ホモだからといってエルトン・ジョンを馬鹿にするな!あんただってスカート穿いてるゾ!
映画はトニー・ブレア(マイケル・シーン)が英国首相に就任し、2か月後にダイアナ元皇太子妃が交通事故により急逝した頃から始まる。当時のニュース映像もふんだんに用いて、そっくり俳優大集合のような映像をかぶらせてリアリティを追求した映画になっていました。ダイアナのショッキングな訃報を聞いた当時を思い出してしまい、すでに涙腺決壊状態。“ピープルズ・プリンセス”の言葉通り、全世界の一般人が憧れていた王室の女性。「イギリス国民の4分の1が王制廃止を望んでいる」といった世論にも、映画の中であるにも拘らず同調してしまいそうにもなりました。
しかし、イギリスの象徴でもあるエリザベス女王。映画俳優やミュージシャンが「サーの称号を与えた」などとニュースを聞くたびにエリザベス女王を思い出すのですが、「神と国民に仕える」などと言われると、王制は残しておくべきなどとも思ってしまいます。労働党党首でもあり、革新的なトニー・ブレアなどとも訳されてましたけど、ブッシュと一緒にイラク戦争に加担している人物なので、映画では最初から胡散臭かった。要するに女王を擁護して、何かと利用しようとしている狡賢い奴にしか見えないので、ストーリー的にものめり込めませんでした・・・
そんな中でヘレン・ミレンとジェームズ・クロムウェルの演技はさすがに良かったです。特にヘレン・ミレンの歩く姿は完全に本人になりきっていた(とは言っても実物の女王はよく知らない)。森で牡鹿と邂逅するシーンも素晴らしい演技でした。「逃げなさい」と伝えようとする優しい心を感ずるものの、あれだけ立派な角を持った鹿なんだから、ダイダラボッチかもしれないぞ!と安心して観てしまいました。鹿の首が・・・
Her Majestyとかdignityという言葉が耳に残ります。そういえば、ポール・マッカートニーもサーの称号を受けたんだっけ・・・などと思い出しながら、エルトン・ジョンの姿を発見したり、スピルバーグやトム・ハンクスを発見できたのも楽しかった。残念なのはエルトンがダイアナ元皇太子妃への追悼として歌った「Candle In The Wind」が聴けなかったことだろうか・・・
★★★・・
映画はトニー・ブレア(マイケル・シーン)が英国首相に就任し、2か月後にダイアナ元皇太子妃が交通事故により急逝した頃から始まる。当時のニュース映像もふんだんに用いて、そっくり俳優大集合のような映像をかぶらせてリアリティを追求した映画になっていました。ダイアナのショッキングな訃報を聞いた当時を思い出してしまい、すでに涙腺決壊状態。“ピープルズ・プリンセス”の言葉通り、全世界の一般人が憧れていた王室の女性。「イギリス国民の4分の1が王制廃止を望んでいる」といった世論にも、映画の中であるにも拘らず同調してしまいそうにもなりました。
しかし、イギリスの象徴でもあるエリザベス女王。映画俳優やミュージシャンが「サーの称号を与えた」などとニュースを聞くたびにエリザベス女王を思い出すのですが、「神と国民に仕える」などと言われると、王制は残しておくべきなどとも思ってしまいます。労働党党首でもあり、革新的なトニー・ブレアなどとも訳されてましたけど、ブッシュと一緒にイラク戦争に加担している人物なので、映画では最初から胡散臭かった。要するに女王を擁護して、何かと利用しようとしている狡賢い奴にしか見えないので、ストーリー的にものめり込めませんでした・・・
そんな中でヘレン・ミレンとジェームズ・クロムウェルの演技はさすがに良かったです。特にヘレン・ミレンの歩く姿は完全に本人になりきっていた(とは言っても実物の女王はよく知らない)。森で牡鹿と邂逅するシーンも素晴らしい演技でした。「逃げなさい」と伝えようとする優しい心を感ずるものの、あれだけ立派な角を持った鹿なんだから、ダイダラボッチかもしれないぞ!と安心して観てしまいました。鹿の首が・・・
Her Majestyとかdignityという言葉が耳に残ります。そういえば、ポール・マッカートニーもサーの称号を受けたんだっけ・・・などと思い出しながら、エルトン・ジョンの姿を発見したり、スピルバーグやトム・ハンクスを発見できたのも楽しかった。残念なのはエルトンがダイアナ元皇太子妃への追悼として歌った「Candle In The Wind」が聴けなかったことだろうか・・・
★★★・・
ただ、これで「開かれた王室云々」というのはちょっと…と思わないでもなかったのですが。
それにしても「ディア・ハンター」が出来てしまう王室領地の広さに改めてびっくりでありました。
イギリスの首相の任期ってどのくらいなのでしょう?
