愛する人を守りたい男がいた。思いをよせる男に死んでほしくないとすがる女がいた。そして不沈艦の映画を観て泣き崩れるkossyがいた。こんな不謹慎なブログ記事を書くkossyに不信感を抱く読者も・・・
「北緯三十度四三分、東経一二八度四分へ行きたいのです」と船頭を探す内田真貴子。偶然彼女を乗せた漁師神尾は、彼女が内田二等兵の娘であると気づく。こうして映画『男たちの大和』は『タイタニック』のような構成で展開する。登場人物がかなり多いが、中心となるのは海軍特別年少兵・神尾(松山ケンイチ)の視点。海軍に憧れ、純粋に日本を守りたい一心で15歳の若さで志願するのだった・・・
この映画は不思議なことに右からも左からも色々とケチをつけられ、賛否両論になりそうな予感もする。また、アジア諸国からは「軍国主義復活」だとか「戦争美化」「日本人だけが被害者」「侵略の事実を隠蔽」などといった非難を浴びる可能性だってあるのです。だけど、この映画のとらえ方は人それぞれ。一貫して訴えているのは「戦争の悲惨さ」であることは疑いの余地もないのですが、「日本を守って死んでいった人たちを・・・」というエンドロール後のテロップに違和感が残ります。
佐藤純彌監督作品を劇場で初めて観たのは『人間の証明』。『新幹線大爆破』や『野性の証明』は大好きです。アドレナリンを大量放出させるような、ある種のハチャメチャぶりが非常に面白い。そのハチャメチャさが極度に現れ、大駄作になってしまったのが『北京原人 Who are you?』だ。北京原人で監督生命を絶たれたかと危惧されたが、旧友角川春樹に誘われて再起をかけたのだろうと想像できます。監督デビュー作が『陸軍残酷物語』で軍部批判の色が濃いものだったらしいし(未見)、『野性の証明』では自衛隊批判を暗に訴えてるし、『未完の対局』でも日本軍の行ったことを描いていた。そうした作品群からすると、今作で戦争美化なんてするはずがない人なのです。ただ、日本の現代の風潮や東映の方針(特に宣伝)によって、色んな解釈ができる映画となったような気がします。
ストーリーは、大和の乗組員の悲運とその家族の切なる願いを対照的に描き、反戦メッセージのみならず、「生きることの尊さ」をも訴え、生き残った者が背負った「生きることの意味」という重い命題を真摯に描いています。そして、沈没に至る最後の決戦では、残虐なまでに血飛沫が舞い、重厚な効果音によって臨場感たっぷりに戦争の恐怖を味わうことができました。もちろん泣いてしまいました。白石加代子、余貴美子、蒼井優の3人にやられました。こうなったら、蒼井優のために生きてゆきます・・・
★★★★★
尚、今回の試写会は舞台挨拶付き!佐藤監督、山田純大、松山ケンイチ、渡辺大の4人。素敵なメッセージ、ありがとうございました。
「北緯三十度四三分、東経一二八度四分へ行きたいのです」と船頭を探す内田真貴子。偶然彼女を乗せた漁師神尾は、彼女が内田二等兵の娘であると気づく。こうして映画『男たちの大和』は『タイタニック』のような構成で展開する。登場人物がかなり多いが、中心となるのは海軍特別年少兵・神尾(松山ケンイチ)の視点。海軍に憧れ、純粋に日本を守りたい一心で15歳の若さで志願するのだった・・・
この映画は不思議なことに右からも左からも色々とケチをつけられ、賛否両論になりそうな予感もする。また、アジア諸国からは「軍国主義復活」だとか「戦争美化」「日本人だけが被害者」「侵略の事実を隠蔽」などといった非難を浴びる可能性だってあるのです。だけど、この映画のとらえ方は人それぞれ。一貫して訴えているのは「戦争の悲惨さ」であることは疑いの余地もないのですが、「日本を守って死んでいった人たちを・・・」というエンドロール後のテロップに違和感が残ります。
