2006年カンヌ国際映画祭

　カンヌ国際映画祭授賞式がまもなく始まります。

　今年のカンヌはオープニング作品である『ダ・ヴィンチ・コード』の話題によってかなり賑わいましたが、肝心のコンペティション部門を全く注目していませんでした！（汗）

　5月26日現在での下馬評は圧倒的にペドロ・アルモドバル監督の『ヴォルベール』が有力視されているのですが、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の『バベル』、ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督の『気候』がその次に続き、ナンニ・モレッティやアキ・カウリスマキもどう絡んでくるのか見ものであります。また、賛否両論となっているソフィア・コッポラ監督の『マリー・アントワネット』も興味深いのですが、主演がキルスティン・ダンストですからねぇ・・・まぁ、審査員はどのように判断するのかわかりません。審査員長がウォン・カーウァイだからなぁ。ちなみに、ムービープラスの「パルムドールを当てろ！」では『ヴォルベール』に投票しておきました。

《以下実況中継》（眠ってしまわなければ・・・）

　結局、寝てしまいましたが、脚本賞、グランプリ、パルムドールだけは見ました！ケン・ローチ監督の受賞の言葉がなかなかよかったです（雰囲気ですけど）。

○パルムドール
「大麦を揺らす風」監督：ケン・ローチ

○グランプリ
「フランダース」監督：ブリュノ・デュモン

○脚本賞
「ヴォルベール」ペデロ・アルモドバル