サッチャーさんはカナリ長かった気がしているけれど、50年で10人といえば平均5年。
映画を観る限りでも、ブレア氏は優秀なのかしら?と思ってしまいます。が、
>ブッシュと一緒にイラク戦争
映画に騙されてしまったかしら?(笑)
いや~ん、また笑っちゃいました。
たしかに、殿下だってスケートはいでるでねーのって
感じでした。ザブトン5枚。
わたしはどちらかといえば似てるんだか似てないんだか
はっきりしないチャールズのほうがうさんくさかったかもです。
どうも、お久しぶりでありがとうございます。
「Candle In The Wind」はあえて使わなかったのですね~なんとなくそんな気もしたのですが、前半だけ観るとダイアナ妃のための映画だったような気もして・・・(汗)
事故の直後に鹿狩りをしてしていたことが国民にバレだらどうなるんだろうとヒヤヒヤしながら観てましたけど、ちょっと微妙でした・・・
>たいむ様
それよりも女王の任期がすごい・・・任期って言ってもいいのか知りませんけど(汗)在位ですよね・・
ブレア在任中に色んなことがおこって、女王としてもかなり印象に残る首相ってことかなぁ。さすがに政治に疎い俺は任期まで知りません・・・
権力を握ると、いくら革新的であってもダメダメ首相になるってことなんでしょうかねぇ・・・
>mako様
う、笑ってもらえてうれしいぃ~
色々思い出したんです・・・キャンディキャンディとか米シティ・ローラーズとか(笑)
イギリス人にとってはスカート=女性という概念はないのでしょうか?1度本国人(スコットランドじゃないところ)で聞いてみたいものです。
チャールズも顔のアップが少なかったから
ごまかされましたねぇ~
トム・クルーズがニコール・キッドマンと来てましたね。あのあたりだけ、一時停止していろいろ確認したかったです(^^;
社会批判要素はおいといて、女王、かっこよかったです。
前半はダイアナ妃を思い出させる映像ばかりだったしね。ここでエルトンの曲を流すと女王の映画じゃなくなってしまうからかも・・・
トムとニコール!
う~む、見落としたか・・・
同じく、あの部分は映画ファン向けの映像でしたよね。
もっと見たかった(笑)
いや見る価値は、ありましたね
日本の皇室とイギリスの王室はいまさらながらまったく違うのがよくわかりました。
なんせ王位を捨ててまで恋愛を成就させるお国柄なんだもんなぁ(笑)
ヘレンといえば西川ヘレン!
俺はヘレン・レディまで思い出しちゃいます・・・古っ
実物の女王と見比べてみると、ヘレン・ミレンの年齢はちょっと若いんですよね。エリザベス女王の若い頃とそっくりというか・・・(笑)
クイーンの歌もいいですよね。
>しんちゃん様
王制の国であればどこでも民衆との隔てを無くしたいと思うのが近代の立憲君主制。
厳粛そうにみえても浮気問題とか起こる国なんて凄いと思ってましたが、一般市民はどんな感情を抱いているのかもっと知りたいと思いましたです。
王制廃止を望んでいる人のパーセンテージも結構変動しそうだし・・・みんな注目してるんですね。
アノ鹿、、、ダイダラボッチだったら怖いです><
でもあの森の中でのシーンとても良かったですね。
私ケータイ持ってるなんて思わなかったから
ハラハラしちゃいました。