佐藤純彌監督作品を劇場で初めて観たのは『人間の証明』。『新幹線大爆破』や『野性の証明』は大好きです。アドレナリンを大量放出させるような、ある種のハチャメチャぶりが非常に面白い。そのハチャメチャさが極度に現れ、大駄作になってしまったのが『北京原人 Who are you?』だ。北京原人で監督生命を絶たれたかと危惧されたが、旧友角川春樹に誘われて再起をかけたのだろうと想像できます。監督デビュー作が『陸軍残酷物語』で軍部批判の色が濃いものだったらしいし(未見)、『野性の証明』では自衛隊批判を暗に訴えてるし、『未完の対局』でも日本軍の行ったことを描いていた。そうした作品群からすると、今作で戦争美化なんてするはずがない人なのです。ただ、日本の現代の風潮や東映の方針(特に宣伝)によって、色んな解釈ができる映画となったような気がします。
ストーリーは、大和の乗組員の悲運とその家族の切なる願いを対照的に描き、反戦メッセージのみならず、「生きることの尊さ」をも訴え、生き残った者が背負った「生きることの意味」という重い命題を真摯に描いています。そして、沈没に至る最後の決戦では、残虐なまでに血飛沫が舞い、重厚な効果音によって臨場感たっぷりに戦争の恐怖を味わうことができました。もちろん泣いてしまいました。白石加代子、余貴美子、蒼井優の3人にやられました。こうなったら、蒼井優のために生きてゆきます・・・
★★★★★
尚、今回の試写会は舞台挨拶付き!佐藤監督、山田純大、松山ケンイチ、渡辺大の4人。素敵なメッセージ、ありがとうございました。
泣けましたよね~
DVDでもそれほど感動できたのなら、劇場ではあの大迫力に胸が痛んだに違いありません。
もう1度観るなら、やはり劇場ですねぇ・・・
>MIYAUCHI様
最近の反戦映画には必ずといっていいほど、「生かされた」ことの苦悩が描かれてますね。そんな生かされた人たちも今となってはかなり高齢。もっともっと戦争の証言によってリアルな反戦映画ができればいいなぁと思ってます。
>ひめ様
生き延びることの辛さ。何しろ仲間がみんな・・・
この映画を見た戦争経験者たちにもっと話を聞いてみたくなりますよね。つらいんだけど・・・
これを見て、生き延びてもつらいんだ・・・と思いました。
「男たちの」というタイトルだけど、女たちも良かったですね。
TBさせていただきました。
劇場でなくDVDで観ました。
後半部分は涙がとまりませんでした。
いい映画でした。
「生きぬいた意味」心が晴れてよかったと
思います。
close your eyes♪瞳を閉じれぇばぁ~
いやぁこの映画は今まで見た映画の中で一番泣いたかもしれません。
なんっていうんですかね、、、心の奥から込み上げてくる、昭和20年代の若い将校の思い、、、心に突き刺さりました。
男たちの大和の中で”男たちの男魂”ってやつを見せつけられました。
蒼井優ってかわいいですね。笑顔が最高です。
うらやましい限りでございます。
GW中は映画しか観てない俺にとって、旅行などという言葉は禁止です・・うそ(笑)。
せっかく金をかけたセットを取り壊すというのももったいない話ですよね・・・でも見学以外に使い道はない・・・むずかしいところです。
壊すときにはもう1本映画が作れそうだったりして!(笑)
台風がきたら壊れそうなセットかもしれませんので、これ以上公開は怖いかも と思いながら 駆け込み見学をしてきました。
実物大は迫力ありました。
http://www6.plala.or.jp/komaneko/yamato.jpg
昨夜もテレビをつけたら『花とアリス』をやっていた。
あぁ、やっぱりいいね~
なかなか自然な演技を続けられるものじゃないですよね。
もうちょっと大人になったら、どうなるか心配でもありますが、とりあえず今のうちに応援を・・・(笑)
蒼井優、よかったねぇ。
「リリィシュシュのすべて」のころから注目していたけど、作品に恵まれているのかな。次は、主演でもいけそうだ。
はい、彼女のために、生きてください(笑)
中学生はどんな感想を持つのか興味深いところです。
最近、学校から映画鑑賞へ行くことがないと聞きますけど、昔だったら、この映画が選ばれていただろうなぁ。
この映画の場合、戦争についてよりも命の尊さについて勉強になるかもしれませんよね。
蒼井優は演技は上手いと思わないのですが、なぜか泣かされるんです。くやしいんだけど・・・
それにしてもkossyさんの蒼井優への思い入れはすごいですね。優ちゃんが目の前で腰クネでもしてくれましたか?
