感謝の気持ちは忘れちゃならない・・・エンドクレジットも極端に大きな文字だったことが証明している。
元プロボクサーである赤井英和はトミーズ雅とともに有名だけど、島木譲二だって元プロボクサーだなんて忘れ去られている。パチパチパンチとか、この映画でも披露したポコポコヘッドとか、特別面白いわけでもないギャグでバカにされているかのような吉本新喜劇の中心人物ですが、ミドル級西日本新人王という輝かしい過去を持っているのです(証拠写真)。
元プロボクサー仲間として関連性があるだけじゃなく、赤井と島木の映画デビューの年が同じ1989年だということも興味深い事実。赤井は『どついたるねん』、島木はなんと『ブラックレイン』なのですが、こんな偶然ってあるのでしょうか・・・しかも田中好子がその年の映画『黒い雨』で日本アカデミー賞主演女優賞をとっているなんて・・・
その田中好子は1978年のキャンディーズ解散によって引退するんじゃないかと思われてましたが、奇しくもその年に薬師丸ひろ子が『野性の証明』でデビューを果たす。「今日は俺の女房になってくれないか」などという言葉で、この2人の関係が浮上しました。その他、桂きん枝、Mr.オクレなどのお笑いゲストに加え、永瀬正敏、豊川悦司、佐野史郎、仲村トオルなど多くの有名俳優が友情出演していて、多くのエキストラの方々のさりげない演技が印象に残ります。また、序盤における生々しい惨状にも胸が苦しくなったのですが、一番泣けたのが河島英五の「生きてりゃいいさ」でした。
映画の内容としては実話だけに涙なしでは観れないものなのですが、観る前は震災を生き残った人がなぜプロゴルファーなのかと疑問に感じていました。ゴルフという世界が、どちらかというと一か八かといったギャンブル性の強いスポーツだと思っていたからです。しかし、古市さんは写真屋さん。今のようなデジカメ全盛の時代になってしまっては、着実な商売とは言えないのかもしれません。「神の啓示」といった台詞もありましたが、もしかすると彼はそうした時代がくると感じ取っていたのかもしれません・・・
決して飛ばし屋ではない着実なスウィング。還暦という年齢もあるけど、地味なゴルフで確実にパープレイを目指す。震災で亡くなった人、近所の人、彼の出会ってきた全ての人に感謝の念を捧げる姿には見習わなければならないところが多い。また、生きていればなんとかなるといったテーマも感じられ、生きてゆく勇気を与えられたような気もします。
★★★★・
読んでくださってありがとうございます。感謝!
元プロボクサーである赤井英和はトミーズ雅とともに有名だけど、島木譲二だって元プロボクサーだなんて忘れ去られている。パチパチパンチとか、この映画でも披露したポコポコヘッドとか、特別面白いわけでもないギャグでバカにされているかのような吉本新喜劇の中心人物ですが、ミドル級西日本新人王という輝かしい過去を持っているのです(証拠写真)。
元プロボクサー仲間として関連性があるだけじゃなく、赤井と島木の映画デビューの年が同じ1989年だということも興味深い事実。赤井は『どついたるねん』、島木はなんと『ブラックレイン』なのですが、こんな偶然ってあるのでしょうか・・・しかも田中好子がその年の映画『黒い雨』で日本アカデミー賞主演女優賞をとっているなんて・・・
その田中好子は1978年のキャンディーズ解散によって引退するんじゃないかと思われてましたが、奇しくもその年に薬師丸ひろ子が『野性の証明』でデビューを果たす。「今日は俺の女房になってくれないか」などという言葉で、この2人の関係が浮上しました。その他、桂きん枝、Mr.オクレなどのお笑いゲストに加え、永瀬正敏、豊川悦司、佐野史郎、仲村トオルなど多くの有名俳優が友情出演していて、多くのエキストラの方々のさりげない演技が印象に残ります。また、序盤における生々しい惨状にも胸が苦しくなったのですが、一番泣けたのが河島英五の「生きてりゃいいさ」でした。
映画の内容としては実話だけに涙なしでは観れないものなのですが、観る前は震災を生き残った人がなぜプロゴルファーなのかと疑問に感じていました。ゴルフという世界が、どちらかというと一か八かといったギャンブル性の強いスポーツだと思っていたからです。しかし、古市さんは写真屋さん。今のようなデジカメ全盛の時代になってしまっては、着実な商売とは言えないのかもしれません。「神の啓示」といった台詞もありましたが、もしかすると彼はそうした時代がくると感じ取っていたのかもしれません・・・
決して飛ばし屋ではない着実なスウィング。還暦という年齢もあるけど、地味なゴルフで確実にパープレイを目指す。震災で亡くなった人、近所の人、彼の出会ってきた全ての人に感謝の念を捧げる姿には見習わなければならないところが多い。また、生きていればなんとかなるといったテーマも感じられ、生きてゆく勇気を与えられたような気もします。
★★★★・
読んでくださってありがとうございます。感謝!
