに怒り狂って、ひき逃げ犯の正体が・・・まずここで泣ける。「あぁ、やはりジョンドゥはいい奴だったんだ」。そして、あの事件が起きてからはコンジュが緊張のため喋れなくなることと、彼女の名誉のためにあくまでも真実を語ろうとしないジョンドゥの男らしさに涙してしまうのだ。むしろ、男性の目で見たほうが泣ける映画かもしれない。
見所は、インド女性も踊る、こどもも踊る、象だって踊っちゃう♪
社会から疎外された純粋な心を持つ二人。ジョンドゥはまともな職にも就かず、大人になりきれないと兄に叱咤される。そして、前科3犯ではあるが決して根っからのワルではなく、子どもが親からコッソリ小額のお金を盗む程度なのだ。障害者であるコンジュは兄や周囲の人たちに世話されているが、利用されているような面もある。とにかく孤独でラジオだけが唯一の友達なのだ。
時折、コンジュの妄想シーンが随所に散りばめられ、思わず微笑んでしまったり、周囲の人間の世間ずれした台詞に失笑を呼んでしまう。二人の純愛と周囲から疎外された二人だけの世界が笑いのバランスと調和されとても心地よかった。
お母さんの誕生日の食事会。そこへも車椅子に乗せてコンジュを連れて行くジョンドゥ。兄が異常なまでに怒り狂って、ひき逃げ犯の正体が・・・まずここで泣ける。「あぁ、やはりジョンドゥはいい奴だったんだ」。そして、あの事件が起きてからはコンジュが緊張のため喋れなくなることと、彼女の名誉のためにあくまでも真実を語ろうとしないジョンドゥの男らしさに涙してしまうのだ。むしろ、男性の目で見たほうが泣ける映画かもしれない。
見所は、インド女性も踊る、こどもも踊る、象だって踊っちゃう♪
昨今は,障害者を描いた作品が多いですが,
すべてコノ作品の足元にも及ばないと思います。
韓国映画,おそるべし!と思いました。
魂が触れあう,てあるのだなぁ~と思いますね。
純粋すぎる男と女。
これまで観た韓国の映画では必ずと言っていいほど宗教観や政治色、また北朝鮮との問題など、自国の主義・主張が見え隠れしていて、それこそ純粋さを感じなかったのですが、この映画がそのイメージを払拭させてくれました。。。。
『ジョゼと虎と魚たち』とも比較しちゃうのですが、
あちらは男の方が純粋じゃない部分もありまして、この映画とは比べ物にならないような気もしました。
やはり、韓国映画おそるべし!ですね。
はじめまして! TB有難う御座いました!
こちらもさせて頂きました どうぞよろしくm(_ _)m
韓国映画、凄いですね~~
私もつい最近やっとDVDで「ジョゼ虎~」観ましたが、やはり後味悪かったです(´д`;
『オールド・ボーイ』もかなり面白いですよ^^
ハリウッドでリメイク話も出ているようですが、お国柄というか、宗教観が違うとどう変化するのか楽しみです。
韓国映画を甘く見てはいけない!1
もう一度観たいです。
ムン・ソリにはやられました(^^)TBもさせて頂きます。凄く面白そうなブログなので、また遊びに来ます。宜しくお願いします。
でたらめ映画館にもご記入いただきありがとうございます。
この映画でソル・ギョングが大好きになりましたです。
日々面白い映画評を目指して色々考えています・・・よろしくお願いいたします。
普通に愚かで普通に欲望があり、普通に優しい二人の、普通でない出会いと恋愛物語。
そのように感じました。演技はすごいですね。
確かに現実の世の中はそうかもしれませんね。
まぁ、初っ端から襲ったりするソル・ギョングも賛否両論ですから・・・あれで女性ファンがかなり減ったような。
ともかく、日本の映画人にはぜひ見てもらいたい映画ですね。
ムン・ソリの演技は、もう演技を超えてなりきってましたね。
それだけに、突然スックと立ち上がって
空のペットボトルで、ソル・ギョングの頭を
ポッカーンなんて殴っちゃうシーンに
ビックリしながらも、グッ!と来ちゃうんです
こっちゃんは、この作品のソル・ギョングも大好きですよ。
彼の「役者」としての上手さを堪能出来ましたもん。
希望に溢れた素晴らしい映画でした。
こっちゃん