どうもありがとうございます。
gooはwebryさんと相性が悪いようで、TBが上手く反映されません。
戦争を知らない世代が人口の半数を超えてからかなり経ちました。映画などで体感してでも子孫に語り継がねばいけませんよね~
この映画は「命の尊さ」と「生きることの意味」を訴えた作品ではなかったのではないでしょうか。
これから戦争を知らない世代ばかりの世の中にいずれなりますが、戦争の歴史だけは決して風化させてはいけないと思います。
はじめまして!
4回とはすごいですね~
俺ももう一度観たいと思いつつ・・・
登場人物が多いと、新たな発見もあるものですよね。
原作本はこちら石川県ではどっさり平積みにされてますけど、地域差があるのでしょうか・・・すると石川県民は戦争映画に興味が無いということか・・・ちょっと悲しい。
見れば見るほど登場人物のことがよくわかり 新たな感動で胸が苦しくなります。是非皆さんに見てもらいたいです。原作本を読んでみたいのですがどこを探しても品切れです。入荷に2週間ほどかかると言われ 今待っているところです。聞くところによると、内田さんと唐木さんは実在の方ということです。
こんな素晴らしい作品に出会えたことありがたく思います。
最近では『父と暮せば』も生き残った人間の辛さを訴えてきました。
「生きることが恥」だと教えられたような時代は嫌だ。
戦争とは関係ないけど、最近の人を簡単に殺してしまう事件が多いことも気になります。命の重さ、痛さを教えてくれるような映画にこれからも出会えますように・・・
戦争をリアルに描いた映画は平和を維持するためにも絶対に必要だと思います。
細かいですね~舌下錠ですか・・・俺はその場面覚えていません(汗)
「取り敢えず壊してから考えよう」的映画というのがどの程度のものなのかはわかりませんけど、長嶋一茂の台詞にそれと似たような発想があったような気もします・・・
靖国問題で揺れる現在において、「靖国で会おう」という言葉が聞こえなかったので素直に観ることができました。
>Mar様
あのシーン、俺も序盤から涙が・・・
残された者の悲しみのほうが泣けるんですよね。
やっと去年観た分をUpできました
「天皇陛下万歳」が全然無かったけれど実際の所どうだったのか少し疑問が残りました。
あと鈴木京香は何歳の設定なんでしょう?娘なら50代位だと思うんですが。
心臓発作の時だからニトログリセリンだと思うけど飲み込ませても効かないと思いますので念のため。
俺も純粋に良かったと思いました。頭を空っぽにして鑑賞したのがよかったんだと思います(笑)
「戦争美化」に関しては、メジャー配給の映画では労働組合もしっかりしてるだろうし、極端な映画は出来ないんだと思います。
蒼井優はいい女優になりそうですよね~
確かにこういう戦争映画はあれこれ言われる事が多いですよね。でも私には純粋に良い映画だったなあと思えました。
東映映画なので過剰演出(戦争美化?)があるのかなあと思いましたが、そんなこともなく良かったです。
あと私も劇中の蒼井優が妙に愛おしく感じてしまいました。
色々と考えさせられる感想ありがとうございました。
俺はどちらかというと艦内でのストーリーはさっぱりでしたけど、上陸してからの「女たちの大和」に泣けたんだと思います。
長嶋一茂の役だって、角川春樹の思想を押し付けられているようで、何も感じなかった・・・
アメリカ人が出てこないことについては、あれで良かったんだと思いますよ。中途半端に登場したら、単純に『パール・ハーバー』の逆バージョンに成り下がってしまいますもん。
佐藤監督が純粋に反戦を訴えるのに対して、角川氏側の意図は別のところにあったというアンバランスさのおかげで、色んな解釈ができる映画になったのだと思いますけど、「靖国で会おう!」などといった台詞が全くなかった点は平和的に解決しているような気がします。
日本人だけが被害者であるかのようだといったアジア諸国からの批判も残りますけど、これだけ悲惨さを強く訴える戦争映画を作ったというだけで評価してもいいかなぁ・・・
それと、登場人物が多すぎた気がする。杉良さんの息子の奥さんのシーンとか、少年兵のお兄さんのところとか削除しても良いかな。戦闘シーンには、外国映画の影響とCGで迫力はあった。しかし、相手のアメリカ人パイロットが登場して来ないので、一方的で平坦なゲームのような印象もあります。