そうですよね・・・俺は何をできるんだろ・・・
自分のことだけ考えてしまうんじゃないだろうか。集会の光景をみると、自分は土地の権利を守る派にいるんじゃないだろうかと・・・
ゴルフのスタイルが「飛ばし屋」ではない着実プレー派だったことに感動しましたよぉ~
そういったこと考えましたよ。
そして、人間はどんなに打ちのめされても再生する力があると、力つけて貰ったり
ゴルフはどうでもいいかなー。って思ったりもしたけれど
彼のプレイスタイルに意味があるのかもね。
俺なんて、こうした災害がおこるたびに何かしなくちゃいけないと思いつつも実行にうつせなかったりします。
再起をかけるなんてほんとに素晴らしいことだと思うのですが、何もできない自分が情けないほどです・・・
「がんばろう神戸」という言葉を久しぶりに思い出しました。
前半は胸が痛くなってくるほど、忠実な再現シーンでしたよね。当時は震度3でしたが、自分でも体感できたし、あの日のことがよみがえってきました。
舞台挨拶見たら、俺も号泣しちゃうなぁ・・・
感謝の気持ちが本当にこもってる様子、想像するだけで泣けてきますよぉ~
こんなことが本当にあったんだなんて私はショックで体の振るえと涙がとまりませんでした。
最後の赤井さんの挨拶のあと
会場では拍手が・・・
映画館で拍手って初めて聞いたけど、本当にそれくらい感動しました。
「ありがとう」
感謝の気持ちは忘れちゃいけませんね。
英五エピソードは昔からすごかったですね~
コンサートツアーもすべてバイクで日本を縦断するという男のロマンもあるし。
被災地近くの方ならば是非観るべき映画でしたよね。
>sakurai様
日本沈没がまたもや駄作となってしまう。それくらいリアルで迫力ある映画でしたね。
究極の選択。
あの場面では狂ってしまいそうです。それをトヨエツが見事に演じて涙が・・・
TB事後承認にしたってのに、まだまだ毎日送り続ける奴がいますなぁ・・・誰もクリックしないってのに(笑)
地震つうのはこういうんだ!と。
でも、あのいきなりの瞬間に究極の選択を迫られた人がどのくらいいたのかと改めて痛感させられました。
あれがあったから後半が生きてきたのでしょうが、地震はおっかねえ。
kossyさんもTB事後承諾になさったようで。あれは本当に何とかならないもんですかね。世のヒマな大人に物申すです。
桂南光のラジオをよく聞いてるんですが、そこで色々話す英五エピソードがおもしろいです~。
お涙頂戴映画だとくってかかってたのに、何かの啓示で見に行ってしまった自分に感動してます。
区画整理の採決シーンは良かった!
想像では土地の2割くらいが取られるだけなのに、なぜ反対派があそこまで・・・
いい家に住んでいても借金だらけだったはず。見えないところでもっと苦労があったことと思います。もうちょっと構成のバランスをよくしてくれれば最高の映画になったんでしょうね~
特に区画整理の採決を取るシーンはよかったですよね。
後半はずっとゴルフ映画になってたのでちょっとあれ、という感じでしたが。
しかも何もない状態からあんないい家に住んじゃってるのもびっくりだったり。
でも実話なんですよね~
おお!それは貴重な体験ですね~~
いつものように大型バイクに乗ってやってきたんでしょうか。颯爽と走る姿も見てみたかったです。
俺の大学時代も来たような気がするんですけど、記憶にありません・・・多分学祭中は涙を流しながら飲んだくれてましたから・・・
呼んだのは生徒会なのか学校側なのかよくわかりませんけど、「酒と泪と男と女」を高校生に聴かせる最終許可を与えたのは学校なわけで、今思えばすごいことであります。
てなわけで、TBありがとうございました。
ほんと、感謝の気持ちは大切にしなければいけませんよね。自分が何のために生きているのかという命題だって投げかけられたような気がします。
クラブのチャンピオンになったことが10回と言ってましたっけ。いわゆるシングルプレイヤーだったんでしょうけど、プロとなったらもう一つ壁がありそうな・・・それを打ち破ったのが堅実なパープレイなんでしょうね~
>たれぱんだ様
はじめまして。
ブログ拝見いたしました。河島英五への愛が伝わってくる内容に驚きました。
震災後もずっとチャリティコンサートで歌ってきた河島英五さん、尊敬です。さすがに胸に響きました。もう生で聞くことができないとなると、コンサートに行っておけばよかったと悔やまれます。
たれぱんだと申します。
私は河島英五さんが好きです。
「てんびんばかり」「忘れもの」・・・
すべて好きです。
その想いをブログに書いています。
http://plaza.rakuten.co.jp/eigosan/
http://eigo-hp.hp.infoseek.co.jp/index.html
確かにこの映画実話ですが、還暦寸前でプロゴルファーを目指した事も確かに1つ間違えば無謀ではありますが、可能性があったから目指したとも感じました。
私たちも今あるのは毎日見て頂いている皆様のおかげでもあるので、何時も皆様に感謝しながらやっていきたいですね。