東京タワーには上ったこともなく、近づいたこともない。カウントダウンで消えてしまったときは、あのマジシャンがまたやってるのかと思った・・・(恥)
まるでバブル期に多かったトレンディドラマの残骸のような設定と映像。CMプランナーとして成功を収めている夫と青山の一等地でセレクトショップを経営する詩史(しふみ)という二人は、250坪のマンションと別荘を持つ勝組夫婦なのだ。原作者の他の著作は全く知らないが、こうした人口の1%未満の金持ちを扱うモノが得意なのだろうか、それともドラマの見過ぎなのだろうか、とにかく一般庶民が全く登場しない映画というのも久しぶりだった。別に僻んでしまって貶すというのではないが、“映画とは庶民のモノである”という持論の観点から言えば、この映画は最低だ(ファンの方すみません・・・)。
つまらなくしている原因として、まず、金持ちのマダムと不倫をする大学生透が母親の手で育てられたという環境を生かしきれてないことがあげられる。また、ストーリーの手抜き加減も露呈していて、耕二と喜美子のカップルの脚本がハチャメチャである点。キスもしてない二人がプレゼントしたり金を払ったりという状況はいかがなものか?考えすぎて失敗しているところなのでしょう。耕二は医者の息子であるのに、地下駐車場でバイトするのもおかしいし、高校の同級生吉田家との因縁も疎かにしたままであるのも納得がいかない。こうした設定だけでなく、別れる予定であるのに「今日別れるのは嫌だ」というわがままな男の説明がないといった、男女の心理面の描写もなっていない。
不倫についてもおかしな点だらけ。大人であるはずの詩史と喜美子は二人とも「不倫のルール」を若者に教えていない!!! これでは最初から夫にバレてもいいし、離婚してもいいという覚悟があっての態度ともとれるし、単なる色情魔だともとれる。最大の見せ場であるはずの場面で「壊れたおもちゃには用がない」と言っておきながら結局は・・・という展開も意味不明。
ひどい映画だと思わせるところはまだまだある。決め台詞や名言を意識したようなわざとらしい台詞が全てすべっていることだ!「結婚してよかったことは一緒に食事できること」と言いながら仕事のため全く夫婦で食事してないストーリーは頭がおかしいとしか思えなかった。他の映画では大胆に脱いでいる女優二人が肝心な部分を隠すという点も男性客は怒りを感じる部分かもしれない・・・
そんな中でも美術面、特にベッドの上の絵画や東京タワーの美しさ、フラメンコのシーンやエンディングの山下達郎の音楽はよかった・・・(それだけ?)。えっと、それから、これはペタジーニ選手の自伝じゃないですよね?(汗)
★・・・・
・東京タワー@映画生活
まるでバブル期に多かったトレンディドラマの残骸のような設定と映像。CMプランナーとして成功を収めている夫と青山の一等地でセレクトショップを経営する詩史(しふみ)という二人は、250坪のマンションと別荘を持つ勝組夫婦なのだ。原作者の他の著作は全く知らないが、こうした人口の1%未満の金持ちを扱うモノが得意なのだろうか、それともドラマの見過ぎなのだろうか、とにかく一般庶民が全く登場しない映画というのも久しぶりだった。別に僻んでしまって貶すというのではないが、“映画とは庶民のモノである”という持論の観点から言えば、この映画は最低だ(ファンの方すみません・・・)。
つまらなくしている原因として、まず、金持ちのマダムと不倫をする大学生透が母親の手で育てられたという環境を生かしきれてないことがあげられる。また、ストーリーの手抜き加減も露呈していて、耕二と喜美子のカップルの脚本がハチャメチャである点。キスもしてない二人がプレゼントしたり金を払ったりという状況はいかがなものか?考えすぎて失敗しているところなのでしょう。耕二は医者の息子であるのに、地下駐車場でバイトするのもおかしいし、高校の同級生吉田家との因縁も疎かにしたままであるのも納得がいかない。こうした設定だけでなく、別れる予定であるのに「今日別れるのは嫌だ」というわがままな男の説明がないといった、男女の心理面の描写もなっていない。
不倫についてもおかしな点だらけ。大人であるはずの詩史と喜美子は二人とも「不倫のルール」を若者に教えていない!!! これでは最初から夫にバレてもいいし、離婚してもいいという覚悟があっての態度ともとれるし、単なる色情魔だともとれる。最大の見せ場であるはずの場面で「壊れたおもちゃには用がない」と言っておきながら結局は・・・という展開も意味不明。