「へい、ジャップ、よくもやりやがったな。こいつがお返しだ」とかのコテコテシーンでも、アメリカ軍機が撃墜される場面でも若干入れてくれた方が。あと、蒼井さんがあんなにがんばっているのに、最期のシーンのお顔がきれい過ぎて違和感です。包帯グルグルのミイラ状態で、明日香丸のセリフを言わしてあげた方がベターだと重います。チームアメリカワールドポリスを観た翌日だったので、最後の敬礼シーンには、同調できなかった。戦国自衛隊の時も敬礼シーンにも違和感がったあったけど。瀬島龍三さん監修のテロップと敬礼シーンがだぶると、戦死された方よりも、A級戦犯の方々に、説教されている気分になるのです。確かに、生きてくれというセリフが多くて、単純な戦争肯定じゃないのかもしれないけども、もう少し戦争の格好悪さも、悲惨さと同じくらいあれば、感動できたと思います。
同じ悲惨さを描いていてもドイツ映画の旧スターリングラード(狙撃兵じゃない奴)の方が感動できたかも。蒼井優は、すごい女優になるとは思いましたが。
この映画で、戦争の悲惨さを考えたり、戦死した方への感謝という所まで思考がジャンプできませんでした。
生きていることに感謝。
とりあえずは平和な日本ですけど、
世の中には「戦争が起こるからこそ平和がある」といった極論の人が多いですね・・・血の気が多いというか、なんというか・・・
繰り返さないでほしいものです。
あ、蒼井優ちゃんと一緒・・・
いいなぁ・・・って。
ななな様は若かったのですね!知らなかった。
俺は有名人と同じ学校になったことがない!
近所に大相撲の出島が住んでるくらいです・・・
2つ学年上の先輩でした。
でもそのころは知らないも同然だったので彼女を良く見なかったことを今更ながらに後悔中です。(笑
でも友達が手紙を書いたらノート一枚分お手紙を返してくれたいい子ちゃんでした。
映画の中でも可愛かったです。
涙の決壊は仲代達矢の一言だったですよね。
あの少年はどこまで話がわかったのでしょうか、
今まで口を閉ざしていたじいちゃんを考えると、
戦争体験はほとんど聞かされてなかったのでしょうね~
そこまで考えられませんでした・・・
>charlotte様
「男たちの大和」だけじゃなく「女たちの大和」でもありましたよね。それぞれ待つ女性の姿が描かれていたのが、この映画の最大の魅力だと思います。
精神的に強いといっても、もうそんな時代にはしたくありませんよね~
長嶋さん、すごくいい台詞ばかりのおいしい役でしたが、どうも私には笑ってしまうキャラです(^^ゞ
女性は待つだけなんて…と哀しくなりました(涙)
でもこの時代の女性は(精神的に)強いですね。
>こうなったら、蒼井優のために生きてゆきます・・・
↑kossyさんは待たせないでね
私はヒネクレていますので泣くに至らなかったわけすが、最後に落とし穴があった。
この物語は予想通り、鎮魂の儀で厳かに終わると思っていたら、少年がしんみりムードをぶち壊すようにエンジンかけてしまいました。
あのエンジン音に「だから僕はしっかり生きる!」といった決意を感じて、つい涙がこぼれてしまいました。
俺もかなり涙腺がやばかったです・・・
長渕氏の歌はちょっと右よりっぽかったですよね。まぁ、あの歌がなきゃ中立にならなかったのかもしれません(笑)
若手の俳優がよかったし、女優陣もよかった。綺麗な(芸術的な?)作りじゃなかっただけに感情移入がしやすかったのかもしれませんね。
原作ってどんなのだろ・・・
戦争モノは何かと批判の対象になることが多い映画の世界ですが、それはまぁ仕方ないですね。
最後の長渕○さんの歌詞に興醒めしましたが、それ以外は右とも左ともいえない、意外と中立的な描き方をしていたのではないかと思いました。
俳優陣の構成に期待をしていなかったのですが、予想に反して皆さん良い演技でした。脇役の女優さんたちの頑張りも大きかったのではないでしょうか。
これから辺見じゅんの原作を読みます☆
あけましておめでとうございます。
敗戦を経験して経済大国になった日本。
この平和な世の中をまた戦争によりつぶしてしまわないこと。これが大事ですね。
今年もよろしくお願いいたします。
そうですね。
2度と悲惨な戦争を起こさないように!
この映画で悲惨さや命の大切さを多くの人に体感してもらいたいですね~
トラックバックありがとうございます。m(__)m
前半戦から涙が止まらないくらい流れてくる作品でした。二度と戦争が起こらない世の中になることを願いたいと思います。
たしかに、派兵された自衛隊員が戦死した場合、どんなことになるのか、考えると怖いですね~
国家公務員ですから、当然国のために死ぬことになりますなぁ。それに対して国民の感情がどう動くか。「派兵を中止せよ」という風になることを祈って・・・
今年も色々コメントありがとうございました。
来年もヨロシクお願いいたします。
既に 自衛隊による海外派兵をしています。
もし、自衛隊に砲撃を受けて死者がでたらお国のために死んだことになります。そして残された家族は戦争のときの感情と同じです。
撤兵は派兵を決めた首相を選挙でNOを出すことですが、国民は継投を望みました。
同じ過ちは既に起こっているかもしれません。
私の思い過ごしだといいんですけど。。
あの頃とは情報という面で全く違う現代。
そう簡単には同じ過ちを起こさないでしょう。
でも、戦争が好きな人は確実に存在する。
日本が進んで侵略戦争に手を貸すことはないように思えるけど、アメリカ追随型だと、似たようなことは起こり得るのでしょうね・・・おそろしいことです。
恋人のため、家族のためというのなら、誰でも喜んで死にいくかもしれないけど、国家のためとなると、騙されてるとしか思えない。個人を無視するという風潮がそのまま続くと怖いです・・・
大和の特攻の責任・・・とれません・・・
でも、残された家族は悲しみを心に秘めていたんだろうなぁと思った。戦争には反対しながら戦争を止められなかった国民ですが、憲法9条が改正されたら きっと また国民は戦争を止められないのだろうか。
余貴美子が「のこのこと帰ってきた」との一言が、人間の本質だろうなぁと思った。「父と暮らせば」も原爆で生き残った時に同じセリフで傷ついた女の子が居た。
「死に方用意」では、長島のセリフが一番的を得ていたかも。 大和が神風特攻隊と同じ運命となり、乗員の動揺を察して 個人では出来ない事を命令として出したことに 人間味を感じました。
いろいろと考えさせられることが多く、NO MORE大和、NO MORE 神風 が 込められていました。
戦鑑大和を 片道燃料でも戦地に出さなければ成らなかった判断の責任は誰が取ったんだろうか。
この映画を観て思うことは人それぞれ。
そういう風な作りになってますもんね。
ただはっきり言えるのは「大和が日本を守ってくれた」のではないこと。もしそうだとしたら、仲代達矢のラストに意味がなくなってしまいます・・・
あたしもまったく一緒のことを思ったのですが、
なんか、そうじゃない人がいらっしゃるようで、
困惑しています。
まだ全然、他の方のブログ、見ていないんですケドねぇ。
大写し・・・そういやあのスクリーンいっぱいのショットはTVコマーシャル向きの大きさですね。テレビで見ると丁度よさそうです(笑)
蒼井優ちゃんに関しては、ちょっとファンになりかけですけど、この映画ではソン・イェジンに似てきてるのかなぁ~などと考えてしまいました。
>マチ様
戦争賛美という声はもちろん国内では聞こえてきません。あくまでもアジア諸国ということで・・・(汗)ただ、彼らは映画を観ないで言ってると思うんですよ。
邦画氷河期・・・日本アカデミー賞のノミネートを見たらわかるように、どうでもいい映画も入ってきてます。選ぶのにも苦労してますねぇ・・・
「戦争賛美」なんて意見もあるのですか? どっからどうみてもそうはならないと思うのですが。私は一茂さんのあの台詞と、反町さんの「母と妹がいる。守ってやりたい」にやられました。もちろん余貴美子さんにも。
邦画氷河期(?)にも終わりが来たようです。ヨカッタヨカッタ。