ひどい映画だと思わせるところはまだまだある。決め台詞や名言を意識したようなわざとらしい台詞が全てすべっていることだ!「結婚してよかったことは一緒に食事できること」と言いながら仕事のため全く夫婦で食事してないストーリーは頭がおかしいとしか思えなかった。他の映画では大胆に脱いでいる女優二人が肝心な部分を隠すという点も男性客は怒りを感じる部分かもしれない・・・
そんな中でも美術面、特にベッドの上の絵画や東京タワーの美しさ、フラメンコのシーンやエンディングの山下達郎の音楽はよかった・・・(それだけ?)。えっと、それから、これはペタジーニ選手の自伝じゃないですよね?(汗)
★・・・・
・東京タワー@映画生活
「恋はするものでなく、落ちるもの」をとことん追求し、生々しい恋愛を映像化できたものだと感心してみていました。消そうとしても消せない情愛表現もドロドロ一歩手前で止めていましたが、一緒に居られない時間があることがさらに行動を加速していく過程をみていると 切なくて 心が痛みました。
喜美子の「酢豚」嫌いに納得し、詩史の「壊れたおもちゃ」の台詞は「春の日は過ぎゆく」の消火器の台詞を思い出しました。
吉田家代表の平山あやのエピソードもストーリーに深みを出していた。
心の傷を認めたときに、精神も生活も安定するという、切ない映画でした。
ツッコミどころ満載で、そういう意味では盛り上がる映画でしたネ(汗
エンディングが原作と違うのが売りの1つみたいですが、「取ってつけ感」たっぷりで、悪ノリにしか思えませんでした(原作よんでませんけど)
ともあれ、ジャニーズファンには傑作らしいです。
僕は、シトロエンがかっこよかったのでヨシとしておきます。
私は山下達郎は、なんでこんな映画の音楽を
引き受けたんだろうとまで思いました。
いやあ、ひどかったです。
東京タワー、公開されましたね♪
>仕事のため全く夫婦で食事してないストーリーは頭
>がおかしいとしか思えなかった。
↑、かなり笑えましたが納得でもありますね~(^-^)
インタビューで何を聞かれてもとぼけた笑いをする黒木瞳よりも、体当たり熱演派?の寺島しのぶに一票って感じです(^-^;
ばっさりいっちゃいましたね・・・(汗)
この映画って台詞が要らない映画なんだと思いますよ。
テレビで放映するときは音楽でも聞きながら観るのもいいかもしれない。
平山あやのキレ方は良かった!
寺島しのぶの追突シーンもよかったし、いい場面は結構あったのです。
とにかく台詞を大事にしようとして駄作にしてしまったとしか思えません・・
>K藤(グルグヴァ)様
俺も楽しみました。
こうやってブログを書く楽しみが出てきますからね(笑)
だから「金返せ状態」にはならなかったです。
>えい様
今年のワーストが決定しちゃいました?
今年はワースト候補邦画がいっぱいありそうで困ってるんですけど・・・
>海さま
江国ファンにケンカを売ってるとしか思われない感想をかいてしまい、ちょっとビクビクしています。
確かに寺島しのぶは良かった。
昨年の女優賞を総なめにしたのもわかりますよね。
私は原作を持っていて大好きなのですが配役が気に入らない(黒木さんのみ)ので見に行く気が失せてるんですが一応見たいとは思っているのですが悩んでます(笑)
江国さんの作品を映画化って難しいと思います(笑)
江国ファンとしてはどうしたものかと(笑)
原作ありの映画だと難しいところありますよね。
差て私はいつ見に行けるのだろうか!?
それに、岡田は黒木によって腑抜けにされているので、恋愛過程については全然わかりません。
ストーリーは黒木も腑抜けになっていくところが見所ではないかとおもいます。
物語の中心は、寺島と松本が演じるところにあり、どちらを腑抜けにさせるのかのバトル争いと、落ちていくドロドロさが楽しめます。(笑)
どちらのカップルも男は行け行けどんどんですが、女は躊躇い、立ち止まり、悩んでいきます。
σ(^_^)アタシ的にはこの心情描写がたまらなく好きなんです。
「幸せじゃないけど今の生活に満足している」というのが本音か嘘か 見てのお楽しみ。
私冷静と情熱の時も、なにがいんだろ?と思ってて今回もダメだったんですよ
いいシーンもあるけど非現実的すぎで覚めた目でみてしまいます
でも最後にタツローの歌がバン!と入ってきた時には仰け反りそうになりました。せめて竹内まりあ位でとめてくれよ~。
こーいう映画アリなんですな。まったく参ったです。事情があって見る羽目になってしまって、参りました。空虚。スッカラカン。笑い飛ばす元気もなくなる、むむむむmmmm。。。。。
東京タワーで終れよな~って!?
主役4人の気持ちを理解できず、
のめりこんで見れませんでした。
なんで好きなん?って思ってしまって…。
原作はどういう結末なんですか?
ご存知の方がいたら教えてください。