松山ケンイチくん、良かったです。NANAでも、松田くんよりは、好きでした。(爆)
蒼井ちゃんは、かわいい。好きなタイプです。でも、あんまり大写しだったので、少し引き気味でした(汗)。
そっか、NANAだったのね(笑)
舞台挨拶にも来てたんですけど、坊主刈りした後の頭だっただけにボワボワの髪の毛だったです。今後もひっぱりだこになる俳優になるのかなぁ・・・
長嶋一茂はカッコいい台詞もあったけど、俺からすれば軍国主義の権化のような台詞が耳に残り、結構嫌なタイプでした。
今度は地球を救うのだよぉ~・・・。
・・ちゃうって。
いいセリフがいっぱいあったんだけど
長島一茂じゃな~・・。(笑)
NANAの時は「帰れ~」って思ってた(!)松山ケンイチくんが随分爽やかさんでした。
好感度UP。
・・でもやっぱシンはやめて~・・。
(話がそれてどうもです)
俺もかなり最初のほうから泣いたかもしれません。
映像と効果音はよかったですね~
怒涛のような攻撃も凄かった。
やはり、クチコミで広めなければいけませんよね。
俳優たちの演技がうまいし、迫力のある映像と効果音に、大拍手です。
すべての人に観てもらいたいと思いました。
コメントありがとうございます。
若い世代での議論はぜひ起こってほしいものです。
現代のさまざまな背景や、メジャー公開ということもあって、一方的な描写ではないと感じられました。これによって多くの意見が出てくることを期待しています。
とにかく考えることから始めないといけませんよね・・
「これが戦争だ」といった某映画の製作スタッフにも観てもらいたい映画です(笑)
方向性の違う勘違い賛否両論はイヤですが、基本的に
若い世代での賛否両論の巻き起こる映画であって欲しいですね。
私もこの映画は戦争賛美とは違う映画だと思います。
いろんなものに対する愛を描いた映画なのではないでしょうか。
戦争を知らない世代(私も含めて)は見たほうがいいのではないでしょうかね。
私は映画として引っかかるところもあるのですがあの戦闘シーンの
迫力はスゴイです。これが戦いであり戦争であるというのを
見せ付けられた感じがします!
高校野球に喩えると、コールドゲームのない地方大会決勝戦。20対0とかのスコアになってるのに止めさせてくれない。悲惨です・・・
負けとわかっているのに、さらに傷口を広げる試合展開と同じです。それでも観客は「最後までよくやった」とたたえて感動をも生むのですが、高野連に直訴してコールドゲーム成立を訴えたくなります・・・
>更紗♪様
残された家族、恋人が可愛そうですよね。
今でこそ、特攻隊の悲惨さはよくわかるものの、当時に生まれていたら、お国のために死んでいくんだという気持ちになっていたかもしれません。
2度と悲惨な戦争が起こりませんように・・・
私戦争ものはダメです泣けて泣けて
元々広島なんで平和教育とか思いっきり受けてて
戦時中の話なんて毎年聞かされて育ちました。
この映画で言いたい事は私が常日頃思っていることに近いんで、かなり泣けたし
辺に右にも左にも傾かずに描いてくれてよかったと思ってます。
戦争って税金と同じだと思うんですね。政府がやると決めたらやらざる得ないんですね。そのときに戦争反対!なんていおうものなら処罰されるんでしょう。納得できないからって税金払わないわけにはいかないのと同じです。
この映画を見て思うのは戦争の悲惨うんぬんより、「戦争に負けてはいけない!」ってことですね。敗戦色濃くなった日本は破滅的で悲惨です。だめだと分かっていて突っ込んでいくわけですからね。みんな負けるって分かっているのに引っ込みがつかないんでしょう。悲惨ですね。
それはそうと映画終了後に年配の方たちから拍手がわきました。やはりあの世代の人たちにとって思い入れが強いのでしょう。となりのおじいちゃんが戦争体験を語りたがりそうだったのでさっさと逃げてきましたけど……。
2度と戦争は起こさない!
こうした良心的な映画を間違った解釈する国があるという事実も考えなければいけませんよね。
下手な外交で関係を悪化させるのだけはやめてほしいと切に願っております・・・
>yacchi様
当時の戦況をよく知らない一般市民は「大和が残っている」とずっと信じ、神風が吹くことを疑ってなかったんですよね。
大和に関わった人たちの気持ち(特に家族)が痛いほどわかりました。苦しかったですよね・・・
セリオ?石川県ではアトリオです♪
悲しくて、苦しくて、泣きました。
あれが本当にあった事実だなんて考えたくありません。ほんと苦しかったです。
ちなみにわたしも「ダイワ」知ってますよ
今は「セリオ」かな?
この映画は今まで色々太平洋戦争の映画を製作されてきたけれど、コンセプトはただ1つ2度とこの悲劇を起こさない、戦争をしないというコンセプトはどの作品でも一緒だと思います。どの作品も残るのは悲しみと悲劇だけですから・・・確かに占領してしまった韓国や中国ではそう捉えてもらえない人も多いのは確かに事実ですが、少しずつですが時代は良い方に進んでいると思います。
加工しやすいデジタルフィルムなので、かなり迫力ある映像になってましたね~
『プライベート・ライアン』を引き合いに出される方も多いのですが、デジタルという点で『ブラザーフッド』の雰囲気に似てたように感じました。
ヤマト世代でしたか・・・ま、俺もそうですが、菊の紋章を取って波動砲を付けたくなりましたよね・・・
大和とつく会社名はかなり多いと思いますけど、ヤマトと読まずにダイワと読ませる会社がほとんどのようです。証券とか釣具とかハウスとか、ちょっと検索しただけですが・・・
「イージス」とか「ローレライ」とかよりも特殊効果が良かったような気がしました。
「宇宙戦艦ヤマト」世代なので、沈没したあとにも希望を抱いてしまいます。
地元ネタですが、「大和」と書くと「ダイワ」と呼びそうになる自分がイヤです。
予告編を見る度に涙するkossyです。
死んだら元も子もない。
特攻することの虚しさ、バカらしさがよく伝わってきたと思います。
しばらく心に残りそうです。
獅童君や反町くん、そして母や女性の「死んだらいけん」がとっても響いてました。あ・・コメントカブッテル・・
でもとってもいい映画でした。
周りの人もみんな泣いていたので、ホッとしました。
ちょうど、映画のお母さんたちと同じ年齢層が多かったためかもしれません。やはり息子が戦争へとなると・・・
>朧様
「死んじゃいけん」という言葉がずっと響いてます。
やりきれない気持ちで胸がいっぱいになりました。
ううう・・・
この監督の映画は面白いのですけど、『北京原人』だけは見なくても大丈夫です・・・
そのほかにも、ほんの短い台詞によって見終わってから考えさせられるところが随所にあったように思います。
監督の作品も聞いたことがあるものばかりだったので、今度見てみような。
泣く、とは聞いてたんですが、ほんとにこんなに泣くとは。。。
劇場全体が泣いてました。
邦画でこんな映画ができたことに驚きと喜びです。
乗っていた人の話も貴重ですね~
戦争の重さがずしりと伝わりますよね。
もう一度見たくなってきました・・・
いい映画でしたね。
思い出すと、また、考えさせられます。
こちらの試写会では、実際に、大和に
乗っていた人が、話をされていたので、
余計、ズシンとくるものがあります・・・。
俺は前半の白石加代子さんのたった一言にすでにやられました。「死んじゃいけん」って、かなり力強い言葉でした。
これでもか、これでもかと攻撃され、ほんとにつらかったですよね・・・ううう
ほんとに泣けました。
私が行った試写会ではアンケートで
「どんなシーン、言葉が印象に残りましたか」って
ありました。
やっぱり余貴美子さんのシーンかなって思って
そう書いてきました。
でも戦闘シーンはつらすぎました・・・
アンケートがあれば俺も書きたかったです。
抽選会でファンヒーターを当てた人をうらめしそうに見つめて、会場を後にしました・・・
鈴木京香だけはちょっと浮いてましたけど、仲代達矢の演技によってすくわれましたよね~あの少年(鉄人28号の)も何となく良かったです。
>こっちゃん様
ありがとうございます。
カタキをうってくださいね。
今年は『ニライカナイの手紙』でもいじめられちゃいましたもん。いい役をとりすぎですわ。
あの沈んだ大和を引き揚げてしまったら、ヤマトが完成しませんよね。波動砲も無理かな・・・
>サク太郎さま
頑張ってくださいね。
>ふくちゃん様
蒼井優ちゃんまでもが舞台挨拶に来てたら、ちょっと追っかけしちゃったかもしれません・・・
生きる勇気を無くしてしまった人は彼女に「死んじゃいけん!」と言ってもらえば効果抜群です。
「もういいだろう、負けを認めるから・・・やめてくれ」と俺も心の中で叫んでしまいましたよ・・・
舞台挨拶つきの試写会、うらやましです!
蒼井優ちゃんが来ていなかったのは残念でしたね
余貴美子さんの演技に僕もやられてしまいました。
あのシーンで不覚にも涙が・・・。
戦闘シーンはこれでもかというほどの迫力でした。
「もういいだろう」という言葉にうんうんとうなずいてしまったほどです。
この度私、癒しをテーマにしたブログを開設いたしまして
ご挨拶周りをさせて頂いております。
ブログの諸先輩方、
今後ともよろしく御願いいたします。
悪い子ちゃんねッ!
さて、この映画、ほんとスゴイ迫力でした。
鳥肌が立つほどの戦闘シーンを観たのは久しぶりです。
しかも日本映画で観たなんていうのは初めてかもしれません。
伝わってきましたねズシンと。
戦争はイケません。悲しすぎます。
大和の悲鳴が聞こえたような気がします
おお、大和。
宇宙戦艦に生まれ変わるまで待ってておくれ
全然期待せずに観たのですが、すごく良かったです!
私も試写会で観たので、敬意を払ってアンケートは
一生懸命書いておきました☆
鈴木京香の画だけ特撮モノに見えたのは
私だけでしょうか?笑
でも反町隆史は、“ソリマチ”じゃなくて
意外と安心して観れました。
ぜひ多くの人に観てもらいたいですね。
ええ、泣きました(笑)
まず白石加代子さんで・・・次に蒼井優で・・・
話題になって、ヒットして、本当にこのような悲惨な戦争をおこさないために何をすればいいかと考えることができれば、価値がでてきますよね。
ちょっとドキドキしてます。
>Ageha様
是非ご覧になってくださいませ。
年末になって、命を尊ばない事件が多発しております。反町くんの台詞にいい言葉があったんですよ。「15歳の少年に・・・」という言葉が!
彼らはみな国を守るために死ぬんだという教えられた通りの行動をするのですが、それが痛くてたまりません。
ただ、宣伝に使われてるような「君のためなら死ねる」みたいな言葉ってあったかどうか・・・
結構俺好みの作風だったので満点にしましたけど、万人に受け入れられる映画ではないかもしれません。
でも日本人なら一度は観ておかねばならない映画に仕上がっていたように覆います。
>FROST様
俺はそのドキュメンタリを観たいです。。。
この映画では「女たちの大和」といったような視点を随所に描いているため、バランスがいいのです。
愛する人を守りたい・・・この言葉もなかったような・・・
タダ券朝日新聞でもろたし、多分同伴してきます。(おい)
どんな理由があるにせよ人が人を殺す映画です。
ただね、当時の人が建前であれ「お国のために」
って戦ってたのをもう
正々堂々と「君を守るためなら死ねる」といえる時代になったのかなと。
戦争に駆り出しておきながら「生きろ」と
言える映画を作れるようになったのねと。
確かに右からも左からもクレーム来そうですね。
Kossyさんも泣いてしまったんですね・・
戦争映画というだけで きっとケチつける人はいるだろうと思いますが、
でもそれだけ話題になって 平和ボケしている私達に色々考える良いきっかけになればいいんじゃないかな~
白石加代子さんと余貴美子さんの演技には、ほんと心打たれました。
しかも満点!
前売り券は買ってあるものの,
期待度は低かったんですが,
なかなか良いドラマになっているようですね。
期待することにします。^^
俺も今年一番だと思います。
予想される右からのツッコミは「史実通りじゃない」「大和を華麗に描かなきゃ」「国の命令が悪いように描かれている」etc.
アジア諸国からの反応は記事の通り。
純粋に観れば、戦争は絶対に起こしてほしくないという気持ちになるはずですよね。
鈴木京香だけは・・・残念です。
それでもやっぱりケチはつけられるのでしょうか?
他の女優さんが良いだけに、鈴木京香は役がらがアレでは浮いていてかわいそうでした。